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【自作イヤホン】ハンドメイドイヤホン eAr-2を買ったお話

どうも

 

今回は。

 

 

またイヤホンを買ってしまいました

 

 

今回はハンドメイドのイヤホンを購入しました

 


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すごい…かわいい。

 

 

こちらはハンドメイドでイヤホンを製作されている

やーさんの作品となります。

 

ハンドメイドで完全受注生産の製品ではありますが、Twitterなどを見ると手にした方の評価がものすごく良いのです。

 

 

 

このイヤホンは

 

 

今回手にしたモデルはeAr-2 novelです。

構成は2Way 2BAとなっています。

 

ボーカルと楽器の輪郭をメインで出るように製作されたそうです。

 

デザインは首里城再建チャリティーのモデルということでレモンモチーフのカラーとフェイスプレートデザインとなっています。

https://twitter.com/eAr_san/status/1242073917201608704

 

私はこれを見て3秒でLe☆S☆Caが出てきてしまって思わず買ってしまいました。

 

1点もの。限定生産…こういう言葉に筆者はとっても弱いです。

 

デザイン

 

市販されている製品にもまったく劣ることの無いビルドクオリティ。

素晴らしいとしか言葉が出ません。


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本体をよく見てみるとベントと音響フィルターが。


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ネットワークは中空配線。UEのイヤモニのようでいいですね。

私はこういうの好きです。

 

フェイスプレートのレモンは手で触ってもわかるくらい出ており、レモンのみずみずしさを感じさせるものとなってます。

 


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ケーブルは付属しないので別途調達。

qdc 2Pin規格でしたのでYinyooの16芯 銀コートOFCをチョイスしました。

ケーブルの編み込みがミツバチみたいな色です。

 

 

www.amazon.co.jp

 

え?このケーブルがトラロープみたいだとか思った方…

 

1歩前へ

 

 

 

 

聴いてみた

 

今回の試聴曲はこちら

 

Tokyo 7th Sistersより

トワイライト/Le☆S☆Ca

 

ナナシスの筆者推しユニットから1曲。

今月の発売のミニアルバム「Le☆S☆Ca」で全部聴けるので気になった人は聴いてください。

 

え?Le☆S☆Caは3人じゃなくて5人だろ!

 

その通りですね。5人でLe☆S☆Caですね。

ちなみにLe☆S☆Caはイメージカラーは黄色、甘酸っぱい青春ユニットということでよく「レモン」がイメージとして使われてます。

 

 

 

このイヤホンのデザインに一目惚れした理由。

そういうことです。

 

トワイライト

トワイライト

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トワイライト

トワイライト

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アイドルマスター SideMより

OUR SONG-それは世界でひとつだけ-/High×Joker

 

男性Vo.ということでMマスからチョイスしました。

私的にMマスだと5本の指に入るくらい好きな曲です。

 

OUR SONG -それは世界でひとつだけ-

OUR SONG -それは世界でひとつだけ-

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アイドルマスター シンデレラガールズより

こいかぜ-花葉-/高垣楓(CV.早見沙織)

 

海外でオーケストラパートが録音されたアニメ/ゲームソングでは屈指の高音質録音音源です。

試聴曲選定に伴い初恋組曲 五章 永遠のクリスマスと迷いましたが、こちらのほうがボーカルパートがあることと、楽曲全体に緩急があることから選定しました。

 

こいかぜ -花葉-

こいかぜ -花葉-

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スロウリグレット/田所あずさ

 

毎度おなじみリファレンス音源です。

 

スロウリグレット

スロウリグレット

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プレイヤーはNW-ZX507を使いました。

 


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すごくソリッドでボーカルが気持ちいい

 

聴いてみて感じたのは「2BAながらすごく良く鳴る」という印象でした。

 

個人的に2BAのリファレンスで置いてるのがUltimate Ears UE 5Proとなるのですが、これに比べてもかなりいい線まで行ってるように感じます。

 

本人の説明でも「高音よりのモニターサウンド」とあるように、毛色としてはUE 5ProやShure SE425といったモデルに近いものになっています。

 

