はやぽんログ!

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【デレステ】デレステ2周年。動作環境 Android端末 iPhone iPad等をまとめてみました

どもー今回は


デレステ2周年…はやいな。はやいよ


これを書いてるということは…マジカルミライも近いのです。もう来週なのです!


今年はセレンディピティパレード…


まさか、私も現地(宮城、石川、幕張)に行くとはとても思わなかったです。


予定としてはSSAしか行く予定でなかったのですが、プロデューサーの「○○現地は行きませんよwは嘘」を見事に体現してしまいました。




お菓子おいしい


と言うことで2年間の成果をまとめてみようと思います。


1年目はとにかく動くデバイスを探しましたが、2年目は快適に動く方面で検証を行いました。


また、ゲームシステムもアップデートにてエフェクトを通常よりもリアルに描く3Dリッチモードが追加されました。


2年分の検証


2年で160機以上の機種で試しました。

同じようなジャンルを扱う他のサイトにもかなり細かくまとめてあったりと

かなり盛況なジャンルなのかなと思います。


ただ、このブログではデレステリリース時に速報で動作報告したりといろいろやったりしてました。


おかげさまでデレステ記事はこの記事で6つ目になりますw


なぜだかわかりませんが、このあいだのSSAでお会いしたプロデューサーさんに


デレステ と検索した後にCPU名が出てくるようになったのははやぽんさんのせい」



とか訳のわからんことを言われるようになりました。


確かに最初の記事からデバイスごとにまとめると面倒で、

SoCごとにしたほうが圧倒的に書きやすかっただけなんですけどね。


でも、他の人が真似して…とは言いませんが確かに機種名よりもSoC名で動作報告してる方が圧倒的に多いなという印象はありました。

そのほうが楽ですもの。

機種ごとはタッチキャブレターの差とかも出るのであったほうが良いですが、こればかりは実機を触ってみないとになりますし。



リリース当初までは、対応APIだけで大まかの動作を割り出すことができました。

ここ最近のMVNO向けデバイスにMediaTec製SoCのモデルやHiSilicon製SoCを搭載する

ミドルエンドモデルが増えたため、世代が新しい=快適に動くではなくなってしまいました。



デレステの場合は特に顕著に表れています。

なので、SoCの世代ごとではなくGPU浮動小数点数処理性能(Flops)で見ないと分からなくなっていました。

以下まとめになりますが、表記の見方は以下の通りになります。




○SoC(CPU)モデル名 (コア数)

GPUモデル名(浮動小数点演算性能 GFLOPS)

SoC搭載機種名


となってます。

また、一部機種にある「ALU」はGPUの演算実行ユニット数ですのであまり気になさらずに。

○はデレステでの表記が3D標準

△はデレステでの表記が3D軽量

●はGPUがOPEN GL 3.1対応

▲はGPUがOPEN GL 3.1非対応



3Dリッチモードもいけるぞ!


3Dリッチモードを快適に動かせる環境は以下になります。


○Snapdragon 820/821 (4コア HMP 64bit)

●Adreno 530(407〜519GFLOPS)

搭載機 Xperia XZ,Galaxy S7 edgeなど



○Snapdragon 835 (8コア HMP 64bit)

●Adreno 540(567GFLOPS)

搭載機 Galaxy S8,HTC U11など


○Snapdragon 810 (8コア HMP 64bit)

●Adreno 430(324〜420GFLOPS)

搭載機 Xperia Z5,Nexus 6Pなど



※Exynos 8895 (8コア HMP 64bit)

●Mali G71MP20(371GFLOPS)

搭載機 Galaxy S8(グローバル版)など


Tegra X1 (8コア HMP 64bit)

Maxwell 256ALU(435〜512GFLOPS)

搭載機 Google Pixel C
(実はNintendo Switchはこれのダウングレード版を積んでる)



Tegra K1 (2/4コア 64bit/32bit)

●Kepler 192ALU (326GFLOPS)

搭載機 Nexus 9など


11/15日追記


Apple A11 bionic(6コア HMP 64bit)

●自社開発GPU (※630GFLOPS)

搭載機 iPhone X iPhone 8など


Apple A10X Fusion(4コア HMP 64bit)

●Power VR GT7800Plus?(※592GFLOPS)

搭載機 iPad Pro 10.5インチモデルなど


Apple A10 Fusion(4コア HMP 64bit)

