どうも
先日買ったこのドンキUMPCことNANOTEですが
色々面白い展開になってきましたね…
安い理由は品質管理
現在わかってるのは以下の通りで
・使用パーツに非正規の偽物(リマーク品)が使われている
・使用部品の品質や組立精度がかなり悪い
・技適認証が通ってない(登録が遅れてる)
・Windowsのプロダクトキーが通らない
などなど、まるで中華通販でハズレを掴まされたかのような具合です。
使用パーツにリマーク品が使われている
これはTwitter上でも話題となっている件です。
とあるユーザーが分解されたNANOTEのパーツを見て投稿者自らも購入、手元にあるパーツと比較してリマーク品である裏付けをしたというものです。
リマーク品って何?と思われる方に簡単に言うと
偽物です。
私も香港でスマートフォンやPCの修理をされてる友人から以前に聞いたことがありますが、「本土では偽物や本来なら存在しないカスタムをされたパーツなどが売られている」と。
よく分からないブランドのグラボは、廃棄された基板からGPUチップやGDRAMをはぎ取ったパーツ構成のものが売られていたりもするそうです。
そんなパーツが出回るようなところです。
偽物に刻印リマークされたものくらい出てきますよ…
基板については恐らく普通の人が見て「これが偽物や中古品」なんて分からないでしょうからね。
もちろん、知的財産権を侵害してるので訴訟されてもおかしくはないでしょう。
品質管理での問題
分解されたNANOTEの中には
放熱用の樹脂にアンテナケーブルがめり込んでいたりもしていたそう。
本来あってはならないことです。
他にも
使用開始からわずか1日でバッテリーが膨張してきた
キーボードの日本語フォントがめちゃくちゃ
液晶のドット抜け個体があまりにも多い
などなど。Twitterで検索するだけでも面白いくらい出てきます。
うーんドット抜け個体か。
— はやぽん》5G (@Hayaponlog) 2020年5月1日
外れ引いたなぁ pic.twitter.com/rcDP1G7WwI
ちなみに筆者のものもドット抜け個体でした…
なるほど。ドンキPCのキーボードの印字に感じた謎の違和感は
— はやぽん》5G (@Hayaponlog) 2020年5月1日
こいつ「- ハイフン」じゃなくて「ー 長音符」だからだw pic.twitter.com/9B1akdkco8
この違和感も私だけが思うものではなかった。
技適が通ってない疑惑
技適。言わゆる技術適合証明というもので、電波を発するもののうち「特定の規格内」に収まっているものを「技適取得済み無線機器」として免許無しでも利用できるものとしています。
そして、この技適は全ての機器において認証番号がありそれをデータベースから検索することが可能になっています。
ところが、NANOTEの認証番号を入力するとサイト上に出てこないのです。
認証機関の方から調べると、確かにネットの情報通りで4月15日までに申請されたものが表示されているとの結果となりました。
認証機関からのものが間に合わなかったということは、その機関に提出した書類などにも遅延などがあったのだろうなと想像できます。
これは連休明けを待ってみてですかね。
Windowsのプロダクトキーが通らない
一部のユーザーからはWindowsのライセンスが通らないと報告があります。
私の個体では大丈夫でしたが、日本の製品ではなかなか考えにくい事象が発生していて頭を抱えます。
不安を感じるドンキUMPC
まるでジャンク品を買ってるかのような印象ですね。
「使えれば良い」がパーツやアッセンブリからも見えてくるくらい低品質です。
上記にあげたものも以下にて確認できます。
仮にもドンキホーテとして売る以上、日本における最低限の品質は確保して欲しいところでした。
使用チップがリマーク品なら本家から訴訟されてもおかしくない事象ですし、バッテリーの膨張も発火事故を起こしてからでは遅いです。
そして、過去には技適が表示できないと言った理由でリコールになった携帯端末も存在します。
ちょっとどうなるか気になるところですね…
ドンキUMPCでDJとか無理ゲー乙とか言われたのでやってみましたよ!できますよ…2トラックなら#NANOTE pic.twitter.com/HjtiO7kafS
— はやぽん》5G (@Hayaponlog) 2020年5月2日
まぁ、ネガティブなことばっか書いててもあれなので、ドンキPCでもDJができるということだけ書いておきましょう。
それでは