はやぽんログ!

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Huawei EyeWear II レビュー メガネをかけない筆者が毎日使うくらい気に入ったオーディオグラス

 どうも。今回は「ヒアラブル端末」ということで、Huawei が展開するスマートグラスEyeWearをレビューする。

 

メガネ型のウェアラブル端末。EyeWearを試す

 

 HuaweiのEyewearとはメガネ型のスマートデバイスだ。端的に言うのであれば、メガネの縁の部分から音声が再生され、音楽再生やスマートフォンのアシスタントとで利用することができる。

 

 一般的なスマートグラスといえば、Google Glassをはじめとした目元にあるプリズムに映像を表示するようなイメージがあるが、このEyeWearに関しては音声のみとものとなる。いわゆるオーディオグラスと言えるジャンルのものだ。

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Google Glass Enterprise Edition 2は安価になったとはいえ999ドルの価格設定だ。

 

 今回レビューのものはEyeWear IIというものであり、現行モデルの1つ前のものになる。そのため、充電方法やバッテリー持続時間等に差があるものとなる。

 

軽快な付け心地と自然な見た目が特徴のファーウェイのEyeWear

 

 正直なところ、この手のスマートグラスの一番の疑問は何と言っても見た目だろう。筆者も過去に様々なスマートグラスを利用してきたが、正直日常利用にはデザイン面で支障を感じるものがほとんどだ。

 過去にはEPSON Moberio BT-200を着けて秋葉原を歩いていたら、見事に職務質問を受けたくらいだ。確かに振り返ると、明らかに不審者となる見た目だ。

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BT-200を装着している当時学生の筆者。このあと職務質問を受けるなんて思いもせず。周りの目など気にもしない怖いもの知らずであった。

 

 Huawei EyeWearでは映像ではなく、音声のみのアシスタントにはなるが、デザインは世間一般に出回っているメガネそのものとなっている。ビジネス用途といった場面でも違和感なく利用できるのは大きな利点だ。

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デザインとしてはテンプルがやや大きめのメガネそのものと言える。普段使いにおいても、特段違和感を感じるものではない。
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Huawei×Gentle Monsterとある通り、韓国のブランドになるGentle Monsterとのコラボレーションで生まれた商品だ。今回レビューのものはSmart KUBOというものになる。

 

デザインは見ての通りのメガネと言えるもので、スマートデバイスにある「ガジェット感」はほとんど感じさせない。本体は無接点充電のため、充電端子なども備えない。

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充電ケースはレザーをあしらったメガネケースそのものだ。意識しなければパッと見スマートグラスの充電器とはわからない仕上がりだ。

 

 加えて、現行モデルでは度入りレンズも設定することができる。実際の眼鏡と同じような感覚で利用できる点は非常に大きい。

 

 他社のオーディオグラスがスポーツグラスを意識したデザインで多く展開する中、ファーウェイのEyeWearはごくごく普通のメガネやサングラスを意識したデザインだ。

 

 

 

耳元に音声が広がる不思議な感覚。ある意味ヒアラブル端末の完成形と言える形

 

 このメガネ型のデバイスにはプロセッサー、バッテリー、スピーカー、マイクと言ったスマートデバイス要素が多く盛り込まれている。基本的にはスマートフォンと組み合わせることが前提となるので、TWSイヤホンなどに近い使用感となっている。

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基本的にスマートフォンと組み合わせて利用する

 

 EyeWearには高指向性のスピーカーが搭載されており、見た目の割にはしっかりと音声が聞き取れるものになっている。この辺りは骨伝導タイプのイヤホンよりもかなり高音質だ。

 オープンイヤーなので、音量を上げれば音漏れはするが、50%前後の音量では思ったほど気にならない印象だ。

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テンプルには指向性スピーカーとマイクを備える

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テンプルにタッチセンサーが備わっており、ここから音量調整、アシスタントの呼び出し等が可能だ。また、近接センサーが備わっており、装着を検知して音楽再生も停止する仕様となる。

 

 電池持ちは音楽再生で概ね5~6時間前後だった。一般的なTWSイヤホンと同じような印象だが、充電ケースにはバッテリーが備わっていないため、都度充電が必要な点は惜しい。

 マイクについては過去に配信で利用したが、声もしっかり拾う上に音質も比較的良好であった。実用する上では問題になることは少ないだろう。

 

 ヒアラブルデバイスといえばSONYのXperia Ear DuoやLinkbudsが記憶に新しい。これらが耳に入れるタイプのイヤホンに対して、EyeWearはメガネ型ということもあり、耳を圧迫しない装着感が魅力となる。

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コンパクトで耳穴を塞がないLinkbudsは賛否分かれる商品だが、ヒットしている。

 

 また、イヤホン以上にメガネはファッションアイテムとしても機能する。普段眼鏡をかけない方でもファッションとして割り切ってしまうのも悪くない選択肢だ。

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装着感も悪いものではない。重量も44.5gと一般的なメガネとあまり大きく変わらないものだ。

 

Huawei EyeWearはスマートウォッチに次ぐ新しい形のスマートデバイス

 

 筆者としてはEyeWearのような端末の存在は、スマートウォッチに次ぐ新たな形のウェアラブルデバイスと感じる。

 

 スマートウォッチは目で情報を得る端末であるが、この手のオーディオグラスは「耳から情報を得る」端末となる。

 同じジャンルにはTWSイヤホンもあるが、ノイズキャンセリングを駆使して「自分だけの空間」を演出するものに対して、EyeWearは「周囲の音に溶け込む」という違いがある。

 

 聞き流すという用途に関しては、特化をアピールするLinkbudsなどに引けを取らない存在だ。

 

 スマートウォッチで視覚的な情報を、EyeWearで聴覚的な情報を得ることができる。二つ組み合わせればかなり強いものになる。イヤホンでは得られない耳を全く塞がない開放感が何よりも特徴だ。

 

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ファーウェイ製の端末なだけあってEyeWearもHarmony OSを搭載している。対応するスマートフォンやスマートウォッチなら連携性も抜群である。他社のスマートフォンでもAiLifeというアプリで接続情報を管理できる。

 

 変わり種のスマートデバイスでもあるオーディオグラス。Huawei EyeWearはその最先端を行くデバイスだと感じた次第だ。

 

 さて、筆者は眼鏡をかけない人間なのだが、このEyeWearは毎日愛用するほど手放せなくなってしまった。

 オフィスワークではPCメガネということして悠々と使っている。お気に入りの音楽やラジオを聴きながらだと捗るものだ。

 イヤホンのように明らかに「見た目から会話を遮ってない」のもポイントだ。このEyeWearを装着していても、人から話しかけられにくいと言ったことがなく、コミュニケーションにおいて不満を感じたことはない。

 

 そんなオーディオグラスとも言える商品。百聞は一見にしかず。興味のある方はぜひ一度試してみてはいかがだろうか。