2月9日。auとソフトバンクが同社で取り扱いのあるGoogleのスマートフォン「Pixel 8」を相次いで値下げした。auが9万9000円から9万3600円へ、ソフトバンクが11万1600円から9万4320円へと値下げされオンラインストアでは新価格で提供される。
今回の値下げによってau、ソフトバンク共に2度目の価格改定となるが、ソフトバンクが約1万7000円の大幅な値引きを行ったことでほぼ並んだ形となる。一方でドコモは11万9900円と発売当初から値下げは行われていない。
これによってauはMNPまたは22歳以下の新規契約にて、端末を2年後に返却すると実質47円。ソフトバンクでは同等の条件で実質24円とするなど、年度末商戦に向けて値下げ合戦が繰り広げられている。
ソフトバンクではPixel 8を法改正直後から1年後に返却すると実質12円という施策が行われていたが、今回の値下げによって2年間で実質24円となったことで、よりお得に長期間利用できるようになった。
このような仕組みは4万4000円の回線値引きに加えて、2年後の残価分をキャリアが買い取ることで行っている。改正後のルールに則っていているので、法的には問題にならない。
Google Pixel 8は昨年10月に発売されたハイエンドスマートフォンだ。Google独自のTensor G3プロセッサを採用し、高いAI性能を備えている。高性能なカメラや7年間のOSアップデートも売りで、日本国内の支持も高い機種として存在感を示している。
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