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【 まとめ】私がiPhoneからAndroid端末に乗り換えた5つの理由

どもーみなさん

今回は

私がiPhoneからAndroidに乗り換えた5つの理由

ということでそのままの記事になります。

先週末にiPhone 6s/6s Pulsが発売され、日本では年に一度のiPhone売れが起ころうとしてます。

私もiPhone 6Sを触ってきました。3D Touchは慣れないと難しいかも。
12MPのカメラはやはり撮りやすかった。

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このブログを見てる方はわかるかと思いますが、私はiPhoneからこの度Android端末に乗り換えました。

iPhone 5からNexus 6へ乗り換えました。

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乗り換えた時によく言われたのが

iPhoneからなぜ使いにくいAndroidにしたの?」

「その選択は間違ってる、iPhoneの方が使いやすい」

「画面でかくない?」

とよく言われます。

まぁ、大画面はタブレットを兼ねるためにもこのサイズにしました。

確かに私の周りでは、AndroidスマホからiPhoneに乗り換えた人がかなり多いですね。

もちろん、AndroidスマホからAndroidスマホに機種変した方もいました。

そしてなんと、気がついたら私だけがiPhoneからAndroid端末に乗り換えてました。


まぁ、なんの理由もなくiPhoneからAndroid端末に乗り換える訳はないのでその辺を少し説明します。



私がiPhoneからAndroidに乗り換える理由


1.iPhoneにイノベーター的要素がなくなったから

人によって捉え方は違いますが、私はiPhone。いえ、Appleはイノベーター的企業だと考えていました。
スティーブ・ジョブズ氏が生前のころは、とにかく革新的なものを次々に詰め込んでいった。それがApple製品なのです。

iPhoneもその例に紛れず
静電容量方式のタッチパネルを採用し、
「タップ」「スワイプ」「ピッチイン/アウト」と言ったもの定義しました。

これらの動作は今日のスマホにおいては、常識中の常識でもあるような部分です。

その後は
App Store
音声コントロール
Spotlight検索
簡単操作のマルチタスク管理
通知センター
Siri
iCloud

と言った革新的な機能を年々盛り込んでいきました。

iOSのバージョンアップ=革新的機能の追加だったので、iPhoneを買ってからも楽しむ事ができた要因の1つでした。

私もiOSの最新バージョンが投下されるときはいつも夜更かしして、夜の2時にダウンロードしてました。

ところが、ジョブズ氏の死後は一変します。

iOS 6ではTwitterFacebookのOS間での統合などの、200以上の細かい変更点や新機能が追加された。
UIは一部変更されたが、基本的なデザインは変わらなかった。

iOS 7ではフラットデザインになり、UIが一新されました。
私的にはこのバージョンから
iOSじゃないiOSのような何か」
という印象を持ち始めました。

まず、フラットデザインのアイコン
Androidにしか見えないのです。と言うよりは、iOSのテーマにしたAndroidにしか感じません。

確かに、コントロールセンターは便利です。ですが、Androidの真似事とも言えるのです。


iOS 8でもこのフラットアイコンは変わらず。新機能として追加されたものが

・外部IME(標準以外のキーボード)が使える
・通知センターに任意のウィジェット
・タスクバーによく使う連絡先の表示

などという、どれもAndroidが採用していたものの真似事という結果になりました。


iOS 9もフラットアイコンのまま。

こちらには目立った新機能というのはほとんどなく、どちらかと言うと細かいところの改善や変更に近い印象でした。

追加されたのは低電力モードくらいですかね。やっとか?みたいな感じもします。

iOS 6以前のものとiOS 7以降のもの。
右はどことなくAndroidのような感じがするのは気のせいだろうか。

iOS 9のSpotlight検索もGoogle NOWに似てる気がしてきてしまった。


これを見て思うのは


iOSには革新的なものは残念ながら、もうないということですかね。

逆を言えば、iOSはユーザーアクティビティの熟成に入ったとも言えますね。
新機能はあまり搭載せずに、あるものをより良くと言った感じに。



また、端末的にも魅力がなくなりました。

iPhoneと言えば代々、ブラックとホワイトの2色でした。

それがiPhone 5Sからゴールド、シルバー、スペースグレーの3色になりました。

特にこのゴールドはいかにも
「中国市場向けに作りました感が満載」

正直、かっこよくないんです。ダサいんです。iPhoneらしくないんです。

6Sからはローズゴールドと言ったピンクまで現れる始末…
女性向けに作ったんでしょうかね…


iPhone 6以降は、もはやiPhoneには感じなくなりました。私の中では完全に
「リンゴマークのついたスマートフォン」という印象で、iPhoneではない何かだと感じてました。

