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【 スマホレビュー】京セラ DIGNO T 302KCレビュー 防水防塵耐衝撃と重ねたタフネス端末


どもー今回は

京セラの302KC DIGNO Tをレビューします。

スマートソニックレシーバーによって受話口のないスタイル。もちろんDIGNOロゴもあります。


裏面。マット加工になっており、手触りは良い部類に入る。

本体の下部にUSB端子、上部にイヤホンジャックがあります。どちらもキャップレス防水となっています。

また、防水端末ながらバッテリー交換が可能という珍しい仕様です。

本機種はY!mobile向けの端末で、E-MobileからY!mobile名義に変わった際の最初の端末でもあります。
2014年の夏モデルでありますが、ミドルレンジなので性能は控えめです。


主な性能は以下の通り

SoC Snapdragon 400(MSM8226)
Quad Core 1.2GHz
RAM 1.5GB
ROM 8GB
カメラ フロント120万画素、リア800万画素
画面 4.5インチ 960×540(qHD)
バッテリー 2000mA(取り外し可能)

OS Android 4.4.2
防水、防塵機能を搭載


購入経緯

いたって単純。Nexus 6を購入したのですが、あまりに本体が大きい(6インチ、iPhone 6Puls並み)ので通話が困難。
そのため、Lumia 630を通話用として使っていたのですが…Windows 10 mobile insider Previewを入れていたのもあって動作がかなり不安定でした。

つまり、スマホがでかすぎたので電話が欲しくなった

そしたらうまい具合に302KCが中古6480円で売られてるのを発見!SIMロックはかかってるもののLTE対応クアッドコア端末がこの値段なら安い。という事で購入しました。


通話用は後にBlackBerry Bold 9780を購入してるので電話機として使ったのは2月ほどだったりするのです。

今はスキャナ…じゃなかった。あるゲーム用のバックアップ端末として利用してます。

防水防塵のワイモバイル向け端末であったのも後押ししましたが…



そして、この機種。ガラスマではないのです。元々はhydro iconという名前で主に米国で販売された機種の逆輸入版でもあるからです。


実は海外で日本製スマホと言うと…

SONYの次に上がってくるメーカーは
な、なんと京セラなのです。

海外では「スタイリッシュなタフネス端末」として好評を得ました。
なので、日本で販売されたDIGNOブランドの機種とは大きく路線が違いますね。

そのため、日本メーカーの端末でありながらストラップホールが無かったりします。


さて、この機種の特徴は何と言っても防水、防塵、耐衝撃が売りののタフネス端末であることです。

確かに京セラと言えば、Torqueシリーズでも知られるようにタフネス端末にはかなり力を入れてますね。

海外ではこのジャンルで新たな市場を開拓しています。また、高級機路線に走らずにエントリーモデルを中心にライナップしてることもあり、一定シェアがあるとのことです。

ですが、この機種はTorqueシリーズに比べるとデザインはシンプルになっています。さりげないタフネス端末とも言えそうですね。

防水性能はIPX5/7。防塵はIP5Xと普段使いでは問題ないレベルですね。

その上、この機種ではMIL認定の(米国国防総省規格)耐衝撃性も兼ね備えています。

Y!mobileでの位置付けでもエントリー向け端末なので端末価格も比較的安いです。


操作感


この機種にはJoy Homeというランチャーアプリがプリインストールされています。

スマホ初心者でも扱いやすいUIにしたりすることもできるので、スマホが初めてでも安心です。

私はすぐにNova launcherにしてしまったのであまり詳しくは書けませんが、他のキャリアのもの(docomo Palette UIなど)に比べるとあまりカスタマイズされてないのが特徴ですね。

また、Y!mobileの端末でもあるためか、他のキャリアよりも初期搭載アプリが少ない機種でもあります。


今回通話機として利用してますが、スマートソニックレシーバーはなかなか良いですね。
受話口に耳を当てなくても画面に耳を当てるだけで音声が聞き取れるのです。
通話機としては優秀でしょう。

通話品質は…Softbank系列なので察してください。


クアッドコアの恩恵もあってか動作ラグなんかは思ったほどありません。
ですが、SD400なのもあってS4Proや800端末に比べると劣る印象はあります。

ベンチマークスコアはS4 Plus 1.5GHz (デュアルコア)とほぼ同じくらいなので、性能的には2012年の夏モデルのハイスペックくらいですね。

Android 4.4に1.5GBのRAMと言うのも、キビキビとした動作に関わってくるでしょう。


画面はqHDとややひかえめですが、価格等を考えれば標準と言えるでしょう。


耐衝撃性能はなかなかですね。私もIngress中に何回か落としてしまったことがありますが、本体に軽くキズがつく程度で画面にはキズがありません。普通なら割れてしまうような高さから落としても割れなかったので驚きました。

発熱は防水端末なので仕方ない部分もありますが、控えめな部類だと感じます。ひと昔前のARROWSとかに比べればかなりマシです。

UIは今までのDIGNOシリーズに比べるとそれほど大きくカスタマイズされてないですね。
おサイフケータイワンセグがあるわけでもないですし…

バッテリーは2000mAとこのクラスでは標準ですね。
取り外しできる点も好感が持てます。

ソフトウェアキーも画面外にあるので、広く画面を使えるのも良いでしょう。

スピーカーはやや残念な部分もありますがまぁ、価格的に見ても許容範囲内です。

カメラはそこそこ。個人的にはGoogleカメラにすると標準カメラより綺麗に撮れました。



総評

基本使用料も安く、防水防塵耐衝撃と揃ってます。
つい最近までは端末料金込みで月々2980円(月7GB+通話)という破格の料金プランで販売されていました。

残念ながらおサイフケータイなどには非対応ですが、この大きさなら二台持ちという選択肢は十分にありだと思います。

私は通話用ということで利用してますが、なかなか便利に利用してます。


安価でタフな端末を探してる方にはもってこいの端末でしょう。


それでは今回はこの辺で(・ω・)ノ