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Xiaomi 14 Ultraがついに日本でも発売!価格は19万9800円

 Xiaomi(シャオミ)ジャパンは5月9日、海外にて販売しているXiaomi 14 Ultraを日本国内でも5月16日より販売することを発表した。同社が日本向けにフラグシップスマートフォンを投入するのは初だ。

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今回はフラグシップのXiaomi 14 Ultraがオープンマーケットを中心に投入される。ベースグレードのXiaomi 14は無さそうだ。

 

 

 Xiaomi 14 Ultraは、同社のフラグシップに当たる「Xiaomi 14シリーズ」の最上位モデルだ。新型の1型イメージセンサーをはじめ、超広角や望遠を含めた計4つのカメラを採用。ライカとの提携によって極限まで高められた超高性能なカメラ性能が売りのスマートフォンだ。

 最新のSnapdragon 8 Gen 3を採用した同社のフラグシップであり、5000mAhのバッテリーや90Wの急速充電対応などをはじめ、基本的な仕様は先行して発売されたグローバル向けの製品と同様だ。

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カメラだけでなく、スマートフォンとしての性能も高い

 

 基本的なカメラ性能や各種スペックは以下の記事を参考に見て欲しい。現時点で世界トップレベルのカメラスマホと評価できる仕上がりだ。

 

www.hayaponlog.site

 

 

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登壇した安達氏は高いカメラ性能をアピールした。

 

 今回の日本版について、筆者は「投入したこと」に意味があると考える。元々シャオミのスマートフォンは「コストパフォーマンス」を重視した製品が多く、その意味ではXiaomi 14 Ultraも例外ではない。

 一方で、近年のシャオミはiPhoneやGalaxyと同じ土俵で勝負を仕掛けており、世界シェア3位の味を見せつけている。今回投入のXiaomi 14 UltraもiPhone 15 Pro MaxやGalaxy S24 Ultraなどと真っ向勝負できるカメラのクオリティや基本性能を備えていることも事実。

 このようなスマートフォンをシャオミが出していることを、まず日本のユーザーに知ってもらう。マニアの間だけで話題になるのではなく、枠の外へ製品をアピールそのような意味での展開は非常に重要だと思う。

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また、今回は日本のXiaomi Fans(シャオミのファン)の要望を大いに受けて展開した。ファンのの声に耳を傾けた結果だとした。

 

 

 

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Xiaomi 14 Ultraの価格は高価だ

 

 価格はメモリが16GB、ストレージが512GBの構成で19万9900円だ。販路は直販の他、au+1 collectionやiijmioなどからも展開される。カメラグリップは2万2000円の別売だが、今回は購入者特典として付属する。今の円安を考慮するとかなり攻めた設定とした。

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 カメラのライカとのコラボレーションや高いハードウェア性能を詰め込んだXiaomi 14 Ultra。その価格に見合った価値を提供できる高いクオリティを持ち合わせており「安かろうコスパ良かろう」のXiaomiの評価は完全に過去のものになった。

 

 Xiaomiとしては日本でもGalaxyなど同様のハイブランドイメージの確立が課題だが、今回のXiaomi 14シリーズは大きく出てきたと感じている。

 これは5年前のファーウェイと同様で、同社はライカとのコラボレーションで一気にカメラ性能を高めたことで、高付加価値路線にシフトできた。それと同じ道をXiaomiは歩み始めている。Appleやサムスンに並ぶリーダーの一角として業界のトレンドをけん引できるのか。日本での展開も期待していきたい。