はやぽんログ!

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RICOH THETA SC Type HATSUNE MIKUレビュー これは最新のクリエイティブデバイスだ!

どーもー




実は、持ってたんです。



意外でしたでしょう


RICOH THETA SCの!!!!!








初 音 ミ ク エ デ ィション




というわけで今回は




RICHO THETA SC Type HATSUNE MIKU




レビューしたいと思います









筆者は最速会場限定販売で購入できましたので、藤ちょこさんのトートバッグが特典となってます。






このペーパーが現地で並んだ印です。(正直どうでもいい)






外装。なにこれかわいい








いざ開封

開封するとステッカーとリーフレットが入ってます。








その下にシータ本体とアビテラックス製の純正オリジナルケースが入ってます。




この白い箱の中に…






おぉ!







これが...Type HATSUNE MIKU  初音ミク10周年記念モデルです。




ピンクに光るランプが良いアクセント






ここに初音ミクのロゴが






付属のケースも作りが良くて素晴らしい。

このケースはハンドメイドの特注品なんだとか…





ドックタグです。私のは42番でした。39番じゃなかったのはおしい

なお、39番は私のTwitterのフォロワー様のもとにお迎えされた模様。

世の中は狭いものですね。








初音ミク5thアニバーサリーガジェット

Xperia feat.HATSUNE MIKU SO-04Eと






ミクスペリアの箱と比較



スペック



基本性能はRICHO THAETA SCと同じです。


カメラ部


6群7枚 f2レンズ×2 最短焦点距離 10cm

1/2.3インチセンサー 1200万画素×2

撮影総画素数 1400万画素

SS 1/8000-60秒

ISO 100-1600

露出 ±2.0EV 1/3EVステップ

保存メモリ 8GB

Wi-fi対応


THETA MIKUアプリ 対応OS iOS8.0以降 Android 5.0以降




概要




簡潔に言うと360度の全天球写真にミクさんを召喚できる。


まぁ、AR+360度カメラのようなものです。




デザイン




すごく凝っています。



こいつ、加工が難しいインモールド成型なんですよね。


ロゴとかはプリントではありません。



電源ランプはピンク...普通電子部品にこの色はないので愛があふれてます。


細かいですが、型番がHM3939となっています。工場生産品ながら...よくやりますわ




シリアル番号付近。ファンはこういうものに弱いのです…



購入経緯




これは8月のできごと...まさかまさかのリコーさんから「ミクさんコラボカメラ」がでた!




今まで初音ミクコラボガジェットと言えばソニーさんだと思ってたのに。


意外すぎる出所で私の周りのモノ好きな方々もびっくりしてました。


3939台限定生産←これとっても重要



そしてマジカルミライ2017で1日限定39台で先行販売!!!(3日間で計117台の限定)



と言われましても当初は買う予定などさらさらなかったのです。



正直、使いこなせる自信がなかったからです。


全天球カメラはアクションカムとは全く異なるものです。


お値段面でも決して安いものではないですし。




それでも買うと決め付けたものがあります。



それはシータで撮影した全天球写真にミクさんを召喚するTHETA MIKUアプリに


AR合成アプリ みくちゃの技術が使われている点です。




みくちゃとは?


初音ミクを風景に合成して撮れるアプリケーションになります。


同ジャンルでは異色のミリオンダウンロードを達成しており

多くのクリエイティブなユーザがいるアプリです。


iOS Android対応 開発者さまの努力によって古い機種でも快適に動きます。




実は、筆者はみくちゃ自体をリリース当初の最初期から利用しており、

いつでもどこでも思い出+初音ミク ができる環境だったのです。

リリース当時はAndroid 4.0以降のみの対応だったので、これのために安くなっていた

Galaxy SIIを買ったりしてました。



このこともあってみくちゃの動作不良原因を送ってみたり

みくちゃのアップデート版である「みくちゃV3」のベータテスト時にはα版より参加

デレステの動作確認とほぼ同時平行で動作確認をしていたこともあって

累計動作確認機は50台近いものです。



このときにhonor 6PlusやHTV31と言った初期のデュアルカメラ機

α版のAndroid N機、日本未発売機で不具合を送ってしまったのはご苦労おかけして申し訳無いです。


開発者さまにはどれだけ新しい端末が出ても

ミクスペリア(Xperia feat. HATSUNE MIKU SO-04E)でも動作してほしいと要望を

送り続けた結果。声が多かったのか今日も快適に動作します。


ランタイムはAndroid 5.0以降、ARTが主流になりつつある中

旧世代のDalvikに対応してくださって本当にありがとうございます。



開発者の青木そらすさん いつもありがとうございます。




そんな経緯なので応援したくなりましたね。



また、MMDモデルの拡張式なら今後のアップデートも比較的容易かと思います。

今後のアップデートで楽しめるかなと思いました。




そして某オフ会で開発者が実演しているところに遭遇。少し説明をもらって実演



「あ、これはいい。」




ということでお迎えすることを決意しました。

そして、翌日無事1日限定39台のうちの1台を確保できました。



これによって出費が予想外のアホみたいになってしまいました。


まぁ、遅かれ早かれ買っていたでしょう。ミク廃として





使ってみて






ミクさんが橋の下でシータをピュイ!


