キャリアの「のりかえ」等の割引でiPhoneや高額なAndroid スマートフォンを安く利用できるようになっている。その中で auのGalaxy S22というスマートフォンが一括価格5万8400円まで値下げされ、お得に買えるようになっている。
当初は12万5030円の価格だったが、今年5月に8万9140円に値下げ。ここにきて5万円台となったことで当初の半額以下になった形となる。
こちらの値引きは端末の本体代金が値下げされており、この金額で一括購入できる。もちろん機種変更や端末のみの購入でも同様の金額となっている。定価が変更されているため、購入にあたって台数制限はないものとなっている。
回線値引きの2万2000円も適用できるため、新規契約や乗り換えの場合は3万6400円で購入することができる。
実はこの金額、白ロム販売店の新古品の価格が記事執筆時点で約7万円後半となっているため、auにて購入すればかなり安価で入手できるようになっている。
大手販売店のイオシスでは約8万円の価格のため、記事執筆時点ではauで購入した方がお得になる。
また、この機種は全国のau ショップ、家電量販店の他※、オンラインストアでも同じ金額となっていることで入手性の高さが特徴だ。au の回線をお持ちでない方は機種単体で購入しても良いだろう。
※沖縄県は「沖縄セルラー」となるため、割引が行われていない可能性があるので要確認
分割契約で実質負担額を抑え、1円維持等で話題の返済型プログラムを用いて安価にスマートフォンを利用する選択肢もあるが、筆者としては長く使える端末を一括購入し、MVNOで通信費を抑えて利用することもひとつ選択肢と考える。
後者は利用期間を迎えて返却した際の引き継ぎ設定がないこと、リース品のため端末の破損には特に気をつけなければいけないこと。このような心配がなくなる点はプラスに感じる方も少なくないだろう。
Galaxy S22は昨年発売されたハイエンドスマートフォンだ。プロセッサにはSnapdragon 8 Gen.1を採用、メモリは8GB、256GBのストレージとなる。
カメラ性能も5000万画素のメインカメラ、超広角、3倍望遠カメラを備えている。基本性能については当時のフラグシップラインのため、同価格帯のスマートフォンよりも高いものとなる。発熱の多いプロセッサではあるが、ゲーム性能などはPixel 7aよりも高いものとなる。
惜しい点はeSIMには対応な点、いわゆるキャリアによるバンド制限がかかっていてau/UQmobile以外の通信キャリアでは使いにくい場面がある点だ。Snapdragon 8 Gen.1という発熱の多いプロセッサも利用シーンによってはマイナスとなる。
Galaxy S22は昨年発売のハイエンドスマートフォンだ。auではファントムブラック、ファントムホワイト、ピンクゴールドの3色が展開される
Galaxy S22は発売から1年半が経過したスマートフォンとはなるが、Galaxyのハイエンド機は比較的長期のソフトウェアアップデートが提供される傾向にあり、今から購入しても安心して利用できるスマートフォンだ。
Galaxy S22はダイソーでガラスフィルムが購入できる点もプラスになる
1年落ちとは言え、お得に10万円を超えるハイエンドスマートフォンが購入できることに変わりはない。興味がある方はチェックしてみてほしい。