ASUS Japanは6月26日。日本向けに「新型のZenfone」を7月3日に発表すると予告した。
合わせてX(旧Twitter)にて、引用リポストで国内発表される機種名を当てた方に新製品をプレゼントするキャンペーンも実施している。

公式サイトには「New Zenfone」と題したティザーが現れ、奥にスマートフォンが伺える。
このフォルムは読者の方には馴染み深いと思われるが、すでに海外にて発表、発売されているZenfone 11 Ultraと予想される。
Zenfone 11 Ultraは同社のゲーミングスマートフォン「ROG Phone 8」とプラットフォームをある程度共通化した「一般向け」製品だ。ゲーミング特化の機能を一部廃した代わりに翻訳機能をはじめとしたオンデバイスAIなどをアピールしている。
実は先行販売されている海外向け製品も技適を取得しており、日本での発売も期待されている製品だ。特にIP68等級の防水防塵かつイヤホンジャックを備えるハイエンドスマートフォンが希少になっていることもあり、そのようなものを求める消費者にはマッチしそうな商品だ。

海外版はすでに技適も表示できる
鳥取砂丘をイメージしたカラーリングも展開されるZenfone 11 Ultra
一方で、日本で一定のニーズがある「小型のZenfone」ではない点は留意していただきたい。サイズや基本的なスペック周りはROG Phone 8とほぼ同じだ。また、「Ultra」とついているものの、過去のZenFone 3 Ultraのような大画面端末でもない。
日本向けとなれば、先行したROG Phone 8や過去のZenfoneシリーズ同様にFeliCaに対応した仕様で販売する可能性が高い。価格面でも海外ではROG Phone 8と比較して2万円ほど安い設定のため、これに倣うのであれば日本でもかなり戦略的な価格設定になるはずだ。
日本でもハイエンドスマートフォンのラインナップが増えることは喜ばしい。発表を待ちたいところだ。
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