リンク先で360度の写真で見れます。



難しい。マニュアルモードでスローシャッターもできるから夜景でもドンと来い



なんですけど、ミクさんを召喚して合わせるのが難しい



みくちゃはファインダーにミクさんがいるイメージで撮れるのでお手軽ですが


シータはここに「ミクさんがいる」と心の目で見ないといけません。

思うように撮るには慣れが必要ですね。



このカメラには「風景を切り取る」という概念がありません

空間そのものを映しこむのですから。




なんでイベント向きのカメラかなと思います。

もっといろいろなイベントで試してみます。



あと、写真を撮ると

ミクさんが「くいーん!」って言います。

これ、めっちゃかわいいです。





THETA MIKUアプリ



今回の目玉


360度写真にミクさんを召喚できるアプリです。



実は、ここにみくちゃの技術が使われています。


アプリUIはみくちゃ以上にわかりやすいものになっています。



しかも3Dマスク(モデルの一部をマスクする機能)やスタンプなどの機能も充実。

ポーズもかなり充実しています。

Ver 1.39になってからはモデル「雪ミク」の実装。ポーズ数も55に増えました。



個人的に好きなポーズは「シータをピュイ!」ですね。




弱点



ここはハードウェアの面もあるので悪しからず


・Buletooth連携もほしかった。



Wi-fiのみでの連携ですと、すぐさまアップロードができないんですよね。


これは上位モデルのVではできるので惜しい


また、イベント会場だと混信を起こしてしまい安定した接続は絶望的です。


スタッフさんからは「インターバル撮影をすると良い」と教えていただきました。



・容量拡張不可



容量は通常モデル同様の8GB


実は、1000枚ほどでいっぱいになってしまうみっぱいな容量です。


出来ればSDカードスロットがあれば…とも思います。


いっぱいになる前にスマホやパソコンにデータを移しましょう。



・電池が持たない



バッテリーまでみっぱいな容量です。


こんなところまでミクさんを再現しなくても良いのですが。


開発チームのこだわりが見て取れます。


ただこれは充電しながらの撮影が可能ですので、モバイルバッテリーを

組み合わせれば長時間の撮影も可能です。



・ミクスペリアでは動かない


うーんこれは惜しい。同じミクガジェットなだけに



THETA MIKUアプリが動くミクさん関連ガジェットは


SONY Xperia X Performance (日本版 ライムゴールド)


こちらはVOICES tilt-six Remix feat.MIKU HATSUNEのPV内にて使用


日本では主要3キャリアで販売




・Xiaomi Redmi Note 4X(初音未來版) 中国での公式コラボ商品。限定2万台



こちらは残念ながら日本未発売。



でもよーく考えてください。負荷のかかるARアプリで


5年前の機種をサポートしてるみくちゃが凄すぎるのです。




・少しわかりにくい仕組み


たとえばミクさんを複数召喚するには、

1体ずつ召喚→保存→再度読み込み→召喚→保存

の作業を繰り返すことになります。すこし面倒。




・スタンプの拡大がやりにくい


こちらは公式さんより一度写真をピッチインで拡大してから

やると良いとアナウンスされています。



・サイトを通さないと全天球での閲覧 通称「ぐりぐり」ができない。



・欲言えばPC版のMIKU THETAアプリが欲しい。




感想




開発チームの「初音ミクへの愛」を感じる逸品です。



ソフトウェアはファンスタートのエンジニア起用で完全新規での作成




本体のこだわりはもう愛があふれてますね



・ミクさんのような浅黄色のボディ



・アクセントのピンクに光る電源ボタン



・ミクさんの声がシャッター音



・みっぱいな保存容量



・みっぱいなバッテリー容量



・インモールド成型によるロゴ入れ



・シリアルナンバーまで入れるプレミアムモデル



・型番がHM3939



・お値段 33,939円+税



・付属ケースまでミクさんカラー



・化粧箱もプレミアム



もう愛がつまってるどころかあふれてます。入りきってません。



ミク廃の皆様へ



買いなさい!あなたたちの弱い「ミクカラーの実質初音ミク」じゃないのよ。


公式コラボよ!