●Power VR GT7600Plus(※516GFLOPS)

搭載機 iPhone 7シリーズ


Apple A9X (2コア)

●Power VR GT7800Plus(※574GFLOPS)

搭載機 iPad Pro 9.7インチモデルなど


Apple A9 (2コア 64bit)

●Power VR GT7600 (326GFLOPS)

搭載機 iPhone 6sシリーズ iPad 第5世代など


※指数換算にて計算。正確でない可能性あり


3Dリッチモードが快適に動作するかの目安が300GFLOPS以上の浮動小数点演算精度を持つGPUを搭載してることになります。

現状、Snapdragon 835とApple A11がずば抜けて高性能と言えます。

また、2年落ちながらSnapdragon 810のGPUも300GFLOPSを超える高性能であります。

「熱い熱い」と言われたあの子も発熱対策さえしっかりしてあげれば

性能的には不十分ではないと思いますね。


内容としては


・2017年ハイエンドモデルに多いSnapdragon 835

・2016年ハイエンドモデルから安定して使われるSnapdragon 820/821

・2015年春のハイエンド機に搭載され軒並み発熱に悩ませられたSnapdragon 810

Galaxy S8/Note8の一部地域向けに搭載されているExynos 8895

・Pixel Cに搭載されているTegra X1

Nexus 9等の一部ハイエンド機に搭載のTegra K1


・史上最強と言われしiPhone X/8シリーズ向けApple A11

・初の4コア化で流れを大きく変えたiPhone 7シリーズ向け Apple A10/A10X

Macbook超えの化け物といわれたiPad Pro向けApple A9X

・大幅な性能向上を遂げたiPhone 6s向けのApple A9


なので中々のハイエンドデバイスが食い込む形となっています。



また、動作自体は200GFLOPSクラスの機種でもいけるのですが、

高難易度楽曲では動作が厳しい楽曲もあったため今回は分けました。


以下に示すのはリッチモードでのプレイは場合によって控える方が良いと思われるデバイスです。




○Exynos 8890 (8コア HMP 64bit)

●Mali T880MP12(265GFLOPS)

搭載機 Galaxy S7シリーズ(グローバル版)など


○Exynos 7420 (8コア HMP 64bit)

●Mali T760MP8(210GFLOPS)

搭載機 Galaxy S6シリーズ,Note5など


※Kirin 960 (8コア HMP 64bit)

●Mali G71MP8(245GFLOPS)

搭載機 Huawei Mate9,P10など


Apple A8X (3コア 64bit)

●Power VR GX6850(287GFLOPS)

搭載機 iPad Air2


〇Snapdragon 660(8コア HMP 64bit)

●Adreno 512 (230GFLOPS)

搭載機 ASUS Zenfone 4など



こちらは8割くらいの場合で3Dリッチモードが動くデバイスになります。

もちろん、3D標準モードであれば問題なく動きます。

ここに入ってくるのは


・ミドルエンドとは思わせない性能を持つSnapdragon 660


・一部地域向けのGalaxy S7シリーズに搭載されているExynos 8890

・Galaxy S6シリーズに搭載されているExynos 7420

GPUに弱いKirinがそこそこマシになったKirin 960

・カスタムGPUでリリース当初は他SoCを圧倒したApple A8X




一般的には200GFLOPS以上の演算精度を持ち、一世代前の据え置きゲーム機である

PS3(224GFLOPS)やXbox 360(240GFLOPS)をも上回るモデルばかりです。

※Mali G71は現状デレステは非対応です。情報が少ないのであくまで動作可能かと思われる状態です。


また、iOS機はOSの最適化によってグラフィック機能は

同性能のAndroid機の2倍近い性能差があるとも言われてます。iOS機はあくまで参考です。




3D標準でも快適に動くぞ!


