どうも今回は
2画面スマホユーザーから見たLG G8X ThinQということで
おそらく誰の役にも立たない内容ですが、まぁ見ていってください。
LG G8X ThinQについてはこちら
2画面スマホと言えば
ZTE Z-01K AXON Mなんかが記憶に新しいでしょうか。あちらは発熱と外開きの画面、皆無なアクセサリーで常用は難しいものでした。
G8X ThinQに先立ってリリースされたV50 ThinQのお話
LGのこの手のスマホはG8X ThinQで2世代目となります。
初代は日本未発売のV50 ThinQという5G対応モデルとなります。
筆者も香港で入手。韓国ではScreen Caseが品薄で9月頃まで入手が困難でした。
そんな初代から基本的な仕様も変更されたので見ていこうと思います。
Screen Caseの画面解像度が本体と同じになった
実は、V50 ThinQのScreen Caseは本体とは違う解像度となっていました。
V50 ThinQ 2340×1080(接続時はこの設定)
Screen Case 2160×1080 ノッチなし
そのため、画面の切り替えを行うと表示が乱れたり強制終了してしまうアプリがいくつかありました。
ちなみにV50 ThinQの本体はWQHD+(3120×1440)なので、スクリーン接続時はダウンスケーリングされます。
それがG8X ThinQではScreen Caseも本体と同じ解像度になり、ノッチもついたものになっています。
おかげで、画面切り替え時の乱れといったものは無くなりました。
ヒンジ部がより使いやすく進化
V50 ThinQでは画面の位置が3箇所の固定しか出来ませんでした。
それがG8X ThinQではお好みの位置で固定できるようになりました。
また、下部のヒンジの位置も変更され扱いやすくなっています。
Screen Caseの接続方法が変わった
本体背面の専用端子での接続だったV50 ThinQに対し
V8X ThinQではType-Cでの接続になっています。
これであれば今後の機種でもハードウェアさえ合わせれば、Screen Caseは流用が効くわけです。
ただ、G8XではScreen Case本体下部の端子が専用のマグネット端子に変更されており、充電には付属のアダプタを使用する必要があります。
Qiで充電しろって話でしょうけど、少し面倒ですね。
また、イヤホンジャックも深めになってしまうのでプラグ形状によっては使えなくなるものもあるかと。
保護フィルムを選べる
何言ってんだ?と思いますよね。
実はV50 ThinQはV40 ThinQと画面サイズ等同じなので、保護フィルムは流用できます。
ところが、ガラスフィルムだと厚みがあるせいかスクリーンを閉じることができないのです。
正確には閉じた時に隙間ができてしまいます。
G8Xはケースタイプになったことから、画面間に多少のクリアランスが生まれました。
つまり、キャリア正規品とかであればガラスフィルムを使用してもScreen Caseに干渉しません。
通知用サブディスプレイが追加された
これは9月にもチラッと出していた「3つめの画面」ですね。
いわばガラケーの通知用ディスプレイみたいなもので、端末を開かなくても時刻や通知の確認が出来ます。
意外と便利な機能ですね。
Screen Case背面デザインの変更
背面がレザー調になって机置き時に滑りにくくなりました。
手に持ってても同じなのでこれは嬉しい変更点です。
使ってみてわかったこと
さて、ここまで書いてきましたが
このG8X ThinQは確実に2画面スマホとして進化をしています。
他にもカメラのファインダーを2画面同時表示したりすることが可能です。
V50では「表示」がメインだったのに対し、G8Xではより扱いやすさに踏み込んだものになっています。
もっと細かいところですと、デュアルスクリーンの設定欄の項目がローカライズされていたりします。
リモートデスクトップとキーボードを表示してUMPCっぽくつかってみたり
位置情報ゲームと地図アプリでおいしいご飯を探し食べ歩いたり
2画面スマホはこれからの主流になると信じています。
2画面スマホはスマホの未来なのか
未来のスマホに近い形なのかなとは思います。
現状はフォルダブルはまだまだ高価ですし、耐久性やアプリ最適化にも難があります。
その中でもLGのとったこの選択は現状、最も合理的なものだと思います。
2画面の機種も古くをたどれば京セラ EchoやSONY Tablet P
そしてNECカシオ MEDIAS Wがいました。
どれも2画面ではあったものの、OSの制約や市場動向などでそれを生かせることなく失速。今は時代の片隅にひっそりとたたずんでいます。
ZTE AXON Mもインパクトはありましたが、やはり独特の扱いにくさとハードウェアスペックの低さが仇となり失速。ZTEへの制裁などで追い打ちをかけられてしまい普及には程遠いものになってしまいました。
みんながそれぞれ圧倒的なインパクトを消費者に残して...
まるで現役時代に話題にはなったものの時代の波に乗れず己を貫き、表舞台から去ったあともファン内では語り継がれるアイドルのようです。
そんな2画面特化機とは違い、LGのこの機種たちは1つの画面のスマホとしても使うことができます。
2画面ゆえの制約に縛られないのです。
厳密にはG8X ThinQやV50 ThinQはジェネリックGalaxy Foldとも言えません。
そもそもコンセプトが違います。
両方使ったことのある方はきっとこの言葉の意味が分かると思います。
そして、LG G8X ThinQ満を持してリリースの実用可能な2画面スマホです。
お値段も55,400円(税込)という値段設定も強いですね。
ぜひ、皆さんもお手に取って触れてほしい。
今回は2画面端末の進化という側面でした。
デレステとミリシタの同時起動
さて、筆者もお得意の同時起動ですがミリシタとデレステの場合は条件が特定できました。
このスマホたちはアクティブタスクが1つにサブディスプレイで非アクティブ
(表示とタッチを認識しない動作は可能)ということになってます。
そして、デレステではアクティブタスクが切り替わった時に両方のアプリが止まることが確認されてます。
つまり、オートライブと放置編成であれば同時に行けるものの
スマホ2台使うよりは不安定という結論です。
さらにはこの構成だとかなり電池を食ってしまい、フルで動かすと3時間ほどしか持ちません。まぁ仕方ないか
それでは