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【スマホゲーム】プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミクの推奨環境を公開情報をもとに推察してみた

どうも

 

ついに…これを書く時が来たようです

 

 

プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク

 

の動作推奨環境を推察してみた!

 

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ということで、本日告知されましたクローズドベータテストの参加要件から動作環境の推察をしてみたいと思います。

 

 

 

 

プロジェクトセカイ カラフルステージ!feat.初音ミクとは?

 

 

昨年のマジカルミライにて告知のありました、クリプトンの「初音ミク」などのキャラクターボーカルシリーズのVOCALOIDキャラクターを用いたスマートフォン向けリズムゲームとなっています。

 

今作ではそれ以外にもオリジナルのキャラクターも実装されており、それぞれの「セカイ」と「オンガク」を繋いでいくストーリー性のある側面も持った作品となっています。

 

特徴としては

 

・クリプトンのボーカロイドキャラクターが登場する

(特にMEIKO KAITOが出てくることに好感が持てる)

 

ボーカロイドキャラクターの楽曲をプレイできる

 

・オリジナルのキャラクターとのコラボ作品にてプレイできる

 

 

作品となっています。

 

声優陣も私の推しが多数出演されており、個人的にも楽しみなコンテンツです。

 

 

ちなみに製作はセガゲームス×Craft Eggのコラボとなっています。

 

セガゲームスは言わずと知れた「初音ミク Project DIVA」シリーズの開発

Craft Eggはバンドリ!ガールズパーティの開発を担当されている企業さんです。

 

昨年ガルパと初音ミクがコラボしたのも...きっとこれの前哨だったのだろう。

 

 

 

詳しい概要は公式サイトをチェックです。

 

pjsekai.sega.jp

 

3DキャラクターによるMVをバックにしたリズムゲーム

 

今作では、アイドルマスターシリーズなどと同様に3Dモデルのアクションを背景にリズムゲームが展開されるものになっています。

 

既に公開されてる動画から見ても、MVは最大6名のキャラクターが歌唱する作品となっております。

 

www.youtube.com

 

 

www.youtube.com

 

 

譜面に関してはバンドリ! ガールズバンドパーティ!やTokyo 7th Sistersに近いゲームシステムとなっています。

 

 

 

www.youtube.com

難易度Masterはなかなか高難度そうですね…音ゲー雑魚の筆者にできる気がしません。

 

 

 

また、メンバーの入れ替えやモジュールチェンジも可能です。

 

3Dモデルに関してもセガさんが絡んでるだけあって、かなり質感含めて上質ですね。

 

公表されたクローズドベータテストの参加要件から推奨スペックを探る

 

 

この筆者。初音ミクさんのために海外まで飛んだオタクであると同時に、アイドルマスターシリーズのスマホゲームのために累計180台を超える端末を買って実機データを揃えてきた過去があります。

 

 

現時点でも30以上の環境にて検証できる実機を揃えてます。

 

そのため、過去のデータと今回公表された要件から推奨環境は概ね想像できます。

 

 

過去検証はこちらからご確認ください。

 

www.hayaponlog.site

 

 

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リリース後は最速で検証すると同時に、私には初音ミクさん絡みで10年以上私に関わってくれた方々への恩義と感謝があります。

 

私も迅速な検証ができるように務めたいところではありますが、状況に応じて端末の更新が必要となりますので、早めの調達を推奨します。

 

 

あくまで、ここに記載のものはいち個人の推察であり、これらの情報はクリプトン・フューチャーメディアさん並びにセガゲームスさん、CraftEggさん等からもたらされた情報ではございません。

 

予めご了承ください。

 

 

今回、公表されたクローズドベータテストの参加要件は以下の通り

 

iOS

 

iPhone X以降の端末

 

Android

 

OSがAndroid 6.0以降

SoCがSnapdragon 835相当以上

対応APIでOPEN GL ES3.0以降

メモリ 2GB以上

 

 

の端末と明確に明記されています。 

 

 

pjsekai.sega.jp

 

3Dモデルを動かす関係上、ある程度のスペックは求められると考えています。

 

 

iOS環境

 

 

iOSは単純にiPhone X以降の端末ですね。

 

要するに推奨要件は

 

Apple A11以降 メモリ3GBクラスです。

 

恐らく同等のチップを積むiPhone 8シリーズでも問題は無いかと思います。

ですが、今回のクローズドベータテストの特性上iPhone Xのノッチを含めた解像度の端末におけるテストモデルが多数欲しいのかと思われます。

 

参加要件から見ると以下のデバイスなら問題ないかと思われます。

 

 

iPhone 11/11Pro

iPhone SE(2020)

iPhone Xs/XR

iPhone X/8 Plus

 

iPad Pro 4th/3rd Gen.

iPad Air 3rd Gen.

iPad mini 5th Gen.