3D標準モードなら快適にプレイできるのは以下の環境になります。


○Snapdragon 805 (4コア 32bit)

●Adreno 420(172GFLOPS)

搭載機 Nexus 6,Galaxy Note edgeなど



○Snapdragon 808 (6コア HMP 64bit)

●Adreno 418(172GFLOPS)

搭載機 Nexus 5X,LG G4など



○Snapdragon 650/652 (6/8コア HMP 64bit)

●Adreno 510(180GFLOPS)

搭載機 Xperia X Compact,Xiaomi MiMAXなど


Apple A8 (2コア)

●Power VR GX6450(173GFLOPS 64bit)

搭載機 iPhone 6シリーズなど



△Snapdragon 801(MSM8974AC) (4コア 32bit)

▲Adreno 330(165GFLOPS)

搭載機 Galaxy S5,Xperia Z3など



Atom Z3580/3590 (4コア ※64bit)

▲Power VR G6430(163GFLOPS)

搭載機 Zenfone 2(RAM 4GBモデル),Zenfone Zoomなど

※ハードウェア的には対応しているが、32bitで運用されていることが多い




基本的には160GFLOPS以上というのが目安となります。

この世代はGPUAPIが変わる境目と言える部分ですので、性能差が結構出てる世代です。


世代の変わり目ながら、現在も通用するチップが多い印象です。


・32bit最強クラスのSnapdragon 805

・発熱対策のため15年秋冬モデルのAQUOSやARROWSに搭載されたSnapdragon 808

・日本ではXperia X Compactに搭載されているSnapdragon 652

・2014年秋冬モデルに多かったSnapdragon 801の高クロックモデル

ASUS以外ではほぼ見かけることの無かったAtom Z3580

・できの良いApple A7に比べられ、結果大差無いと言われてしまったApple A8


Snapdragon 801とAtomの上位機は高クロックタイプのGPUを搭載してるので、一応標準環境でも動作はできます。

ただ、発熱面から連続してのプレイは厳しい部分がありますのでこれらの機種は3D軽量の方が無難かなと思います


ちなみに日本ではSnapdragon 801 2.5GHzとあるのがMSM8974AC載機になります。




3D軽量なら行けそう!

以下に示すのは3D軽量環境が快適にプレイできる環境です。



△Snapdragon 801(MSM8974AB) (4コア 32bit)

▲Adreno 330(158GFLOPS)

搭載機 Xperia Z2,LG G3など


△Snapdragon 800 (4コア 32bit)

▲Adreno 330(130GFLOPS)

搭載機 Xperia Z ultra,Nexus 5など


○Snapdragon 625/626 (8コア HMP 64bit)

●Adreno 506 (130GFLOPS)


搭載機 Zenfone 3など


Apple A7 (2コア 64bit)

▲Power VR GX6430(115GFLOPS)

搭載機 iPhone 5S,iPad Airなど



○Kirin 950/955 (8コア HMP 64bit)

●Mali T880MP4(123GFLOPS)

搭載機 Huawei honor8,P9など


○Helio X20/23 (10コア HMP 64bit)

●Mali T880MP4(110GFLOPS)

搭載機 Freetel Kiwami 2,Elephone S7など


○Exynos 5433 (8コア HMP 32bit)

●Mali T760MP6(142GFLOPS)

搭載機 Galaxy Note 4など


△Exynos 5420/5422 (8コア HMP 32bit)

▲Mali T628MP6(103GFLOPS)

搭載機 Galaxy S5(グローバル版)など


Atom Z3560 (4コア ※64bit)

▲Power VR G6430(136GFLOPS)

搭載機 Zenfone 2(RAM 2GBモデル)など

※ハードウェア的には対応しているが、32bitで運用されていることが多い




快適に3D軽量を動かすには100GFLOPSが目安ですね。


MVNOで出てるデバイスでもHiSilicon製SoC搭載機やMediaTec製SoC搭載機は

GPU性能が弱いためか、3D標準と表示されても動かないということになりがちです。


実際に手持ちのHUAWEI P9やElephone S7でプレイしたところ標準環境ではややカクツキがあったりしました。


このクラスは主に


・2013年の秋から翌夏頃まで最強の座を築いたSnapdragon 800/801

・そこそこ動くミドルハイの位置を築いたSnapdragon 625

・史上初の64bit SoCにしてMetal対応のApple A7

・史上初の3クラスター、10コアSoCで価格帯的にも迷走中のHelio ※X20/X23/X25/X27

・16nmという微細化プロセス採用ながらGPU性能が惜しいKirin950/955

・20nmプロセス実験機とも言われるExynos 5433

・Snapdragon800の対抗馬と言われたExynos 5420



この当たりは3-4世代前のハイエンドと、MVNO向けミドルクラスが入り乱れる

ややカオスなラインナップです。


格安スマホとして売られている機種のスペック差がわかりやすい例かと思います。



ただ3D環境で動かすだけなら100GFLOPS以下の環境できますが、楽曲によってはかなり厳しいものと思います。


とりあえず3D軽量が動きそうだぞ!

