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【レビュー】100円ショップで買える!塗るだけ液晶保護フィルム 液晶コーティング剤を使ってみました。

 どうもこんにちは。皆さんはスマホの画面に保護フィルムは付けてますか?貼ると質感が変わる。なかなか安いのがない。汎用品が合わない。そのような声を多く聞くが、安くてどんなスマホにも塗るだけの液晶画面の保護方法を紹介します。


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今回は、Twitterでも話題になってる100円ショップの塗るだけ保護フィルムこと液晶コーティング剤と世間では呼ばれるものを実際に使ってみます。

 

 

 

コーティング剤の中身をチェック

 


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中身はこんな感じとなっています。内容品は以下のようになります。

 

・コーティング剤

・ウェットシート、ドライシート(拭き取り用)

・クリーニングクロス

 

 また、コーティング剤の使用目安はスマートフォン2〜3台分とのこともあり、普通に考えれば保護フィルムを買うよりお買い得なのかなと思います。普通は100円で買えるものではありません。そして、今回の実験台になってくれるのスマホはNokia 9 PrueViweです。国内未発売機なのでフィルムの取り寄せが面倒、という事で使ってみることにします。

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画面コーティング剤の使い方

 

使い方としては以下のようになります。


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まず1.と書かかれているシートで画面を綺麗にします。

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続いて、適度にコーティング剤をかけて

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2.と書かれているシートを使ってだいたい均等になるように伸ばします。伸ばしたら10分ほど乾燥させてください。

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それで仕上がりがこんな感じ。下手くそである。

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光の当たり方ではコーティングされていることが分かるので、効果はあるのかなと思います。ちなみにこのコーティング剤は保存が効かない使い切りタイプなので、開栓したら使い切りましょう。


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それならと4台コーティングしました。6インチクラスの機種ですがだいたいこのくらいで無くなったので、内容量通りなのかなと思います。

 

画面コーティング剤の利点

 利点としては何よりもどんなスマホにも使えるというのが大きいでしょう。正にほぼ全機種対応です。特にエッジディスプレイのモデルについては、エッジディスプレイまで保護してくれるフィルムやガラスは本当に少数です。仮にあってもかなり高価なものも多く、使いにくい点が実情です。

 今後はHuawei Mate 30 ProやVIVO NEX 3のようなボタン部まで廃したモデルも出てくるので、この手のコーティング剤はありがたいところです。

 

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 また、スマートウォッチ等の小型ディスプレイの端末にもコーティング剤は向いています。ほかにも容易に手に入るiPhoneなどと違って、保護フィルム等が専用品で高価になりがちなAndroid端末には向いてるかなと思います。LGの2画面スマホにも良いでしょう。あちらもガラスフィルムによっては干渉するものがありますので

 

 また、画面内指紋認証搭載のスマホにも有効です。こちらも光学式のものならフィルムの自由度がある方と言えるが、Galaxyのハイエンド機に採用されている超音波式のものだと保護ガラスによっては利用できないものもあります。

 

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 機種によってはフィルムやガラスが取り寄せや輸入等になるものもあるので、買って即保護したい方や面倒な方にはおすすめかと思います。合わせて、背面ガラスの保護も可能です。最近は背面もガラスの端末が増えてきており、iPhoneでも正面フィルムは多種多様とあるが、背面のものは多くない模様。

 そんな時に背面にこれを使うと背面も小傷などから保護できます。Android機でも有用なので、背面もケースに入れないままデザインを楽しみたい方にもお勧めできます。

 

コーティング剤のデメリット

 

 コーティング剤のデメリットとしては効果は恒久ではなく、だいたい3ヶ月から半年に1回はコーティングし直さなければなりません。加えて、液晶保護フィルムなどと違ってあくまで分子層を画面の上にコーティングするだけなので、機種によっては相性が悪いことがあります。

 例えば、一部のスマホには「指紋防止皮膜コーティング」と言ったものがされている場合があります。要するに指紋を目立たなくしてくれるものですが、その上からこのコーティング剤を塗ってしまうと、指紋が目立つようになることがあります。

 

 特に背面に塗る際はカメラ部に塗らないように注意してください。仮に塗ってしまうとレンズのコーティングが弱まったり、写真の色味等がおかしくなることがあります。正面もインカメラを使う場合はテープ等でカメラ部を養生したほうが良いでしょう。

 

 また、コーティング剤にはブルーライトカットや覗き防止といった効果のあるものはほとんどなく、そのようなものをお求めなら保護フィルムを買った方が安上がりになります。

 

 もうひとつデメリットとして挙げるのなら、ガラスのものでなければ利用できません。少し前の低価格スマホでは画面がガラスではなく、硬質プラスチックのものがありました。現在のスマホ画面ではほぼないですが、ゲーム機などにまれに使われてることがあるので注意してください。スマホの背面はガラスぽく見えて硬質プラスチックなんてのはよくありますので、使用する際は要確認でお願いします。

 

100円ショップで売っているコーティング剤を買ってみて

 

 スマートフォン用の画面コーティング剤自体は以前から知られてはいましたが、値段が高いものが多く余程の用途がない限り買う人も少ないものでした。今回、これが100円ショップで売られてるということ自体凄いことですが、実用できそうなのがすごい事です。

 

 セリアなどで販売されているので、比較的地方でも手に入るかなと思います。ガジェット以外にも腕時計などにも使用できるそうなので、試してみてはいかがでしょうか。