どうも
力こそパワー
そう叫びたくなる時が誰だってあります。
今回はXiaomi Mi11を手に入れましたので、実機レビューを書いていこうと思います。
日本でもかなり早く入手できました。私は多分3番目?
いつもお世話になってる方々のおかげです。ありがとうございます。
てことでXiaomi Mi11が着弾しました。
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年1月14日
Snapdragon 888を触りたくてつい買ってしまいました。#はぁ〜また買っちゃった pic.twitter.com/rAUPJGbWie
これはなに?
Xiaomiがおくる2021年のハイエンドスマホです。
今回は限定モデルとも言えるXiaomi Mi11 雷軍限定版を入手しました。
Mi11の中でも市場流通数が少なく、日本国内で出回っているのは記事執筆時点で私が持つこの1台だけとなっています。にへへ
スペックはこんなところ
SoC Qualcomm Snapdragon 888
メモリ 8/12GB
ストレージ 128/256GB
画面 6.81インチ 2K OLED
120Hzフレームレート対応
カメラ
リア メイン(108MP)+超広角(13MP)+マクロ(5MP)
フロント 20MP
画面内指紋認証、55W充電、無接点50W充電対応
今回は雷軍限定版のため、メモリは12GBストレージは256GBの仕様となります。
箱は通常のXiaomi Mi11より大きい限定の箱となっています。
なお、付属品類は通常モデルと変わりません。
今作では雷軍限定版を含めましてACアダプタ類の同梱がされていませんので、必要な方は同梱版を買うか別途購入が必要になります。
パッケージに雷軍氏のサインが描かれてるのを見てMiMIXシリーズかな?と思ったのは私だけではないはず。
本体とか
本体は6.8インチの大画面となっています。
大画面ながらも2K+の解像度に120Hzのハイフレームレートに対応しており、最新のトレンドもしっかり抑えてると言えるでしょう。
フロントカメラのパンチホールはかなり小ぶりになりました。
本体スピーカーはステレオ構成となります。
今作はharman/kardon監修のものになっており、過去のXiaomiスマホの中でもトップクラスで音が良いです。
本体スピーカーはロゴ入りでアピールしてます。
しかも上側のフロントスピーカーは通話用スピーカーとは別?のグリルが開けられており音が非常にクリアです。
今回レビューの雷軍限定版は背面がウェーブを描くような形状になっているのが特徴で、ほかのスマホにはないグラデーションを見せるものになっています。
いや、色んなスマホを触ってきたけどここまで撮る位置や光の向きで表情を買えるスマホは初めてだわ。
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年1月14日
これXiaomi Mi11 雷軍限定版の実機見たら惚れるよ。マジで pic.twitter.com/aiqODS087T
ちなみに描かれてるのはXiaomi CEOの雷軍氏のサインとなります。
Huawei P30 ProのAuroraなどのグラデーションカラーとはまた違うまさに「スペシャルな1台」となっています。
通常の背面ガラスのモデルはもちろん、背面レザーのモデルも存在します。
サイズ的に近いスマートフォンはOPPO Find X2 ProやASUS Zenfone 7が近いサイズと言えます。
Snapdragon 888搭載で圧倒的なスペック
SoCはQualcomm Snapdragon 888を搭載しており、現時点でリリースされているスマートフォンとしてはトップクラスのスペックを誇ります。
Antutuベンチマークの実測値は71万点オーバーとなりました。
スコアの高さももちろんですが、何より動作中の温度が41度と低いのもポイントです。
もちろんここまでスコアも高いので、多くのコンテンツは快適に動きます。
動作が重たいと感じることも今の時点ではありませんでした。
Xiaomi Mi11
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年1月14日
Antutuベンチ 71万点オーバー
さすがすぎます pic.twitter.com/cfJLuhxkKx
細かいところではLPDDR5規格のメモリはSDM865世代よりも動作クロックが上がっていたり、ストレージもUFS3.1規格の高速なものをしっかり採用しています。