下環境は3D軽量を動かすことはできる環境です。ただ、機種によって差が激しいのであくまで参考程度でお願いします。




Tegra 4 (4コア 32bit)

Geforce ULP 72ALU (97GFLOPS)

搭載機 HP 7 Extremeなど

※Tegra3の72ALU、Cortex-A15版と見ていいのでOPEN GL 3.0非対応

(無理やりながら動作は可能です。)


MediaTek Helio X10 (8コア 64bit)

▲Power VR G6200(90GFLOPS)

搭載機 Freetel Kiwami,Lenovo X2など



△Snapdragon 600 (4コア 32bit)

▲Adreno 320 96ALU(88GFLOPS)

搭載機 Galaxy S4,Optimus G Proなど



△Kirin 930/935 (8コア HMP 64bit)

▲Mali T628MP4 (87GFLOPS)

搭載機 Huawei P8Maxなど



△Kirin 920/925/928 (8コア HMP 32bit)

▲Mali T624MP4 (76GFLOPS)

搭載機 Huawei Mate 7など



○Kirin 650/655/658 (8コア 64bit)

●Mali T830MP2 (75GFLOPS)

搭載機 Huawei P9 Lite P10 Liteなど



○Snapdragon 615/617 (8コア HMP 64bit)

●Adreno 405(59GFLOPS)

搭載機 Moto X Play,VAIO Phone Aなど



○Exynos 7870 (8コア HMP 64bit)

●Mali T830MP2 (60GFLOPS)

搭載機 Galaxy Feelなど


▲Exynos 5260(6コア HMP 32bit)

▲Mali T624MP4(76GFLOPS)

搭載機 Galaxy Note 3 Neoなど


※Exynos 5410 (8コア 32bit)

▲Power VR SGX 544MP4(56GFLOPS)

搭載機 Galaxy S4(グローバル版)

デレステ非対応



3D軽量がなんとか動く最低ラインはAdreno 320と私は見ています。


△Snapdragon S4Pro (4コア)

▲Adreno 320 64ALU (58GFLOPS)

搭載機 Xperia Z,Xperia Aなど



なので最低でも55GFLOPSは欲しいですね。

それ以下の性能の機種で3D環境というのはかなりきついですね。

仮にこれらの機種でも3D環境では難易度hardとかまでが限界と言えます。


このクラスのものは


・爆熱なのは3のころからそのままのTegra 4

MediaTek初の64bit 8コア爆熱SoC Helio X10


・2013年夏ごろまでのハイエンド御用達Snapdragon 600

・格安でそこそこを叶えてくれたSnapdragon 615/617

・5年前に「スマホで快適な3D環境」という夢を叶えてくれたSnapdragon S4 Pro

・Kirin初の64bit SoC Kirin935

・Kirin初の8コアSoC Kirin925

・ベストセラーになりそうなNova/P9 lite/P10 liteに搭載のKirin 650/655/657

・日本ではGalaxy feel専用と言ってもいいExynos 7870

・日本ではほぼ馴染みがない6コア Exynos 5260

・史上初の8コアSoC Exynos 5410



MVNO向けの安価な機種向けのチップと混ざりスマホリッチコンテンツができる。

そんな光が見え始めたころのチップが入ってきます。

実際、Snapdragon S4 Proは史上初のOPEN GL3.0対応モバイルGPUを搭載した化け物でした。





この辺の機種はちょっときついかも


格安スマホのエントリー機ではデレステを3Dで動かすのは無理だ!というのは以下を見るとわかるかなと思います。



△Snapdragon 400/410 (4コア 32/64bit)

▲Adreno 305/306(21GFLOPS)

搭載機 VAIO Phone,Zenfone 2 lesar


○Snapdragon 430 (8コア HMP 64bit)

●Adreno 505 (48GFLOPS)

搭載機 Qua Phone PX,AQUOS U(2017年モデル)など


MediaTek MT6735 (4コア 64bit)

●Mali T720MP2(20GFLOPS)

搭載機 Freetel Priori 4,alcatel SHINE liteなど




前回記事でSnapdragon S4Proに偽装したExynos 4412はこんな感じです。


※Exynos 4412 (4コア 32bit)

▲Mali T400MP4 600MHz動作 (20GFLOPS)