ほーら。リコーさん優しいから来年1月末まで販売してくれるよ


3939台限定だよ。0039番は出てるけどまだ3939番は可能性あるんだよ


たぶん売り切れますよ。いいんですか



もちろん、ミク廃じゃない一般の方にもお勧めできる仕上がりとなっています。



全天球カメラが欲しい。興味がある方へ


360度カメラは今のところ


お手軽4K動画が撮れるGalaxy Gear360


スマホに外付け可能なINSTA360nano/Air


防水、対衝撃の NIkon KeyMission 360



などなどありますが、RICHO THETAは最もスタイリッシュなデザインかと思います。


その上、リコーはこの手の第一人者ですので連携アプリの完成度等は申し分無いです。


また、Twitter上でハッシュタグ #miku360  

でミクシータで撮った作品が数多くアップロードされています。


作例の参考に見てみてはいかがでしょうか。



ミク廃である筆者が感じたこと



リコーさんはこれを


初音ミクを通じて誰でもクリエイターになれるクリエイティブツール」


と言っていますが、わたしはこのミクシータを



「新たな出逢いをつなげるツール」



だと実感しています。


マジカルミライでの先行販売は正直良い売り方だったと思います。



私の周りでも撮影してる方や作例を見て買った方が多くいらっしゃいますので。



もちろんミク界隈がこのようなガジェットのアーリーアダプタ層が多いのも事実と言えます。


実際、私の周りには初代THETAを使ってるユーザーさんや、


全天球動画を撮影してVRコンテンツとしていた方もいらっしゃいました。



なので、使い方を知ってる方は多かったかもしれませんね。


私がこれを買って最初に撮ったのは祭壇


初音ミク界隈では各々の初音ミクのドールやねんどろいど

創作物を持ち寄って飾る祭壇という不思議な風潮があります。



ただ、ここでの撮影はあまりシータらしい絵にならず。



そしてツイッターのフォロワーさんとコスプレ撮影で使ってみようかと話になりました。


もののはじめは知り合い数人で撮った写真でしたが、回数を重ねることで参加者も増えました。

(途中でリコーの開発スタッフ陣が来て「レイヤーさんの輪」を撮影した上に投稿、


参加してくれたレイヤーさんもこの撮影のことを拡散してくれたことが地味に大きい)


マジカルミライでHand in Hand
マジカルミライ2017 2日目にて


リンク先より360度で見れます。


最終日にはSNSや口コミで聞きつけたレイヤーさん、ファンの皆様あわせて


実に50人以上での集合写真を撮影できました。


ミクさんでつながった仲間たち
マジカルミライ2017 3日目にて


リンク先より360度で見られます。



これ、ミクファンなら誰でも知っていると言っても過言では無い楽曲


Hand in HandTell Your Worldを重ね合わせられる写真なんですよね。


どちらの曲も作詞作曲されてるkzさんに見ていただきたいくらいの出来です。



それ以来私はなぜかシータの人になってしまいました。←なんでやねん



おまけに開発チームに「これが撮りたかった」とまで言われる。いいですね。




実は他の界隈にも何度か持ち出していますが、ほとんどのひとは「何これ」って言うんですよね。



面白いことに撮影した写真を見せると「すごい」「どうなってるの」という感想が返ってきます。


まだまだ一般には広まっていないだけに、反応も新鮮でいいです。


良さが広まればこれはいいですよね。


支配人さん!よろしくお願いしますね!
Tokyo 7th Sistesオンリー同人即売会「ナナフェス6th」にて


リンク先より360度で見られます。



ミク界隈はレイヤーさんの前にシータを持って真ん中に立てると


集合写真」というくらい浸透しています。なにこれすごい



リリースからわずか2ヶ月。ミク界隈の中ではシータはとっても有名です。


「あれあれ。マジカルミライのアレ。すごかったよね」


「え、全天球のあれ撮れるの!」


って声がTHETAをセットアップしてると聞こえてくるのです。



撮影する側としてはうれしい限りです。


ボーマスです!みんな集合なのです!

THE VOC@LOID M@STER 38にて



リンク先より360度で見られます。


※今回アップしてるお写真は以前に許諾をいただき、既にSNS並びにTHETA360.comに


アップロードしたものになります。ご了承ください。




改めてひとつの場所に人が集まることが出会いのキッカケなんだなって思います。




たまたま「面白そうだから参加してみた」って方


コスプレイヤーさんの人数をみて集まったカメラマンさん


撮影に協力していただいた皆様


そんな出逢いをこのカメラは与えてくれました。





ミクさんは点と点を線でつなげてくれる。



線がつながれば円になる。



今まで出会わなかった人たちをつなげていく



2011年 Google Chromeテーマソング


Tell Your Worldの歌詞通りでしょうか。


この曲が世に出た約6年前...いや、初音ミクはずっと前から



いろんな人をつなげてきました。



そして円になってつなげていく いつまでも どこまでも ミライへと





あなたもTHETAでミクと創ろう。つながろう