iPhone 15にてUSB Type-C端子となったことで、PCなどでも利用できる豊富な周辺機器に注目が集まっている。特にiPhone 15 ProでProRes撮影を行う際に便利なポータブルSSDはSNSなどでも注目を集めた。
そんななか「ブランド最小・最速クラス!」のSHARGE Diskがクラウドファンディングで話題となっている。
キュートな見た目のSSDだ。
この「SHARGE Disk」はクラウドファンディングサイト「Makuake」にて、プロジェクト開始からわずか1時間で目標金額を達成した注目商品だ。
開発元のSHARGEは、鋭い点と果敢なチャレンジ精神で、「時間を楽しむこと、人を楽しませること」を常に意識し、実用性を確保しつつも、より優れたデザインでユーザーの心を常につかむ遊び心満載の製品を展開している。
主力製品はモバイルバッテリーやACアダプタといった充電機器となり、以前にも魅力的な製品を展開してきた。今回のSHARGE Diskはこれらの製品群とは異なるカテゴリーだが、遊び心と実用性を両立させたプロダクトという部分は同社らしく仕上げた製品だ。
スマートフォンと接続しても比較的コンパクトだ
iPhone 15 Proにも直接接続できる
一般に「記憶領域」であるストレージはある程度のものになれば伝送レートも頭打ちになるため、他社との差別化が難しい部分でもある。
SHARGE Diskでは読取り・書込み速度は最高1,000MB/秒という性能を持ちながら、「シースルーなデザイン」、ケーブルレスで接続できる「コンパクト」、パフォーマンスを持続させる「空冷ファン」、SSDの換装可能な点が売りの製品となる。
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デザインについては「SDカード」を意識したデザインとなっている。ストレージの基板を確認できる小窓が備わり、メカメカしい様子が見れる点も特徴だ。専用のシリコンケースも付属するが、こちらも同様の意匠となっている。その際も内部の基板を確認できるようになっている。
ケースを装着していても利用できる
ケーブルレスな点も接続しやすさではプラスだ。ノートパソコンはもちろん、スマートフォンやUMPCと組み合わせても余計なケーブルが邪魔にならない点はプラスだ。もちろん、接続用の延長ケーブルも付属するのでケースを取り付けた機器などでも安心して利用できる。
ケーブルはストラップのように利用でき、SSDというよりは何かのアクセサリーのような佇まいだ。
そして空冷ファンだが、これについては効果的なものと感じる。ストレージも発熱すると伝送速度が落ちてしまうことがあり、デスクトップPCではヒートシンクを取り付けた製品も発売されている。今回のSHARGE Diskでは空冷ファンによって公称値で-20℃の冷却効果があるとしており、ゲームや動画撮影時にパフォーマンスをより長時間維持できるとしている。
ポータブルSSDながら空冷ファンを備える。ファンは最大11000rpmと高速で回転する
ファンの騒音については、静かな屋内で多少なり気になるレベルだ。パソコン等の接続であれば問題ないが、カメラ等に接続しての動画撮影時はファンの騒音が気になる場面も考えられる。別途スイッチでオンオフできるとよかった。
また、空冷ファンを搭載したことで、接続機器のバッテリー持ちがあまり良くない点が難点だ。通常のSSDに比べて空冷ファン分の消費電力分増えてしまうので、これは仕方のないものだ。
SHARGE Diskはこの手の製品としては珍しく、エンドユーザーのSSD換装を可能としている。M.2 NVMeのものであれば、工具等は不要で換装できる。更なる大容量のものを選んだり、お手持ちのものを利用することも可能だ。
ストレージの換装ができるポータブルSSDはあまり多くなく、エポックメイキングな製品だ
さて、この商品は記録装置としての機能だけでなく、特徴的なデザインや空冷ファンを備えるなどの「遊び」要素も兼ね備えた製品だ。
ストレージの容量としては1TB、2TBの容量に加え、お手持ちのストレージを利用できる「ディスクなし」もラインナップされる。一般販売価格はディスクなしで1万4720円、1TBで2万9220円、2TBで4万7720円となる。
取扱を行うクラウドファンディングサイト「Makuake」では先行販売かつ、最大43%オフのお得な価格で購入できるプランもあるようだ。興味がある方はチェックしてみてほしい。