搭載機 Galaxy Note IIなど

※ OPEN GL 3.0非対応のため、表示は2D標準



これを見ると低価格機でデレステができないなんで?(><)なのではなく


そもそもできないのです。


なぜなら2012年モデルくらいのグラフィック性能しか無いのですから。


さすがに3D軽量推奨の100GFLOPSの1/5

なんとか動く50GFLOPSの半分では動くものも動きません。



ここにいるのは


・エントリー機に8コアの波を吹きつけた Snapdragon 430

・エントリー機にLTE対応と言ったらこのチップとまで言わしめたSnapdragon 400/410

・1万以下でスマホという無茶な要望に応えた機種御用達の MediaTek MT6735/6737



ここにあるチップはほぼ全てエントリー向けであることがいえます。

価格を落とすことによるあおりを食ってしまうのはやはりGPU性能になってしまう。



そうなんです。格安機でゲームをする=数年型落ちの機種でやるということを念頭に

おかないと後になって後悔しますよ。


特に自分のやりたいコンテンツに必要なスペックを理解せず、「安い」という

理由だけで買い替えるのは危険です。下手をしたら前の機種のほうが高性能

なんてことも。


デレステはこの記事を見ていただければ確実ですが、他のコンテンツも買い替え前に

よく検討することをおススメします。

できればプレイ状況を試せるのが一番です。




端末メーカ別の印象


メーカー別評価になります。

ここからはやりやすいと思った機種をメーカーごとに大まかに分けてます。

あくまで印象ですので、参考程度にお願いします


★が多いほどやりやすい印象です。(最大5)