今期のトップバッターとしての名には恥じないハイエンドスペックと言えます。
マクロ性能がすごいカメラを使ってみて
Mi11は1億画素のメインカメラをはじめ、1300万画素の超広角カメラと500万画素のマクロカメラを持つリア3眼構成となっています。特徴は1億画素を生かした5倍までのロスレスズーム、最大30倍ズームとマクロ撮影性能の高さといえるでしょう。
以下作例です。
夜景モード含めてバッチリ撮れますね。
天気の悪い冬の新潟に晴れ間は求めないでください()
Xiaomi Mi11 夜景モード
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年1月15日
1倍/2倍/5倍
ややカリカリしてますが、実用的には文句ないでしょう。 pic.twitter.com/dna4YWqJjA
Xiaomi Mi11では特にマクロモードが異次元レベルで素晴らしいです。
過去に色んなスマホにマクロレンズは搭載されましたが、ここまで撮れる機種はそうなかったように思います。
正直これを「スマホだけで撮りました!」なんて言っても信じてもらえるか怪しいくらい綺麗に撮れてます。
これに関しては公式があげていた作例が撮れるのも納得がいきます。
見えなかった。
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年1月17日
いや、何気なく見落としていた風景の中の美しさを見つけて残すことができる。
Xiaomi Mi11のマクロモードならね。
(全て動機で撮影、編集なしです。) pic.twitter.com/YHqWP5XTmM
やばい。Xiaomi Mi11のマクロ撮影性能はスマホで考えたら異次元だわ。
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年1月17日
そもそも、マクロ専用カメラでズームができる時点でも訳分からん。
苔を撮っただけなのにこんな美しく撮れるとは
世界はちいさな美しいもので溢れている pic.twitter.com/5UmcZJ7yBI
Xiaomi Mi11でらぁめんを
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年1月16日
マクロモードで撮るのがまた面白い…てか、こんなに綺麗に撮れるのかよこいつ pic.twitter.com/xogU8AuYjD
Xiaomi Mi11のマクロモードでザラメ雪を撮ってみた pic.twitter.com/xOTZ3dQnpZ
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年1月16日
さらにはマクロレンズながらデジタル2倍までズームできたりと私的には????ってなるような機能まであります。
ただ、マクロレンズのピントはカミソリのごとく合わないので、動体の撮影はかなり難しいです。
もちろん、手軽にここまでの画質で撮れるわけですが、本格的にやるなら三脚とかを使うのも一つの手かなと思います。
使ってみて
さすがにSnapdragon 888を積んでいるだけあって性能面で困ることはありません。
カメラも作例を見る通り、撮れる写真のクオリティも上々ですね。
特にマクロ性能は度肝を抜かれるような感じです。
画面は4辺カーブとなっており、スペック以上にベゼルは薄く感じます。
2K解像度、HDR10、120Hz高フレームレート対応パネルという非常に良いハードウェアを積んでいるだけあって、非常に良質な体験ができます。
また、タッチサンプリングレートは480Hzとゲーミングスマホ並みのスペックとなっていることからも、タッチ感度の求められる場面でも活躍しそうです。
ただ、バッテリー持ちはお世辞にもいいとは言えず、個人的にはSnapdragon 765Gを積んだ機種よりは持たないかなと感じます。
特に3Dゲームやベンチマーク時といった高負荷時の減りが激しい印象を感じましたが、通常使用ではSnapdragon 865世代のモデルより消費は少ないように感じました。
参考までに、PUBG Mobileをプレイしたら1時間で15%ほど消費しました。
発熱については、高負荷時はカメラ周りがほんのりと暖かくなりますね。
ただ、ばかみたい熱くなるといったことはない感じです。
Xiaomi Mi11 ゲーミングテスト
