どもー
はて。ミリオン6thツアー ついに終了を迎えました。
はぁ、両日現地…幸せですね
私はアイドル。優勝
もさておいて、最終日にとんでもないものが発表されたのでそれについてです。
それは
ミリシタ 39モード 開発中
なんとミリシタが39人ライブを実装に向けて開発してることが発表され、その一部が公開されました。
動作検証勢としてはこれ、正直あかんやろレベルのものです。
昨日思い立ってTwitterに書いたことをちょっと書き起こしてみます。
そもそもなぜこのタイミングで39人ライブを発表したのか
伏線で言えば先月の講演での「皆さんをあっと言わせる」だと思いますね。
もちろん、開発チームの「塵も積もれば13人踊る」の発展系だと思いますね。
AKANE大作戦からの最適化とモデルアセット結合、リアルタイムでのアンチエイリアスカット、カメラワーク処理など細かいところを見れば進化してるのが見て取れます。
いまはチームUMIMI
(Ultimate MIllionlive wo MIseteyaru)
うみみ…すんごいミリオンライブを見せてやるぞ!
という素晴らしい開発陣のおかげかと思います。いつもありがとうございます。
ただ、それ以外にも恐らく
・端末のマシンパワーが上がったから
これはほんとに感じます。特にiPad Proの存在が大きいようにも感じます。
Android環境においてもSDM845/855はかなり高性能なチップでもあるので、これらを搭載する端末が広く広がったのもあるのかと
・Google Playも64bit向けに重い腰を上げたこと
Google Playでは2019年8月以降にストアに並べるアプリについては64bit版のアプリを提供することを必須項目としました。
ミリシタに関しては当初から64bit向けに作られていたことからあまり問題は無いと思われます。
ただ、それに際して32bit環境をどうするのかで大きく変わってきます。
32bit環境についての考察は以下にまとめてます。
大型アップデート前には古い環境がサポート外になる
ミリシタにおいては2018年の2月を持ってIntel SoCのサポートを終了するアナウンスが出され、4月までに実行されました。
その前後で13人ライブを開発してるというアナウンスが入ってたので、そこへの最適化のためのサポート外という選択だったのかと思う。
そこで最も近いうちにサポート外になりそうなものをリストアップしてみました
・32bit OS動作端末
一般には2014年以前に発売された端末となります。
OSが64bitでないと4GB以上のメモリは認識しない
なんて言葉を聞いたことのある方はいるかなあと思います。
スマホでもその波がやってきまして、ストアアプリは現状32bit版と64bit版のリリースとなってることが多くあります。
これでは2つのバージョンをサポートすることとなり、Android環境だけで言えばリソース肥大化と不具合対応に時間がかかる原因にもなっています。
ただ、この32bit機に関してどのようにサポート外とするかで大きく変わってしまうのが難しいところですね。
具体的にはどんなものがサポート外に?
1.Dalvik ランタイム
かろうじて4.4をサポートしてるので、こちらは対応してます。これは32bit版のみに該当しますが、5.0以降ではARTに1本化できるので早く切りたいでしょうね。
2.OPEN GL3.0以下までしか対応してないGPU
開発側としてもよりリッチなコンテンツを動かすことが可能となります。
そのため、これを理由に32bit環境をごっそり対象外にする可能性はあるかと思われます。
※ごく稀に64bit対応SoCを搭載しながら、アプリ互換の関係で32bitモードで動いてるものもある。
例えば、韓国版Galaxy Note4/Note edgeの一部モデル、及びほとんどの初期ROMのモデルは32bitモードで動作している。アップデートで一部モデルは64bit対応となった。
ましてや、大手メーカーのものになると下手なサポート終了は混乱を招きかねません。
仮にも39人ライブ実装に先立って動作要件を7.0以降にしたら、これはスマホゲームとしてはかなりの英断かつ先行事例になると思われます。
iOSについて
ただ、そんなiOS機にも「サポート外」となる可能性が出てきました。
それは
Apple A7/A8世代端末
2013〜14年にかけてリリースされた機種になります。考えられる理由としては
1.Metal 2.0とARkit
AppleはMetalというエンジンを使ってコンテンツを最適化するという手法をとってます。
これのバージョンが上がり、それの対応下限がApple A9/A8Xとなっています。
今後の最適化やAR機能実装といったことがある場合はこのあたりのサポート外は避けられないでしょう。
2.iOS13
今年リリースのiOS13でついにApple A7/A8搭載端末がアップデート対象外になりました。
つまり今後アップデートもされないような機種をサポートするか?という話になります。
まぁ、これはもう仕方ないとしかね。
ただ、これに関しては一部無効化などの選択肢もあるのでフルサポート終了とはならない可能性もあります。
例 Apple A7端末では3D高画質モードが選択できない
ただ、7月に発表されたFlyers!!!の13人MVが、先に上げた該当機で上手く動かないというアナウンスがありました。
結論
とりあえず動作目安はかなり微妙なところではあるが
デレステの3Dリッチ 高画質でのグランドモード相当に個人的な安全率をかけた余裕を持ったもので選定しました。
A13(iPhone 11世代)
A12X(iPad Pro 3rd Gen.)
A12(iPhone Xs世代)
A11(iPhone 8世代 正直厳しいかと)
A10X(iPad Pro 2nd Gen. 場合によっては厳しい)
正直かなり盛ってます。赤字はまぁ間違えないとしても、メモリ量でいえばA12でも3GBのiPhone XRやA11世代とかはかなりきついのかなとか思ってます。
Snapdragon 855/855Plus(2019年ハイエンド)
Snapdragon 845(2018年ハイエンド)
Exynos 9825/9820(2019年ハイエンド)
正直このくらいかと思います。赤字は特に間違えないと思いますが、メモリ量は最低でも6GB。推奨8GBと言った所でしょうか。
という普通はやらない推奨環境とほぼ同じくらいになるのかと思ってます。
あと
最後に
このミリオンライブというコンテンツは人に116台の端末課金をさせておきながら、さらに端末課金をしろという
あなたは…鬼なのですか?
それでも私は理論上、39人を
今のスマホのスペックで60fpsで動かすことは可能
だと感じます。
実際に手持ちのLG V50 ThinQ
(Snapdragon 855 メモリ6GB)
ではデレステのグランドモード 3Dリッチ高画質モード、及びミリシタの13人ライブ高画質モードで同時に動かすことができます。
総ポリゴン数の演算から考えるとデレステのモデルに対してミリシタのモデルは2/3と軽量。
13人ライブとデレステのグランドをミリシタに換算し、それを合算すると処理されてるポリゴン数は単純に約35人分相当になります。
そこからデレステのステージのポリゴン数を足せば約38人分。
最適化のためなら何でもするUMIMIなチームなら、モデルの2段階アセット結合やカメラワークでの最適化であと1人分。
それにステージ、及びエフェクト周りの実装も十分可能かと思います。こちらはデレステよりも軽量ですのでいけるかと。
つまり、今のスマホは39人ライブの処理が可能なスペックを持っています。
この39人ライブはリリース待ちとなりますが、とりあえずスマホが燃えたりはしなそうなのでご安心ください
実装されたので検証しました。
それでは