Apple

★★★★★

Apple機は開発環境が別口なだけあってタイミング調整等をほとんどしなくて

良い利点があります。これはとてもやりやすいです。

日本ではユーザー数も多いため不具合対応も早いのが良い点ですね。

iPadでは解像度からか若干動作が重いモデルがあるのは難点です。これが少し惜しい



オススメはiPhone 6s Puls以降の大画面モデル




SONY

★★★★


Xperia系ですね。Zシリーズ以降はタッチパネルの感度も良いのでプレイしやすいです。

各社キャリアからも多くリリースされているため、こちらも不具合等の対応はかなり早いです。

日本市場ではフラッグシップ機がメインのため、性能不足=型落ちになりますね。

オススメはXperia X Perfomance以降のハイエンド機です。



富士通

★★★


富士通と言ったらARROWSです。

実はTHE IDOLM@STERとコラボしたARROWS NX F-04Gという機種があったりしました。


*1

実質的にデレステに合わせた部分もあっただろうと思われるくらいハイエンド


とは裏腹にリリース当初からデレステはおろか、数年前の機種でも快適に動く

超軽量タイトル「モバマス」や「グリマス」でフリーズ。電源が落ちると言う暴挙を達成。


あまりにもまともに動かなかったことからシンデレラガールズの楽曲にちなみ

別名「アタシポンコツアンドロイド」もしくは「ポンコツアンドロイド

という名前がついてしまった。アイマスコラボモデル故に天命でしょう。



使ってみればSnapdragon 810のおかげでいつでも熱々です。

情熱が体越しに伝わると言うのはまさにこのことですね。

しまいには(基盤の)回路がショートしてメーカー回収を達成

「回路はとっくにショートしたの ばーん!(端末を投げる音)」

端末セールスはクール属性。中身は熱々のパッション属性。そして渾身のポンコツアンドロイド」命名によりキュート属性まで得てしまい、3属性は完全制覇してしまう。

まさにnew Generationsですよ。いろんな意味で。このご時勢に回収と言うのが


こちらのメーカーは国内メーカーと言うのもありましたので、デレステ運営陣のサポートは良かったのです。

機種によってはタッチキャブレターの感度があまり良くないモデルが多かったですかね。

あとよく熱くなる。ほんとぱっしょん


オススメは…強いて言えばARROWS NX F-02Gかなと思います。

ちょっと古いですが、3D軽量なら問題なく。

そういえば、Xperiaそっくりなな最新機種が出たんだとか。こいつは熱くないらしい。


SHARP 

★★★★

こちらは気がついたら外資になってたメーカーです。

AQUOS/AQUOS PHONEは液晶と電池持ちが強みのブランド

IGZO液晶を用いて省電力の方向に走ってたモデルが多いだけあって

一時期はハイエンドながら性能が抑えられてるモデルもありました。


2015年の冬ごろリリースのデバイスからは感度が悪いと言われたタッチキャブレターも

改善され、比較的安定したまともなデバイスが多い印象です。

世代によってはこのゲームとの相性がきっぱり分かれるので、

購入の際は世代に気をつけましょう。


オススメは2016年モデル以降のハイエンド機

3面薄縁のEDGESTデザインでは無くなったため、プレイしやすくなりました。


*2



SAMSUNG

★★★★

言わずと知れたGalaxyシリーズのメーカーです。

なんだかんだで日本ではハイスペックデバイスを投入するので、1世代前ながらしっかり動いたりと(良い意味で)期待を裏切られます。


自社生産のSoC「Exynos」はGPUもハイエンドモデルを搭載してくるので、このようなタイトルも問題なく動きますね。

オススメはGalaxy Note 4以降のハイエンドモデル。

大まかに5.1、5.5、5.7インチクラスと画面サイズを選べるので、

お好みのサイズでプレイできます。



Huawei

★★★

最近日本市場に力を入れてくれて素直に嬉しいです。

中国では言わずと知れたメーカーで、本家では日本なんてもんではないくらい

多岐なデバイスがリリースされています。


子会社にHiSilicon社があり、ここでKirin SoCが製造されています。

Kirinは中位クラスのGPUを導入しているためGPU性能が弱い。


結果として同世代機よりもグラフィック性能が劣るのが難点ですね。

また、機種によってはタッチパネルの抜け(感度不良)があるので選ぶのであれば

ハイエンド機をオススメします。


オススメは honor 8と言ったKirin 950世代デバイス。3D軽量なら快適にプレイできます。


もしくはGPUが一新されたKirin 960を搭載したMate 9 P10がおススメです。



LG

★★★★

日本市場はやや消極的なメーカー


auではisaiブランドのベースモデルを製作しているメーカーです。


実はトータルで見るとバランスの良いデバイスが多く、G2以降のデバイスはかなり扱いやすいです。

タッチキャブレターの感度も良く、isaiシリーズ含めてもこの面は良いと言えます。


オススメはisai VividやLG V20と言ったハイエンド機。残念ながら日本ではG5、G6は販売されてないのでこの辺が妥当点でしょう。

V30のリリースが日本でも決まったので少しは存在感も出てくるかなと思います。

JOJOモデルもまた出ますし。



Xiaomi

★★

ここ最近力をつけつつある新興メーカー(最近は競合に押され気味)

初音ミクさんとコラボしたモデルが欲しいところですが…ね。

コスパの高いデバイスが多くリリースされてますが、初心者にはかなり扱いにくいです。


タッチキャブレターは機種ムラがあり、中位モデルだと個体差がけっこうありますね。

この面でも初心者向け…ではないかなと思います。Playストアが無かったり、

日本語ロケールで使えなかったりしますし。

オススメは…と言われるとここのメーカーの機種は声を大にしては言えません。


ハイエンドモデルのMi6やMi 5s Plusは快適です。

安いと言えど、Snapdragonの最上位が入ってますので。




HTC

★★★★

神機とゲテモノを一年おきにリリースする不思議なメーカー

技術力はあるのになぜかそう言われてしまう。


総合バランスがとても良い機種が多いですね。

中には高性能モードなるものを搭載してる機種もあり、ゲームをプレイには向いていますね。

個人的にオススメなメーカーですが、難点は現状日本ではauでしか

取り扱いがないことでしょうか。もちろんSIMフリー機もありますが。

ちなみにHTC U11はSoftBankでの取り扱いがあります。


オススメはHTC 10 U11

実はHTV31 butterflyも高性能モードを積んでるため、同性能機よりもプレイしやすくなってます。

また、この2機種は国内キャリアでも購入可能です。



ASUS Tec

★★★

日本ではZenfone 5LTEのバカ売れで一気に市場に入ってきたメーカーです。

性能怪獣と銘打った Zenfone 2はIntel Atomスマートフォンで採用してる

数少ない機種であり、いろんな意味でお騒がせものでした。まさに怪獣


タッチキャブレターはあまり良くない印象でしたね。感度はよろしくなく

Atomの兼ね合いもあるので何とも言えず


オススメはZenfone 3以降。Zenfone 2世代はAtomGPU性能の低さが

足を引っ張ってるのが現状かなと思います。


3シリーズは感度も良くなり扱いやすくなりました。


Zenfone 3 deluxeならそこそこの環境でもいけるかなと思います。

もちろん日本正規販売では数少ない8GB RAMを搭載する変態

Zenfone ARもバリバリいけますよ。



Google Nexus,Pixel


★★★★

Nexusシリーズはメーカーが機種によって異なるのでなんとも言えません。

Nexus機は基本的にその世代のリファレンス機になるので、全モデルフラッグシップクラスになります。


以下おススメできる機体になります。


Nexus 6 (Motolora)

