はやぽんログ!

使ったスマホは300台以上。スマホネイティブ世代のライターが独自の視点でレビューやニュース、コラムを発信中!

ワイモバイル、TwitterやFacebookの設定やOSアップデート等の有料店頭サポートを月額550円から使い放題の「店頭スマホサポート定額」提供開始!

f:id:hayaponlog:20230413184402j:image 

 ワイモバイルは、ワイモバイルショップでのスマートフォンの各種サポート「店頭スマホサポート」内のサービスを毎月定額で利用できる「店頭スマホサポート定額」の提供を開始した。

 

 月額550円と990円の2つのプランが提供され、2023年4月12日から提供を開始している。実質的な「スマホのサポートのサブスク」とも言えるものだ。

 

 「店頭スマホサポート」を利用するにはワイモバイルショップに来店する必要があり、対象はワイモバイルで購入した端末となる。

 

スマホの店頭サポートが使い放題!実質的なサブスクは何が対象なの?

 

 ワイモバイルではこの定額プランによって、2021年4月から提供している「スマホ設定サポート」の各種サポートメニューを毎月定額で複数回利用できる。

 

 スマホ設定サポートの内容は、各種SNSの設定から端末のメンテナンス、データバックアップなども含むものとなっている。

 ワイモバイルでは店頭でこれらの対応一件につき1100円(税込)でサービスを承っており、このサービスに対する定額プランとなってきる。

 

 内容としては、月額990円で22種類の有料サポートメニューを利用できる「店頭スマホサポート定額 フルプラン」と、月額550円で19種類の有料サポートメニューを利用できる「店頭スマホサポート定額 ライトプラン」の2種類が展開される。

 

 「スマホサポート定額」対象のサービスは以下の通りだ。

 

1:データ移行(単品は3960円)
2:フィルム貼り
3:コーティング

ここまでは「フルプラン」のみ利用可


4:スマホ初期化
5:生体認証設定
6:アカウント設定(Apple、Google)
7:メール設定
8:Instagram設定
9:Facebook設定
10:Twitter設定
11:メルカリ設定
12:Suica設定
13:ウェアラブル設定
14:パスワードマネージャー設定
15:トラッカー設定
16:フィルタリングカスタマイズ設定※初期設定除く
17:容量オーバー解消
18:OSアップデート
19:端末のバックアップ
20:スマホ通知整理
21:写真アルバム作成
22:ホーム画面フォルダ作成

 

単品は1100円(1件につき)

 

 「フルプラン」は単品料金で3960円/1回のデータ移行、いずれも1100円/1回の「フィルム貼り」「画面コーティング」も定額の対象メニューに加わる。

 極端な話だが、初月だけ契約してデータ移行や初回セットアップを行い解約するといった使い方もできそうだ。

 

 また、「フルプラン」を継続的に利用しているユーザーには継続利用特典もある。

 

 継続特典は12カ月ごとにショップを訪れると、ソフトバンクショップやワイモバイルショップで使える5000円相当のアクセサリークーポンか、2000円相当のPayPayポイントが進呈される。

 

 例えば、スマートフォンを1年間利用して持ち込んだ際に、ボロボロになった画面保護フィルムを特典クーポンで購入し、サービス内の特典で貼ってもらうなんてことも可能だ。

f:id:hayaponlog:20230413141930j:image

フルプランのライトプランの差はデータ移行等のサービス、継続特典の有無となる

 

 

 

 これらのサービスのほか「店頭スマホサポート定額」向けに提供する「定期点検サービス」も提供する。

 定期点検の内容はスマホの清掃やバッテリーチェック、OSアップデートのチェックを1時間以内で定期的に行うものだ。

f:id:hayaponlog:20230413180630j:image

定期点検のメニューはこちらになる

 

 ワイモバイルではこれらのサービスの提供に際して「スマホ初心者で設定などに不安のあるお客さまは、これまで以上にいつでも気兼ねなくショップに相談できるようになります。」としている。

 

 

「こんなのに金を払うのか」と思うものもあるが、必要としている方は決して少なくないサポートの定額サービス

 

 このようなサービスの背景には、ワイモバイルの立ち位置もありそうだ。

 キャリアのサブブランドという位置ながら、「実店舗を備えながら安価な通信プラン」というものがワイモバイルの売りとなっている。

 

 これはフルサービスの「ソフトバンク」オンラインプランの「LINEMO」のちょうど中間となり、安価ながらもサポートを必要とするユーザーに対してアプローチできるものになっている。

 

 これは航空会社などでも出ている「ハイブリッド」に近いもので、サービスオプションを備えてより柔軟な顧客ニーズに応えられるものとなっている。

 

 

 正直、このようなサービス内容を見て「こんな内容なら誰でもできるでしょ」「こんなので金を取るな!」と思う方も少なくない。

 

 その一方で、スマートフォンを使う方が全員初期設定からTwitter、Facebook、LINEを満足に設定して利用できる訳ではない。

 他にも、耳に馴染みのない横文字や英文が並んだ通知や、容量不足に陥った時に混乱するという声も少なくないのだ。

 そのようなユーザーは「高くてもフルサービスのキャリアを使え」という声も理解できるが、プラン設定や金銭面的に合わないという意見も少なくない。

 

 今回、ワイモバイルが展開する「店頭スマホサポート定額」では、月々550円上乗せするだけでキャリアのフルサービス並みの店頭サポートを受けられる。そう思えば決して高くない価格だと感じる。

 ワイモバイルの「シンプルS」に「店頭スマホサポート定額」を付けても、ソフトバンクの「ミニフィットプラン+」よりも安価なのだ。

 

 

 スマートフォンの操作に自信がない方や、定期的にメンテナンスをしてほしいと考え方は、ぜひ店頭等でチェックしてみて欲しいものだ。

www.ymobile.jp

 

www.hayaponlog.site