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Xperia 10 Vが一括9824円の投げ売りに。新品価格も3万円台に値下げ

 規制緩和後は白ロム割が廃された関係で、スマートフォンの一括大幅値引きははあまり見かけなくなった。

 そんな中、ソフトバンクではソニーのXperia 10 VがMNPで一括9824円で購入きる施策がオンラインストア含めて全国で行われているようだ。回線契約を含めても、SIMフリー版よりもかなりお買い得だ。

 

 ソフトバンクのXperia 10 Vはこの3月より価格改定で3万1824円となったことで、一気にお得感のある価格となった。本体価格の実質的な値下げだ。ここに契約割引の2万2000円を適用することで9824円となる。

 当初定価は7万9920円のため半額以上の値引きとなる。近年多い返却を必要とする「お返し施策」ではなく買い切りの施策となるため、長く使いたいユーザーも安心して利用できる。

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価格改定されて手に取りやすくなった

 

 Xperia 10 VはSoCにQualcomm Snapdragon 695 5Gを搭載し、コンパクトながら高音質のステレオスピーカーや高画質なカメラを備えるミッドレンジのスマートフォンだ。

 ミッドレンジながら従来のXperia 10シリーズになかったステレオスピーカーや、4800万画素のメインカメラを備えるなど、体験ベースで強化を図った。

 一方で、8万円に迫る価格に対してスペックが見合わない、前作に比べて進化点が少ないなどの意見も多かった。値下げされた今からだからこそ、より魅力的に感じる方も少なくないことだろう。

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ソフトバンク向けカラーはブラック、ホワイト、ラベンダー、セージグリーンの4色となる

 

 

 Xperia 10 VはプロセッサにSnapdragon 695 5Gを採用したエントリーモデルだ。メモリは6GB、ストレージは128GBを採用し、SDカードも利用できる。画面は6.1インチの21:9 OLEDパネルを採用し、解像度はFHD+だ。10シリーズでは初のステレオスピーカーを採用するなど、エンタメに力を入れている。

 カメラは3眼で、メインカメラは4800万画素、超広角と2倍望遠にはそれぞれ800万画素のものが採用されている。自撮り用のフロントカメラは800万画素だ。 この他、5000mAhのバッテリーを備えつつも159gと軽量に仕上げており、IP68の防水防塵性能もしっかり備える。日本ではニーズの大きい3.5mmイヤホンジャックも備えており、ハイレゾ音源にも対応する。

 

 

 オンラインストアでは現時点の在庫はないものの、昨年店頭で聞いた当時は「安売りしたXperia 5 IVや同等施策のPixelシリーズに押されて売れない」としており、家電量販店等では比較的在庫がありそうだ。

 Xperia 10 Vは確かに8万円と言われれば高いと感じざるを得ないが、このスペックで3万円台なら納得以上の結果を得られるのではないかと思うところ。興味がある方はぜひチェックしてみて欲しい。

 

www.softbank.jp