どうも今回は
Xiaomiの端末が技適を取得したことについて
表題の通りになります。
数日前にXiaomiのスマートフォンである
Xiaomi Mi Note 10が技適の認証を通過したことが明らかになりました
つまり、日本において発売することがほぼ決定的になりました。
そして昨日。なんと筆者の所有機にもアップデートで技適が付与されました。
Xiaomi Mi Note 10につきましてはこちらを
Xiaomiが日本に上陸して、市場はどう変わるか
私は価格と販路しだいで大きな存在になるかと思います。
・価格
Xiaomiがグローバル展開してる価格とほぼ同等ででてきたら、大きく変わると思います。
ハイエンドが約5万円~
ミドル帯は3万以下
家電量販店でこの値段で出されたら正直、他社のスマホの値段は霞んで見えてしまいます。
近いのはHuawei nova 5iでハイエンド構成ながら約6万
基本的にSIMフリーのハイエンドが日本だと強気の価格設定をするASUSやOPPOくらいなもの。
ミドル帯に関しては各社力を入れており、特に今年はOPPO Reno Aが価格と性能の高さを武器に優勢となっています。
それ以外にもHuawei P30 liteもキャリアリリースされてますし、SAMSUNGやSONYも日本にミドル帯のモデルを本格導入しました。
ここに食い込めるかですかね。
・販路
Xiaomiがキャリアと組めばこれもまた強いですね。
大手は難しいかもしれませんが、楽天あたりは考えられるでしょう。
現在、日本では総務省の規定上、契約での端末の値引きは上限が決められています。
そんな中で初動5万のハイエンド機や2万前後のミドル帯を出すとなれば
割引も考えてかなりお買い得になるのではないでしょうか。
海外メーカーがなかなか日本に進出しなかったのが販路の確保の難しさとローカライズでした。
まず一つが「日本語対応」
そして「周波数最適化」
最後に「FeliCaといった独自機能」
Xiaomiも上の2つはすでに実現しています。
初号機がMi Note 10で戦えるか
機種が機種なだけにインパクトは強いですが、既にわかる通りの廉価版Huawei P30 Proみたいなものです。
すでにヨーロッパで失敗してる価格設定。日本ではどこまで攻めるかがカギです。
筆者的には税抜きで49,800円が妥当ラインだと思います。
これより高ければ正直売れません。
グローバル版にも技適がついている中、わざわざ同仕様の日本版を買おうと思うのか微妙なところです。
同じことがスマートバンドのMiBand 3で起こっています。
こちらもグローバルは技適持ちです。
後継のMiBand 4(日本未発売)もなぜか技適があります。もしやこいつも...
それ以外となればサポート体制ですね。気になるところです。
Xiaomiが入ってくれば日本メーカーはどうなる?
すでにもうお察しみたいなのがありますが、価格競争では勝てません。
これは台湾などでは顕著に出ています。
台湾では同スペックのXiaomiよりも2割以上値段の高いSONYやSHARPのスマホは「名指し買い」になってるといいます。それだけブランドが信用されている証拠です。
そのため、日本メーカーが一番強い地盤にて撤退するといったことは考えにくいです。
ただ、NECカシオにパナソニックと言った大手メーカーでも撤退した携帯電話です。
名前やブランドだけ他社に譲渡や売却して、当の大元は撤退した例もあります。
似た通ったかなコストパフォーマンスの高い中華勢に対して、国内系のメーカーがどう消費者に独自性をアピールしたモデルをリリースするか。
ちょっと楽しみですね。
それでは