Xiaomiは8月21日。ワイヤレスイヤホンの「エントリーモデル」としてRedmi Buds 4 Activeを Amazon限定で発売した。同ストアでの価格は1990円としており、完全ワイヤレスイヤホンとしては激安…機能を考えれば破格の製品となる。
Redmi Buds 4 Activeの特徴は「低域再生」に重点を置いた12mm口径のダイナミックドライバーを採用している。音響チューニングはXiaomi Acoustic Labにで行っており、安価でも高音質で楽しめるとしている。コーデックはSBCのみの対応となる。
また、通話時のマイクノイズキャンセリングにも対応。高音質でノイズの少ない通話が可能だ。
通信周りはBluetooth 5.3世代の通信チップを採用し、音切れしにくくなっているほか、動画視聴に最適な低遅延モードも備えている。
また、Androidスマートフォンにて簡単に接続できるGoogle Fast Pairにも低価格ながら対応している。煩わしい接続設定が無いことに加え、Androidタブレット端末などとの接続切り替えもシームレスに行える。
この他バッテリーはイヤホン単体で5時間、ケース込みで28時間の利用が可能だ。急速充電に対応しており、10分間の充電で110分利用することも可能だ。
まとめるとこのような形となる
Xiaomiは低価格なイヤホンとして先日、Redmi Buds 4 Liteを発売しているが、両者の違いはインナーイヤー型かカナル型かの差であり、本記事で紹介しているRedmi Buds 4 Activeはイヤーピースを備えるカナル型となる。この2機種は装着感が異なるので、Apple AirPodsのようなものが欲しい方はRedmi Buds 4 Liteの方が良さそうだ。
Redmi Buds 4 Liteはインナーイヤー型だ
さて、低価格な完全ワイヤレスイヤホンを展開するXiaomi。昨今の円安状況を考えれば値上げも厳しいものだけに、Redmi Buds 4 Activeは1990円という小学生のお小遣いでも買える価格には驚くばかりだ。外貨に例えれば13.5ドル、99.4元となる。
筆者としては初めてのワイヤレスイヤホンとしても選べる製品と考える。中華の安物とは言え、「Xiaomi」という名の通ったメーカーが展開している。12ヶ月保証もつくため、品質面では問題なさそうだ。
付属品のイヤホンからワイヤレスイヤホンを試してみたいが、どんなものを買っていいかわからない。予備のイヤホンが欲しい方にも安心して選べる製品だ。
流石にここまで安いとどうなんだ?ということもあって筆者も実際に購入してみた。次回は音質等のレビューを予定する。