どうも
今回は、まさかの商品が出てしまったので面白半分に買ってしまいました
お散歩ついでにコーヒーとパソコンを買いました pic.twitter.com/mUrQy8SG65
— はやぽん (@Hayaponlog) 2020年5月1日
ドンキホーテのUMPC NANOTEです!
スペックとか
CPU Intel Atom X5 Z8350 4コア 1.44GHz
メモリ 4GB
ストレージ 64GB eMMC
画面 7インチ タッチパネル 1920×1200
インターフェース
USB-C×1(充電端子兼用)
USB 3.0×1
MINI HDMI
Micro SDカードスロット
イヤホンジャック
スペックは数年前のWindowsタブレットなどと同じようなものですね。
性能に過度な期待はしてはいけません。
わかりやすく言えば
Intel Core 2 Duo P8000番台くらいのスペックです。
つまり、12年くらい前のハイエンドノートくらいの性能ですね。
このサイズでそのくらいのスペックもあるのかと考えるか、使い物にならないスペックとなるかは使う人次第でしょうか。
とりあえず開封
開けると本体が鎮座しています。
本体と付属品
充電ケーブルとType-Cケーブル、HDMI変換アダプタです。
本体は至って普通のUMPC
Surface Pro 2と比べてもコンパクト
また、30万画素ながらフロントカメラもついている。
よく見ていただけるとわかるが、液晶面にフィルムが既に貼られています。
何よりも安い
スペックを見ればお察しという方も多いとは思いますが、UMPCというニッチなものが税抜き19,800円というのはインパクトがあります。
過去にもドンキPCと呼ばれるものは意外なスペックながら安価な商品が多く、使えるかどうかを別としてガジェット好きには一定の興味を吹くものが多かったです。
Officeも入ってはいましたが、オンライン版でしたね。潔い
使ってみて
個人的には十分使えるかなと思います
よく考えてほしいのです。UMPCをメイン機として使う方などそれこそほとんどいないと思います
ほとんどがロマン目当ての購入層です。
そのため、まともに使うのがナンセンス...なのかも
タッチパネルや光学式ポイントデバイスの感度や精度はまずまず。
価格を考えても健闘しているでしょう。
キーストロークは思っていた以上にもあり、Surfaceよりも打鍵感は良いです。
ただ、数字キーは横長で打ちにくいですね。
こればかりはUMPC故でしょう。
スピーカーもそこそこ音量がとれてます。
メモリ4GBのストレージ64GBですが、特に不足感は感じません。
メモリ不足を感じる前にプロセッサが頭打ちとなることが多いですので。
インターフェースは前述の通りまぁまぁ充実。
本体右側に全て集約されています。
付属のHDMIアダプタを付けるとUSB端子に干渉しそうな気もする…
バッテリーはだいたい4時間ほどといったところでしょうか。
設定次第で変わるとは思いますが、参考までに。
問題なくできたこと
Webブラウジング
(下手したらスマホよりストレスを感じますが)
動画視聴
(720p 60fps 1080p 30fpsが限界 それ以上はお察しください)
Webベースのゲーム
艦これあたりは問題なく動きました
adbを走らせる
これが走れば個人的に文句はありません。
このサイズでcmdが動くの良くないですか!
きつかったこと
DJソフトを動かす
(プロセッサパワーが足りなかった)
steam
無理があろうかと思われます
動画編集
できなくはないですが、やらないほうが賢明です。
写真編集、現像
RAW現像は1枚で3分ほどかかります。スマホのほうが早いです。
MMD
単体のみなら動くには動いた。
え?.pmxモデル?MME? 突っ込んだら…お察しください。
Unity/Metasequoia
な ぜ や ろ う と お も っ た 。
書いてみた通り、クリエイティブな作業は無理に等しいです。文字書きくらいがやっとでしょう。
一昔前のネットブックみたいなものです。
それでも感じたドンキUMPCの良さ
日本語入力がしやすい
まず感じたのは、日本語入力がしやすい点でしょうか。
過去にも出たUMPCはほぼすべてUSキーボードのため、日本語入力がしにくい点が多々ありました。
USキーボードなのはこのPCもかわりませんが、日本語入力が可能なように魔改造カスタムが施されています。
変則ではあるが、特段使いにくさは感じませんでした。
キー印字がある点でも変則キーとなるUMPC初心者にはありがたいです。
過去のドンキPCでは1キーに6つのファンクションを割り当てる狂気染みたことになっていましたが、今回はかなりまともです。
ドンキPC史上最も日本語入力がしやすいかもしれません。
ところどころキーのフォントがバラバラな気もしますが...まぁ
なんか「ほ」のフォントが気になる…
コンパーチブルになる
コンセプト的にはOneMixに近いものとなっており、画面を360度展開してタブレットライクに使用もできます。
いわゆるコンパーチブルというやつです。
UMPCとしてもよいですが、7インチのタブレットデバイスとしても活路があるのは良い点ですね。
特にVの字にして動画視聴などがよいですね。
意外と画面がきれい
タブレットでの使用も考えられてか、画面解像度は高いものを使っています。
液晶はグレアタイプで反射はありますが、問題は特に感じませんでした。
保証がある
このようなものはクラウドファンディングあがりか、中華輸入端末となることが近年は多かっただけに、サポート面で不安が残る点がありました。
このNANOTEは1年保証もあり、サポート面もそれなりに悪くないことから安心して購入できます。
入手性の良さ
近年では量販店でもUMPCを見かけることは増えましたが、それでもまだ少数店舗です。
このUMPCは全国のドンキホーテで買える点が何よりも強い販売チャネルではないでしょうか。
ドンキのこのUMPCは誰に向けて販売に踏み切ったのか
ドンキといえばマニアというよりは、ミーハー層といったこの手のマニアとはかけ離れた客層をターゲティングしてる店舗です。
それだけにこのマニア向けデバイスを売るのは、いささか店舗の客層ターゲティングから外れるようにも感じます。
正直、ここ最近のUMPCを持ってる層は手にすることはないかと思います。
少し前のAtom搭載であった最初期のモデルと比較してもスペックの劣るこのモデルをわざわざ選ぶ理由がありません。
それでも出したのはやはり値段のインパクトに勝算があったからでしょうか。
正直UMPCはスペック比での価格は決して安いものではありません。
正直高いです。
それもあって買う層はかなり限られていました。
今回のドンキUMPCは
今までUMPCを手にしたことのない層がUMPCを手にするようになるきっかけになる
のではないかなと思います。
このUMPCは買いなのか
判断は難しいところですね。
興味があるのなら買いではないでしょうか。
できることは限られるデバイスだからこそ、弄り甲斐があるというか。
カスタムしたり、Linux OSを入れたりとユーザーに楽しませる余地がある端末のように感じます。
いままでUMPCを手に取ってみたいと興味のあった方はぜひ手に取ってみてもよいかなと思う。
この大きさでフルサイズのWindowsが動くロマンを体感できればそれでよいのではと思いますね。
UMPCの魅力は何といってもこのサイズでWindowsが動く点だ。
スペックももちろん大事だが、個人的にはタブレットにはないフルサイズUSB端子がある点は褒めれる点だろう。
また、筆者は過去にAtom搭載ネットブックなどを使ってきた身であるので、多少はこのようなスペックの端末でも特に不満もなく使える。
ただ、これ一台ですべてをやりたい人は絶対に買わないほうが良い。
これは断言する。
あくまでサブ機やおもちゃのような感覚で使うとよいだろう。
それでは