どうも
本日でミリシタの大型アップデートが行われまして
実際何が変わったの??
という方向けです。ざっくりまとめました
大きなトピックスは
・アイコンが馬場このみさんになった。
・いろいろ細かい機能がついた
・不具合が改善された
もそうですが、私が書くのですから
Unityのバージョンがアップデートされた
やっぱりこれですよ!ミリシタのいう「基幹システム」がこれです。
リリース前に急遽Unity 2017.4.12f1を実装したミリシタでしたが、今回はより新しい2018.4.12f1にアップデートされました。
訂正:旧バージョンのミリシタはUnity2017.4.29f1を採用しておりました。
2017から2018へのアップデート内容はいくつかありますが、ここではモバイルプラットフォーム向けの改善点を挙げます。
ARM64環境に正式対応した
このUnity 2018ではARM-v8(Android 64bit)を正式サポートしたバージョンであります。
64bit環境においてはより動作が最適化され、開発側もより安定した環境での製作が可能になります。
実はUnity 2017もミリシタが採用してたバージョンより少し新しい4.16で64bitは対応してたものの、α版レベルの実験的運用でとても製品に利用するにはリスクのあるものでした。
訂正:2018年頃にミリシタではUnity 2017.4.16f1に、その後4.29f1とアップデートされており
2018年の7月ごろ(1周年イベント前後)には64bit環境にも対応していました。
今回のアップデートでは
正式対応済みのプラットフォームにて、64bit環境での動作最適化を図るものとみて良いでしょう。
古い情報をお伝えしてしまったことをお詫びします。
また、ご指摘いただいた皆様にこの場を借りてお礼いたします。
Unityの実効にVulkanが使えるようになった
公式発表では「BETA運用」とありますが、発表から1年経った今では対応も進んだ感覚があります。
現状、最も普及してるVulkanデバイスがAndroidスマートフォンであることからも今後主流になると思います。
ちなみにiOSデバイスでもVulkanって使えるんだとか…
(ここら辺は疎いので間違ってたらごめんなさい。)
ユーザー側からみた大きな変更点はこんなところでしょうか。
他にもapkの分割
(32bit/64bit/X86といったアーキテクチャ別にアプリの分割が可能)
JavaファイルをUnityプラグインのように使用可能に
(Android Studio側で別途ライブラリのビルドをする必要が無くなった。)
エディタでスクリプト変更時の実行動作の選択が可能
など細かいところを含めるとそれだけで記事になってしまいます。
簡潔に今回のミリシタのアップデートをまとめると
Android 64bit環境への完全対応とVulkan API対応への下準備
と言ったところでしょう。今後の動作は完全に64bitメインになるわけです。
ミリシタもその環境になったと言って良いでしょう。
今後実装される39モードなどの高負荷かつメモリを使用するようなものは、64bit対応を生かして扱えるメモリの拡大と最新API対応でユーザー体験の向上を図ってゆくのでしょう。
それに伴って端末も多くがサポート外になったのですが…それはまた別のお話。
とりあえず今後の発表に大いに期待が持てるアップデートとなりました。
過去の考察はこちら。ちょっと早とちりしすぎてしまいましたね。
それでは!