 

スペック的にはiPad Pro 2nd Gen.も加えて良いとは思うが、GPUがPower VRのA10シリーズに対してどこまで対応してくれるかは未知数。

 

iPhone 8はメモリが2GBのため、メモリ不足による処理落ち等の可能性を否定できない。

 

となるとAPIはMetal 2.0がメインストリームではないかなと思われます。

 

Apple A8/A7端末(iPhone 6/5s世代など)をお持ちの方は、アプリそのものがサポートされない可能性もありますので注意してください。

 

下手したらゲームすらプレイできません。

 

ちなみにiOS版はOSバージョンがクローズドベータテストにて明記されてないため、バージョンが古いとアプリが動かない可能性があります。

 

最低でもiOS11.1は必須になることでしょう。

 

 

 

Android環境

 

 

Android環境はここまでバッチリ書かれるとねぇ。

実機検証では数がものをいいますので…

 

おそらく最低ラインがSnapdragon 835クラスです。

 

 

Snapdragon 835が分からない方は

 

2017年に出たハイエンドモデル(Galaxy S8Xperia XZ1、AQUOS Rなど)と同世代機と思って頂いて大丈夫です。

 

ざっくり書くとGPU性能が半精度浮動小数点数演算性能で550GFLOPS(全精度で200GFLOPS)クラスの性能が求められるということでしょう。

 

 

サポートしてるのがAndroid 6.0以降をうたってる以上、アプリは64bit版のみで将来的にはOPEN GLからVulkan APIへの移行も考えられるでしょう。

このご時世において32bit環境を新規コンテンツにて対応させるのは考えにくいです。

 

さすがのセガさんやCraft Eggさんでもやらないと考えてます。

 

そして、64bit対応SoCなら余程のローエンドでない限りOPEN GL ES 3.0には対応しています。

 

 

そのため、32bit環境(2014年までに発売された端末)や32bitモード動作端末では動作しない可能性が大です。

 

ミクペリことXperia feat.HATSUNE MIKU SO-04Eをお持ちの方には残念な話かもしれませんが、この機種も上記の32bit環境に含まれます…

 

これについては実質的な32bit切りが行われたミリシタの動作検証記事をご参照ください。

 

 

www.hayaponlog.site

 

 

また、Android 6.0が今回の下限のためSD835より一世代前のSnapdragon 820でも問題は無いかと思われます。

 

ただ、敢えてSnapdragon 835以上と明記してる以上は推奨ではないと考えています。

 

 

今後動作端末は増やすと明言はされてるので、この辺りも推奨に加わると良いですね。

 

 

以下、要件にもあったSnapdragon 835クラスのスペックを持つチップセットです。

 

 

SAMSUNG Exynos 8895

Hisilicon Kirin 970

Qualcomm Snapdragon 730G

MediaTek Helio G90T

 

だいたいこんな所でしょうか。ExynosとHelio搭載機は国内未発売の環境なので対応されるかは微妙なところです。

 

そして、以下の環境なら問題は無いでしょう

 

Snapdragon 865(今年リリース)

メモリ6GB未満は存在せず

 

Snapdragon 855(昨年リリース)

メモリ6GB未満は存在せず

 

Snapdragon 845(一昨年リリース)

メモリ4GB未満は存在せず

 

Snapdragon 835(4年前のリリース)

メモリ3GB未満は存在せず

 

 

Snapdragon 765G(今年リリース)

メモリ6GB未満は確認できず

 

Snapdragon 730G(昨年リリース)

メモリ6GB未満は確認できず

 

 

下環境は問題は無いだろうが、日本未発売モデルが多いためコンテンツ側でのGPUが未対応だったり対応が遅れる可能性があります。

よって、3Dモデルの描写にジャギ等が発生する可能性があります。

 

Exynos 990(今年リリース)

メモリ8GB未満は確認できず

 

Exynos 9820/9825(昨年リリース)

メモリ6GB未満は存在せず

 

Exynos 9810(一昨年リリース)

メモリ4GB未満は存在せず

 

Exynos 8895(4年前にリリース)

メモリ4GB未満は存在せず

 

 

HiSilicon Kirin 990(昨年リリース)

メモリ6GB未満は存在せず

 

HiSilicon Kirin 980(一昨年リリース)

メモリ6GB未満は存在せず

 

HiSilicon Kirin 970(4年前にリリース)

メモリ4GB未満は存在せず

 

MediaTek Dimensity 1000/1000L(今年リリース)

メモリ6GB未満は確認できず

 

MediaTek Helio G90T(昨年リリース)

メモリ4GB未満は確認できず

 

とざっくり書き出してみた。

 

これは公表されているチップセットから同等スペックレベルのものを書き出したものであり、快適にできるかどうかは本体のチューニングや仕様パーツなどにかかってきます。

 

 

推察されるスペック以外の要求性能

 

 

恐らく、デレステやミリシタと同様に描写設定などもあるだろうと推察します。

現時点で公表されたものは最高画質か、それの1個下であろう標準画質での推奨要件と思われる。

 

個人的には標準画質での推奨スペックと推察しています。

 

2Dモードもあるため、高難易度曲や3Dモードでコマ落ち等がある場合はこちらを利用してもよいと思います。

 

タッチ感度

 

タッチキャブレターの差異は過去の検証からも非常に難しいものになっています。

 

