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スマートフォンの値引きよりもSIM単体契約が狙い目か。ネット上では「 PS5が一括1円」も話題に。年度末の携帯電話市場

年度末の年度末の携帯の割引競争が続く中。どうやら?今年は1円といった過度な端末値引きではなく、SIM 単体割引をアピールする場所が多いようだ。

 機種についてはPixel 6aやiPhone SE(第3世代)を中心に1万円前後の価格設定での販売が多い。 

 

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 筆者が見かけたものはGoogle Pixel 6aの一括9800円、iPhone SE 第3世代の一括14800円だ。

 

 この辺りは2月と変わらないと思うが、やはり公正取引委員会の見解通り、過度な不当廉売といったところに配慮したような形になっている。

 

 その一方で、どちらも分割契約であればポイント還元をしている。画像の場合は、2年間は24円で利用できる上に1万円もらえる状態だ。

 端末単体でも分割値引きは利用できるので、通信回線をサブブランドにしつつ、端末もお得に利用することができる。

 

 これ以外の機種でもお得に使える端末もあるため、何か気になったものがあれば店頭でチェックしてみるとよい。筆者としては、OPPO Reno7 Aがお求めやすい価格になっていると感じる。

 

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 SIMの単体割引というものは、値引きを端末ではなく、キャッシュバックや各種ポイント還元に充てるものだ。

 携帯電話の値引きと異なり、現金や各種ポイントでの還元となるので、比較的自由度の高い割引となっている。

 

 こちらにも2万円のルールはあるものの、年度末になるとプラス5000円のポイント還元などが入ってきている。これについても各社取り合いといったところだ。

 2万円を超える部分については、付帯サービスの契約特典といった形で代理店等が付与していることもあり、あくまで携帯電話の契約とは別というスタンスを取っている。

 

 また、ネット上ではNintendo Switch LiteやPlayStation 5をMNP契約で一括1円販売という、現物値引きと言えるものが話題となっている。

 

 これを行っているのは中古買取店のゲオだ。同店では以前からSIM単体購入の扱いでキャッシュバックを行い、中古の端末の他、家電やゲーム機などの購入補助に割り当てることができた。

 

 Switch Liteについては販売金額が2万円前後となるため、回線値引きで提供できるような形となっている。

 PS5については、安価なデジタルエディションではMNP+固定回線の契約で1円になるとしている。固定回線も絡むので、投稿のような「一括1円」は景品表示法の観点から少々無理があるような気もする。

 

 この辺りは、かつての現金キャッシュバックが厳しくなった際にお米100kg、42型の液晶テレビをプレゼントといった現物でお客さんを釣っていたものにかなり近い。

 

 さて、公正取引委員会の値引き規制への見解などもあり、大っぴらに値引き後のポップを出す店舗も少なくなった。ポイント還元等で実質的に安くなるものはあっても、ある意味裏メニューみたいなものになっている。

 

 年度末でより競争が激化する携帯市場。3月も半ばに迫り、どのようなことが行われていくのか。筆者も注力してみていきたい。

 

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