とてもAppleらしさというのが感じられない…何かの真似みたいな感じで…

なぜあんなにしてしまったのだろうかと…思ってしまいます。

大画面化は世界的な流れかもしれませんが、iPhoneはこの流れには乗ってほしくなかったですね。

まぁ、手のひらサイズで有名なBlackBerryですらこの波に飲まれてしまったので仕方ない事なんですかね。
BlackBerry Classicはそうでもないですが、Passportは…なかなか大きい。

ですが、大画面化は生前ジョブズ氏が言っていた

「端末の画面を大きくすることは簡単にできるが、それに合わせて人の手は大きくならない。大きな画面ならiPadやテレビで楽しめばいい。iPhoneはあくまで電話だから、大画面にする必要はない。」
(一部要約あり)

この言葉に矛盾するのです。確かに納得です。5.5インチのiPhoneでは電話しにくいという人もいそうですし…


iPhone 4Nexus 6(iPhone 6Pulsとほぼ同じサイズ)で比べると、明らかに大きさの違いというものが見えてきます。

私の中では、4.5インチを超える端末は電話機と言うよりは小型PDA端末という風になってしまいます。
(あくまで私の価値観です。)

まぁ、今のご時世で4.5インチ以下の端末に絞ると数はそう無いかと思います。
4.6インチでCompactと付くこの頃ですから。


なのでiPhone 6のサイズは大きい電話機と言う感じですが、6Pulsのサイズは…
iPad nanoって名前を付けたいくらいです。

端末機能としては3D Touchが魅力にも感じる新型iPhoneですが、逆に言うとそれしかありませんから




2.カスタマイズの幅が狭いから


これを感じる方はそれなりにいると思います。
私もiPhoneを利用していた時にそう感じました。
iOS 3.0の頃はホーム画面の壁紙すら設定できなかったので、それに比べれば良くなりましたが…

ですが、ホーム画面やロック画面のカスタマイズの幅はかなり狭いです。

あのカスタマイズ性がほぼ皆無と言われたWindows Phoneよりも幅が狭いのです。

Windows PhoneはアプリでAndroid風にホーム画面をカスタムすることが可能。


まぁ、相変わらずホーム画面にウィジェットは置けませんしね。

iOSは背景の壁紙くらいしかカスタマイズ要素が無いですね。
あとは、申し訳程度の通知センターのウィジェット

脱獄すれば話は別ですがね…



3.システム内部を容易にいじれないから


まぁ、これに関してはiOS端末に限らず国内メーカーのAndroid端末もこのような傾向にあります。

普通のユーザーにはなーーんの関係もないですが、不満を持つような方は弄ってみたくなるもの。

iPhoneなどのiOS端末は脱獄をすることでファイルの書き換え等が可能になってます。

こんな感じくらいにはできます。

まぁ、脱獄する時点で普通のユーザーではないと思いますがね(笑)

Android端末はRoot化することで同じようなことができますが、最近の国内メーカーの端末はこれができないようになっています。日本メーカーで容易にrootが取れるのはSONYくらいでしょうか。


また、ブートローダーのアンロックもAndroidはできます。
(Nexus端末など一部のみ)

なので、カスタムROMなどを入れて遊ぶ。という面ではiPhoneはとても使いにくいものです。いや、使い物にすらならないです。


まぁ、普通のユーザーにはなーーんの関係もないのでこの項目はスルーしてください。



4.iPhoneには選ぶ自由がないから


iPhoneは現状4.7インチと5.5インチしか画面サイズを選べず、基本的に中身はほぼ同じです。
古いので良ければ、4インチ、3.5インチと言った選択肢もあります。

6Pulsは手振れ防止機能が搭載されてるのでこれが差になるでしょう。

また容量は据え置きで、SDカードで増設は基本的にできません。

おまけに、Appleブランドのため値段もかなり高い部類に入ります。


一方、Android端末はどうでしょう。

日本で売られてるものだけでもあれだけのカラーバリエーション。画面サイズ、性能、目玉機能があります。


ポップなカラーから大人っぽいシックなものまでカラーリングは多彩です。
また、マットな表面やガラス、金属筐体など材質面でもかなり選び放題です。

画面サイズも3インチ台から6インチ超えの大画面ファブレットまでありますね。

性能もゲームなんかをサクサクやるためのオクタコアCPUに大容量のRAMを搭載した端末もあります。
一方、電話やSNSに絞った端末はそこそこの性能ながら価格も安い。


中にはキーボードの付いた端末や、2画面の変わった端末。海水に沈めても大丈夫な機種や、海外でも安心のデュアルSIM端末と言ったものもあります。

用途や趣味に合わせられるのもいいですね。

目玉機能はカメラ、サウンドなどはもちろんのこと、最近ではカスタムUIなんかも増えています。
言わば、AndroidベースのカスタムOSってやつです。AmazonKindleみたいや感じの…

