規制の目が強くなる関係で、スマートフォンの一括大幅値引きははあまり見かけなくなった。
そんな中、ソフトバンクでGoogleのPixel 7 ProがMNPで一括9800円で購入きる施策が一部量販店にて行われていることを問い合わせたところ、実際に行われていることを確認した。
通常のPixel 7ではなく、フラグシップのPixel 7 Proがここまで安く買えることは稀だ。回線契約を含めても、ブラックフライデー中で安価になっているSIMフリー版どころか、中古品よりもかなりお買い得なものだ。
ソフトバンクのPixel 7 Proについては機種割引と契約割引を利用することで9800円となる。定価は13万1760円のため、実に12万円を超える値引きとなる。近年言われる返却施策ではなく買い切りの施策となるため、長く使いたいユーザーも安心して利用できる。
また、契約を伴わない場合は一括3万1800円で購入することも可能だ。SIMフリー版に比べてもかなり安価に購入できるが、台数制限のある製品となっている。
Pixel 7 ProはSoCにGoogle Tensor G2を搭載し、5000万画素の高画質なメインカメラに加え、5倍望遠カメラを備える。この他には「消しゴムマジック」「ボケ補正」などを行える高い性能を持つスマートフォンだ。
後継となるPixel 8 Proも発売されているため本機種は旧モデルとなるが、価格差を考えての性能差はさほど感じない。高いカメラ性能は今でも第一線レベルとなるため、安価にカメラ性能の高い機種を求める方にもオススメだ。
加えて、4年のOSアップデートが早期に提供されるなど長く使う上でも安心できる機種だ。
今回の割引はストレージが128GBのものに限られる。大容量モデルを求める場合は注意が必要だ
Pixel 7 ProスペックはSoCにTensor G2を採用し、6.8インチの120Hzのリフレッシュレートに対応したOLEDパネルを備える。
メモリは12GB、ストレージ容量は128GBとなる。このほか5000万画素のメインカメラを中心としたトリプルカメラ、Googleのアピールする高いAI性能を駆使した画像処理、音声処理も可能だ。
3年間のOSアップデート、5年間のセキュリティアップデート提供されることで長く安心して使えることも魅力だ。もちろん、FeliCaやeSIMに対応するなど日本向けのローカライズも行われている。
ソフトバンクでは後継に当たるPixel 8 Proも発売されたこともあり、このタイミングでのセール販売になっていると考える。
筆者も量販店に出向いて問い合わせてみたが、Googleストアで買う方が多いセグメントの端末という特性もあり、在庫のある店舗は少ないようだ。
Xperia 5 IVの時と同様に割引率の強い「裏メニュー」みたいなもので、ポップ等の案内がある店舗は少ないと回答をもらった。興味のある方はぜひチェックしてみてほしい。