トワイライトではボーカルの分解能がしっかり出てくるのはもちろん、低域もしっかり出て来るものになっています。低域の入り方が気持ち良いです。

 

OUR SONG-それは世界でひとつだけ-ではサビ部の「OUR SONG」のところでハモるところがあるのですが、ここがとても綺麗に出てきます。分解能が高い故でしょう。

 

こいかぜー紺碧ーでは生音のストリングス+女性Vo.+バックコーラスの構成ではありますが、個人的にはUE 5Proよりも好みの鳴らし方をしてくれました。

 

なんと言うのでしょうか。そこそこの空間の広さにボーカルの近さが心地よいと言いますか。Shure SE425とUE 5Proのいい所取りみたいな。

楽器の味もひとつひとつしっかり掴めるのでこれはステージモニターとしても利用できるかなと思います。

 

リファレンスのスロウリグレットもほぼ上記のような感想です。

 

ここまで聴いてみて感じたことを端的に書いていきますと。

 

・音量はかなり取りやすい。iPhoneとかでも問題なし

・音場(空間)はやや広い。ボーカルの定位はやや近め

・低域は2BAとしては出る。量感は多くの場合十分

 

 

音場が広くサウンドの定位がしっかりしています。

基本的にはイヤモニとなるので、バカみたいなサウンドステージの広さはないです。

低域の量感含めて2BAでも比較的あるUE 5Proと言うよりは、スッキリしたqdc 2SEが手持ちのモデルとしては近い印象です。

 

 

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フィット感

 

個人的にはすこぶる良いです。

 

シェル形状は製作者のやーさんもかなり研究されたそうで、今まで納品されたユーザーさんからも好評だそうです。

 

特徴としては楕円形のステムでしょうか。CIEMベースのユニバーサルイヤモニは音通管とイヤーピースの関係で丸く仕上げることが多いです。

ステム形状としてはFitEar TOGO335が近いですね。


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着けてみるとまるでCIEMのように耳に入っていきます。

楕円形ステムのおかげか耳の奥に入る上に、筐体がしっかり耳にフイットするのでほんとに装着感はCIEMのようです。

 

数あるユニバーサルモデルを使ってきましたが、ここまでCIEMのような装着感を持つモデルは数える程しか思い浮かびません。

 

もちろん、CIEMベースレベルのフィット感があるモデルなので遮音性もかなり高いです。

 

 

感想

 

 

想像以上に凄かった。

 

これが本音です。

 

Twitter上で好評な声を見て気にはなってましたが、予想を超えてきました。

 

いやすごい。

 

実はこのeAr-2 novelベースに低域を強化したモデルである4BAで低域可変機構を搭載した

 

eAr-4V Avestaも開発中とのことです。

 

やーさんのイヤモニはプロのアーティストにも納品実績があり、サウンドクオリティも信頼できます。

 

 

 

なにより実際に愛用してる私が保証します。

 

 

ただ、現在は使用する材料や部品の納入が安定しないことから正式なオーダーはしてないとの事です。

 

正式にオーダーを受け付ける際にはお値段と納期も公表するとのことで、興味のある方はやーさんのTwitterをチェックしてみてはいかがだろうか。

 

twitter.com

 

イヤホンの製作で大事なことや加工のあれこれなど。

私も読ませていただいて勉強になることが更新されていたりします。

 

 

自分の購入したイヤホンがこうして作られてるのかと感じられるのも、製作者がみえるハンドメイド商品の魅力ではないでしょうか。

 

 

今回はチャリティーイヤホンとのことで、私が購入したこちらのモデルの代金は首里城再建のプロジェクトに全額寄付されるとの事です。

 

思わぬ形で社会貢献までできる機会となりましたが、微力でも力になれるなら嬉しいですね。

 

そのような機会とこのようなイヤホンを生み出してくれたやーさんにお礼するとともに、更なる成功を陰ながらユーザーとして応援いたします。

 

 

それでは