そして価格もリーズナブルなものは1万円前後。ハイスペックでもiPhoneと同じくらいの値段か、それよりも安い機種が多いです。


よく考えれば

電話、メール、SNS、ウェブ閲覧

くらいの用途でスマートフォンを使う人から見れば、iPhoneはオーバースペック過ぎるのです。

逆を言えば、どんな用途でもしっかりこなせるのがiPhoneという言い方もできます。

まぁ、大は小を兼ねる理論です。

デザインに関しては、iPhoneには無敵のケースラインナップがありますね。
正直、このラインナップにはAndroid端末では勝てません。
アクセサリーラインナップも同じく…



5.iTunesと独自規格の端子


実は、iPhoneiTunesがないとバックアップも取れず、データの転送もできません。

もちろん、iTunesを起動するだけで自動バックアップにコンテンツの同期(転送)までしてくれるのはとても便利です。

ただ、1度iTunesに認識して同期した後に他者のパソコンに繋ぐとiPhoneのデータがフォーマット(消去)されてしまうのです。


例えば友人に「前に行った旅行の写真が家のパソコンに入ってるから、好きなのを持って行きなよ」と言われiPhoneを友人のパソコンに接続しても写真の転送すらできないのです。

今はクラウドストレージなどが普及したのもあってか、あまりこのような手法でのやり取りは聞かなくなりましたが、ケーブル1本でやり取りできるAndroid端末に比べるとやりにくいですね。


また最近はiPhone対応のUSBメモリもでてきましたが、それまでは外出先でのデータ共有はとてもやりにくいものでした。

クラウドストレージという手もあるんですが、相手が月/2GBほどのプランだったり、あまりに大きいファイル(6GBくらい)で相手がパケ死したりと、外出先ではデータを転送する相手に敬遠されがちでした。
(私は月/7GBのプランだったのでそこまで抵抗はなかったですが…)

その面Android端末なら、SDカードの交換やOTGケーブルでの接続で簡単にデータのやり取りができます。余計なネットワークを使用しないので大容量のファイルでも問題無しです。


※追記 iPhoneでもiOS9.2以降ではカメラコネクションキットを使うことで、SDカードなどとデータのやり取りができるようになりました。


他にもファイル転送で面倒だったのが
独自端子のケーブルでしたね。


iPhoneの場合、4Sまでが30Pinコネクタ
5以降はlighteningコネクタになってます。

1台持ちやiPadなどのApple製品で揃えてる方は良いですが、Android端末などと持つと必然的にケーブルが増えます。

USB変換アダプタもありました。30Pinのものは比較的安かったのですが、lighteningは高かったです。

lighteningコネクタはiOS7以降、MFI(Mobile for iPhone)対応のケーブルしか充電、転送ができない仕様になったので、安いサードパーティ製のケーブルが軒並み使えなくなってしまいました。

これがiOS 8、9と上がって行くとどんどんと使えなくなりましたね。

安いケーブルはまだありますが、突然使えなくなるリスクを抱えてることになります。


それに比べるとAndroid端末の95%はmicro USB端子です。30Pin端子やlighteningに比べると格段に安く、手に入れやすいです。

最近はUSB Type Cのものも出てきました。ですが、こちらが普及するにはしばらく時間がかかりそうです。


これらが今回私がiPhoneからAndroid端末に乗り換えた理由です。

他にも、おサイフケータイが使いたい。
SDカードで手軽に容量を増やしたい
防水、防塵端末が欲しい
タフネスな機種が欲しい

など色々あると思います。

QI(無接点充電)対応も人によってはプラスになるかも…

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ちなみに、私がNexus 6を選んだ理由は

・Snapdragon 805搭載で、810搭載端末よりも様々な面で安定している。
ブートローダーがアンロックされているので、解約後もいっぱい遊べる
・最新のAndroidが使えるので、ブログのネタにもなる。
・QI対応であるから。

衝動的に新型iPhoneが欲しくなる時期ですが、自分の用途とお財布に相談してからiPhoneは購入しましょう。

Androidスマホと違ってお高いですから。

ここまではあくまで私の価値観です。

またiPhoneは3GSから、iOSは2.0から使ってきた者としての感想です。


使ってきた端末

iPhone 3GS→IS12T(Windows Phone)→
iPhone 5+Lumia 630(主に通話用)→
Nexus 6+BlackBerry Bold 9780(通話用)
その他サブでもろもろ…

2009年からスマホを使ってるのに行き着く先はBlackBerryなんですね…


それでは今回はこの辺で(・ω・)ノ


一部、加筆しました。