どもー

カメラは3眼

背面の5Gに光る通知ランプ。いいアクセントです。

Galaxy S10 5Gと比べても高級感は劣らない
大きさはS10 5Gよりひと回り小さいです。
スペックとか
スペックはこんなところ
SoC Snapdragon 855(X50モデム搭載版)
メモリ 6GB
ストレージ 128GB
カメラ 12MP+12MP+16MP
画面 2K+ 6.4インチ OLED
バッテリー 4000mAh
これはなに?
LGが4月に発売した世界初の5Gスマートフォンのひとつです。
拡張スクリーンを用いた5G時代のスマホの在り方のひとつを唱えた意欲的なモデルとなります。
なお、筆者のは韓国 KT版のモデルとなります。
端末を見ても…あれ、新鮮味がない
実はベースモデルがLG V40 ThinQだからです。
このV40は広角 標準 望遠の3カメラ構成を搭載したモデルの先がけで、この3つのカメラを使った同時撮影など面白い機能も多く実装されてます。
写真もバッチリ撮れますよ!
そのため、V40からの変更点は
チップセットの変更
SDM845→SDM855(X50モデム搭載版)
バッテリー容量の増強
拡張ドック対応の端子を追加
一部デザインの変更
となっており、ToFでカメラを強化したり端末自体が大型化したGalaxy S10 5Gとはまた違う方向性のものとなります。
真の2画面スマホ ここにあり
真の2画面と書いたのは、この拡張スクリーンはフルアクティブでタスクが動く仕様となってます。
例えば、日本でもリリースされたZ-01K ZTE Mと言う2画面スマホがありますが、あちらはあくまでOS標準の機能をベースに動いています。
そのため、2画面を使ったフルアクティブはできず、表示とアクティブタスクがメインとなります。
例 ゲームをしながら検索結果の表示など
一方、V50の拡張スクリーンは「別々の画面でそれぞれ別のゲームを起動させる」なんてことも出来たりします。
拡張スクリーンはアクティブで、メインスクリーンは画面分割で3タスク同時起動もできたります。
正直、このオプションのために買ったと言っても過言ではない。
正直に言うと、このDual ScreenがなければV40 ThinQやG8の5G版みたいなものです。
Galaxy S10 5Gがある以上は決め手に欠ける部分もあったりしますね
世界でも数少ないミリシタとデレステが同時に動くスマホ
最大28人のアイドルが1台のスマホで舞います。
もうこれはアホの領域です。でもロマンですよね。
アイマスが忙してアイマスが出来ない…そんなプロデューサーさんの夢を叶える端末です。
韓国Pさんでも絶賛されてる方が多く、1回線で同時に2タイトルをできるというのが強みなのだそう。
使ってみて
フルアクティブ2画面は快適ですね。Z-01Kで感じた不満点のほとんどを解消してくれました。
ただ、この2画面はAXON Mのような2画面端末。はたまたFlexPaiのようなフォルダブル端末とも違います。
AXON MやFlexPaiは閉じてスマホ 広げて大画面というコンセプトの元で作られてます。
そのため、アクティブで複数のタスクをこなすのでなく、シングルタスクを大小2つの大きさの画面でこなすというのが正しい運用方法です。
一方、V50の場合は「スマホの脇にもう1枚スクリーンを付けた」が正しい表現です。
つまりスマホの2台持ちみたいなものです。
そのため、2画面を1枚の画面のように使ったりすることはできません。
ちなみにこのような2画面はゲーミングスマホでは一部できる機種があり、日本でも購入可能なのはASUS ROG Phone+Dual Dockというものです。
正直これができるのはASUS ROG Phoneとその後継機のROG Phone II
そしてこのLG V50 ThinQくらいなものです。
もちろん、普通のスマホとしても完成度の高い1台です。
(メイン画面に全景、サブスクリーンに推しのアイドルを映すなんてことが可能。)
純粋な最高性能を突き詰めたGalaxy S10 5Gに対して、5G回線と複数画面での新たな体験を狙ったのがV50 ThinQなのかなと思います。
実は、バカみたいな値引きや特定クレカのお支払いで本体が実質無料になったり、S10シリーズからのアップグレードキャンペーンもあるS10 5Gに比べると流通量が少ないV50です。
そのため、予約者向けにこの拡張スクリーンのオプションを無料で提供した結果、あまりの人気にこの拡張スクリーンが納期2ヶ月待ちという状態なのだそう。
韓国国内でも単品販売されてないこともあって、高額転売されていたりするそうです。
総評
そんな中でスタイリッシュに使える2画面と言って現れたのがこのV50 ThinQでした。
わたしも2画面フルアクティブの様子を動画にあげたらそこそこの反応をいただきまして、その中には
「韓国でも入手困難なものをなぜ日本人が持っているのか」
「日本では売ってないのにどうやって手に入れた??」
「日本って5Gやってないのにどうやって買ったんだ?」
とLGのおひざ元である韓国の方に聞かれたりしましたね。
韓国の一部で話題のスマホです
— はやぽん! (@H8P0NP) 2019年7月29日
アタッチメントで2画面化できる上にそれぞれ別のタスクをアクティブで動かせるスマホ
これによってデレステとミリシタをアクティブで同時並行で動かせるので、アイマスが忙しくてアイマスができないプロデューサーさんにオススメしてます。#デレステ #ミリシタ pic.twitter.com/0M32UT4V55
韓国で話題の2画面スマホはなんと!デレステをプレイしながらデレスポもできちゃいます!#デレステ4周年 #デレスポ #デレステ pic.twitter.com/NkUOmmO0dH
— はやぽん! (@H8P0NP) 2019年9月3日

もしかしたらと思ったら
しかもセットで6500HKDと日本円でほぼ9万前後で買えてしまいました。
本日付けで日本でも5G基地局の免状が交付されたそうなので、試験運用までも秒読み段階かと思います。
運良くExynos 9820チップセットとSnapdragon 855 X50モデム版の端末がありますので、5G回線のスピードテストとかもしてみたいですね。
まぁ、香港で買った面白い端末でした。
それでは