Nexus 9 (HTC)

Nexus 5X (LG Electronics)

Nexus 6P (Huawei)

Pixel/Pixel XL/Pixel C (HTC)

Pixel 2/Pixel XL 2 (LG)

ソフトウェア的には癖のない機種がほとんどですが、ハードウェアはメーカーらしいところが残ってますので上記のものを参考に。


*3




デレステがまともにできる大画面機が少なくない?



おっしゃる通りでして…世界的に見てもタブレットという立ち位置が微妙なものになってきています。

特に7~8インチクラスはファブレットの台頭によってiPad miniがリリースされた頃に比べると大幅に減少しています。

そのうえ、ハイスペックタブレットはクリエイターツールとなってる部分があり、Android機に至ってはほとんどない状態まできていました。


3D標準環境でも動くタブレットは以下の通りですかね。


iPad Pro(12.9/10.5/9.7)

iPad 5th Gen

iPad Air 2


Google Pixel C(日本未発売)

Google Nexus 9

NVIDIA SHEAD Tabret

Galaxy tab S3(日本未発売)

Xperia Z4 tabret


海外機を探せばもっと出てくるかとは思いますが、日本で入手ができそうなのはこの辺りが限界と言えるでしょう。

また、キャリア抱き合わせのdtabやQua tabがいくらコスパ最高と言ってもミドルクラスほどの性能しかないのも事実です。

もしも、大画面の大っきなステージでプロデュースしたいプロデューサーさんは素直にiPad Proにするのが良いでしょう。



低スペックでもどこまで動かせるか


ここは番外編です。こんなバカもやってるんだなーくらいで見てくださいな。

実は快適に動かせるかの逆で、どこまで性能の低いデバイスでもプレイできるのかというのを試してみました。


基本的にここから示すのは全て2012年以前のデバイスになります。人によっては2〜3台前の機種のようなイメージでしょうか。


わかりやすく例えると今の765ASのライブをZepp東京(キャパ2000前後)でやるようなものです。

えぇ、ご想像の通りキツキツでしょう。




今回は搭載機の下に動作検証機を載せておきました。

動かしてみたいという変態さんは参考までに

()書きのないものは基本的にメーカー標準ロムです。

また、表記としまして

SoC欄の×は2D軽量

GPU欄の×はOPEN GL 3.0非対応

となってます。


なんかデレステが動いてしまった環境は以下の通りです。


iOS

Apple A6 (2コア)

▲Power VR SGX543MP3 (25GFLOPS)

搭載機 iPhone 5など

動作検証機 iPhone 5



×Apple A5 (2コア)

×Power VR SGX543MP2 (12GFLOPS)

搭載機 iPhone 4Sなど

動作検証機 iPad 2



×Apple A4 (1コア)

×Power VR SGX535 (2GFLOPS)


搭載機 iPhone 4など

動作検証機 iPhone 4




Android


×Tegra 3(4コア)

×Geforce LP 12ALU(20GFLOPS)

搭載機 Nexus 7(2012)など


×Snapdragon S4 Puls (2コア)

×Adreno 225 (25GFLOPS)

搭載機 Xperia SXなど

動作検証機 富士通 REGZA Phone T-02d



×Snapdragon S3 (2コア)

×Adreno 220 (17GFLOPS)

搭載機 Xperia acro HD,Galaxy SII LTEなど

動作検証機 Xperia arc HD LT26w



×Snapdragon S2 (1コア)

×Adreno 205 (8.5GFLOPS)

搭載機 Xperia arc,SHARP IS05など

動作検証機 Xperia ray(CM12.1環境にて)

チュートリアル終了するのに処理落ち含めて4時間強。実用的ではない。



×Snapdragon S1 (1コア)

×Adreno 200 (2GFLOPS)

搭載機 Xperia(SO-01B)など

動作検証機 Xperia(SO-01B)(CM12環境にて)