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年1月14日
ミリシタでも最難関に近いと言われるNO CURRY NO LIFEを初期設定でここまで叩けるので現時点では頑張ってる。
SDM888への最適化が入ればグッと使いやすくなると思う。 pic.twitter.com/WP9OmYFujN
筆者が動作検証を行ってるミリシタは問題なく動作しましたが、SoCの最適化が全く追いついてない模様。
幸い、CPUロードの大きいゲームなので、Snapdragon 888のパワーでゴリ押しして普通にプレイ出来ました。
残念ながら最適化は愚か、国内でもまだ10台単位でしか存在しないSnapdragon 888搭載機はあまりに早すぎてしまったという感じですね。
ロード時間などはまだSnapdragon 865+などの機種の方が早い印象があります。
Xiaomi Mi11でデレステ(3Dリッチ 高画質モード)
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年1月14日
これこれ
SoCのローンチデバイスで最適化されず、無理やりハードウェアパワーで動かすこれよ
この荒削りでノーツも楽曲からズレてるこれを体感するのが「最先端のスマホ使ってんなぁ〜」って思える瞬間なの
てことで、デレステは運営の最適化待ちです pic.twitter.com/QESvAczeWf
デレステにつきましては、こちらもGPUの最適化が追いつかず、現時点ではノーツと音が派手に1秒くらいズレるという「最適化されてないハードでゴリ押ししてる感」が体感できます。
私的にはこのゴリ押し感が「俺は今最新のスマホを使ってる〜」って変な快感を覚えるのですが、普通のユーザーが快適なゲームプレイを求めるにはあまりにまだ早すぎます。
ただ、以前にあった最新プラットフォームにおいて、ジャギが出てグラフィックが乱れたりするようなことは起こってません。
最適化待ちと言えるでしょう。
また、5GバンドはNSRでしたらスペック上は日本国内のものに対応してますが、使えるかどうかは別問題となりそうです。
筆者がクソ田舎に住んでるので、この辺りは時間を見つけてレポートしてみたいと思います。
また、付属品や純正ケースを付けてもカメラ部がカバーより出っ張るのでテーブル等におくとがたつく点が惜しいなと感じました。
出っ張りはSIMカード3.5枚分です。
今回入手したものはいわゆる「大陸版」や「中国版」と呼ばれるものになるため、Googleサービスや日本語が入ってないものになります。
幸い、XiaomiのスマホはXiaomiストアから簡単にGMSをダウンロードできますので、普通に使うことができます。
日本語もMorelocale2を使えば、一部中華フォントながらも過不足なく使うことは可能と言えます。
ただ、MiUI12なので標準で日本語対応してることからも、ハイエンドスマホとして求める方はグローバル版を待った方がいいかな?と思うのが私的な感想です。
最後に
今作のXiaomi Mi11ですが、大手メーカーと肩を並べるようになったXiaomiが「普通に満足に使えるスマホ」という当たり前なことを感じられるスマホだなと感じました。
少し触っても分かるくらい完成度はかなり高いスマホと言える印象です。
その中でも
・高解像度での高フレームレート対応のディスプレイ
・harman/kardonチューニングの高音質な本体スピーカー
・異次元とも言えるマクロ撮影性能
・お求めやすい値段設定
という点で他社ともしっかり差別化が図られているなと感じます。
現時点において直接的なライバルで言えばSAMSUNG Galaxy S21+辺りになりますかね。
こちらに比べるとXiaomi Mi11のほうが画面解像度やメモリ搭載量、同構成での価格などで優位に立てることからも、ハイエンド機を選ぶのが悩ましい1台となりそうです。
現時点では市場流通は中国版のみとなっていますが、グローバル版が登場すればより大衆向けにも使いやすい1台となる事でしょう。
最強のチップセットと言えるSnapdragon 888を積んだ世界最速のスマホ(2021年1月現在)ですから、ほんとに体験は素晴らしいものです。
仮にも5Gバンドはn77/n78/n79と日本のNSRバンドは全て対応してますから、日本発売も期待されますね。
個人的にはオススメの1台と言えますね。
ちなみに雷軍限定版は普通にAliExpress等で購入できますが、グローバル版で登場するかは不明とのことです。
それでは