起動はしたが、チュートリアル画面にて高確率でフリーズ。とても実用的ではない



×OMAP 4460 (2コア)

×Power VR SGX540 (6GFLOPS)

搭載機 Galaxy Nexusなど

動作検証機 Galaxy Nexus



Tegra 3 (4コア)

×Geforce ULP 12ALU (12.5GFLOPS)

搭載機 ARROWS X F-10D Nexus 7 2012など

動作検証機 Nexus 7 2012

※表示は2D標準



×Exynos 4210 (2コア)

×Mali T400MP4 (10GFLOPS)

搭載機 Galaxy SIIなど

動作検証機 Galaxy SII(CM12.1環境にて)



×Exynos 3110 (1コア)

×Power VR SGX540 (3.6GFLOPS)

搭載機 Galaxy Sなど

動作検証機 Galaxy S(CM12.1環境にて)

チュートリアルでちょくちょくフリーズ。とても実用的ではない。




この結果

シングルコア機では基本的に動作は不可です。

そもそも、非公式な手を使ってカスタムロムを入れて動かしてる時点で普通じゃないです。

また、シングルコアでまともな動作が確認できたのもSnapdragon S2,Exynos 3110,Apple A4のみです。


なかでも2D軽量で難易度M@STERを完走したのはApple A4のみです。

他二つは2D軽量のHARD環境でもキツキツで完走率は7割といったところでした。


なのでシングルコア機は基本的に無理です。




デュアルコア機ならなんとかプレイ可能。



基本的にデュアルコア機ではGPUの実行ユニット数が増えるので、10GFLOPS前後の性能を持つ機種が増えた印象です。

なので、これらの機種であればスクフェスが動いたのと同様プレイ自体は可能です。

ただ、重たいのは事実で非常時を除いてプレイするのは至難の技かと思います。

ましてやメイン環境でしたら勇者です。


またiPhone 5に関しては別格で、こいつは3D軽量にも耐えうるスペックがあります。
(iOS補正というのはおそろしい…))




まとめ


デレステもリリースから2年という時間が経ったわけです。


リリース当初から開発陣、サポート陣が奮闘している

おかげで最高クラスのプロデュース環境を提供してくださってます。



担当にいい衣装を着せてあげるために頑張ってるプロデューサーさん

担当のためにお仕事頑張ってるプロデューサーさん


担当アイドルというは、どんな服を着ていようと…どんな小さなステージだろうと

輝きは本物です。輝きから生まれる笑顔はとても尊いものなのです。



もしも、担当アイドルがうまくステージに立てない。思いの行くようなパフォーマンスが

できない時。


きっとそれは、ライブステージ(端末)のランクアップが必要なのかもしれません。

ランクアップは担当アイドルの力だけではできません。

プロデューサーさんにしかできない...大事な大事なお仕事です。



ステージで輝くアイドルの姿を、惜しむことなくプロデュースできる環境。

それは「めざせ!トップアイドル!!」を合言葉に担当と二人三脚で頑張っている

プロデューサーさんにはつらい内容かもしれません。


でも、もっと大きなステージで。今以上の輝きをまとった彼女たちの姿を...



見てみたいですよね。







そんな皆様の…参考になれば嬉しいです。




こんなわたしでよければライブステージの選定には協力します。



さぁ、行きましょう!



あの輝くステージの向こう側に



アイドルたちが待ってますよ







過去記事はこちらからどうぞ



リリース当初に上げた速報初回記事です。


その1


リリースからしばらくして書いたSnapdragon 810発熱問題のため、安定したプロデュースができるステージを探した記事です。


その2


3D標準や軽量が何を基準に分けられているか判明した時の記事です。


その3


root化によるGPU固定クロック、SoC偽装によって3D非対応環境で3D軽量を動かすというちょっとギークな記事です。


番外編


デレステリリース1周年を記念して動作関連をまとめた記事になります。


1周年まとめ


765シアターもプロデュースしたいという欲張りかつ、プロダクション資金がぷるじょわ級に潤沢なあなたにはこちらもどうぞ


ミリシタ端末まとめ

*1:当時勢いのあった渋谷凛ことしぶりんシンデレラガールズではキャンペーンガールだったために、数多くのプロデューサーさんが導入したいわく付のモデルです。

*2:EDGESTは早すぎたんや...

*3:メーカー機より癖はだいぶマイルドですのでご安心を