リズムゲームの譜面から見ても判定はデレステやミリシタよりも遥かにシビアになると考えます。

(実際、SNOW MIKU 2020での体験プレイをされた方の声を聞くとそのような印象を受けました。)

 

そのため、他のコンテンツ同様iOS環境がメインでAndroid環境ではタップタイミングに難が出る可能性が非常に高いです。

 

そのためガッツリやったりスコアランキング上位狙いなら、iPhone/iPadとなるのは他のリズムゲームコンテンツと同様になるでしょう。

 

もちろん、私としてはAndroid環境でも快適にできる機種や推奨スペックをリリース後は随時検証していく所存です。

 

ここに書き出した環境の9割は手元に実機があるので即時検証が可能です。

 

 

最後に

 

 

恐らく初音ミクさんの誕生日に合わせて8月頃の正式リリースとなるのかなと私は踏んでいます。この状況なので現場が大変なのは容易に想像できます。

 

現時点での推察では

 

iOSApple A11クラス、AndroidがSnapdragon 835クラスが最低ラインとし、安全率をかけると

AppleApple A12環境、AndroidはSnapdragon 845クラスが推奨ラインと考えます。

 

これでも、ミリシタやデレステよりは軽量ではないだろうかという推論です。

 

とりあえず、出てもないコンテンツを検証した気でいるなと釘を刺されそうですが

現時点では公表された情報をもとに推察した「個人の戯言」との認識でお願いします。

 

そのため、あくまで現時点での掲載情報は目安としてお考えください。

 

 

クローズドベータテストはリリース前の最終確認はもちろん、「よりリリース後に近い環境で検証できる」開発側としては重要な検証ステップです。

 

Twitter上の反応を見ると「要件が高め」との声もありましたが、私的には妥当と感じます。

 

 

そこそこの環境でも動くが、あえてベータテストは確実に動くハイエンド機に絞ってるのかもしれない

 

まだ正式リリース前という特性上、最適化されてないためマシンパワーでごり押す点なども考えられる。

 

もちろんすべての機能が問題なく動くターゲティング環境の裏付けとして、あのスペックにしてるのだろうとも思われる。

 

このラインを基準として「画質オプション」のデフォルトを探る材料や、よりリッチなエフェクトやアンチエイリアス処理を今後付与できるかどうかの判断材料にもなるだろう。

 

非常に大切なステップとなるため、選ばれた方は確実に運営さんに報告を行って欲しいです。

 

 

動作検証やこんな戯言を書きたい理由は以下にまとめてあります。

信念はここに書いたことと変わりありません。

 

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私がプロジェクトセカイに思うこと

 

 

ここからは半分お気持ちもふまえて

 

ボーカロイドキャラクターとリアルボーカル。

 

言わば「歌い手とボーカロイドのコラボ」が実現した今作

 

初のMVが公開された時は賛否両論様々な声が多く出ていました。

 

特にボーカロイド音楽では「歌い手に否定的」な層が一定数常にいらっしゃいます。

 

彼らの気持ちも分かります。

 

「歌い手が歌うと曲が持つ本来の世界観が消えてしまう」

「曲の意味が変わってしまう」

ボーカロイドが歌うことで意味として完結してる」

 

などとの声も多く聞きました。むしろ私も昔はその立場の人間でした。

 

だから、言いたいこともホントに分かります。

 

それを初音ミクの親玉である「クリプトンがやる」ことに意を呈する方も多かった。

 

 

それもあって公式さんから「一部楽曲はボーカロイドキャラクターのみの歌唱Ver.もある」と明言もされています。

 

 

 

 

でも、その逆もあって歌い手さんが歌うことで「新たな意味」をその曲に付与することができると私は考えます。

 

 

個人的には今作に草薙寧々役で参加されてるMachicoさんを推しますね。

 

そんな彼女はデビューする前はニコニコ動画Youtubeで「歌い手」として活動し、オーディションの後2012年にメジャーデビュー

2013年のアイドルマスター ミリオンライブにて伊吹翼のCVに初抜擢され声優デビューを果たした方です。

 

そんな彼女は「鏡音リン/レン」が好きと公言しており、歌手になることを夢見て下積み時代を過ごしたと語っています。

 

そんな方が実績を積んでいつしか、日本武道館さいたまスーパーアリーナでパフォーマンスをするくらいにまでなりました。

 

そしてここに来て再び大好きと公言した「鏡音リン/レン」の歌を一緒に歌うんですよ…

 

 

とっても…エモくないですか?

 

 

 

コレカラ

コレカラ

  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

 

アイル (Harmonized ver.)

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  • 伊吹 翼 (CV.Machico)、ジュリア (CV.愛美)、真壁瑞希 (CV.阿部里果)
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

 

興味がわいた方はぜひ視聴していってください。

 

 

 

これが歌い手が歌うことによる「あらたな意味」のひとつと私は考えています。

 

キャラクターが作る意味もあれば、演じる者から連想できる、感じ取れる意味もある。

 

このプロジェクトセカイから「新たな創作の連鎖」が生まれていけば、応援していきたい所存です。

 

元来、ボーカロイドの界隈は創作の連鎖で成り立ってきた界隈です。

時には予期せぬ方向にも連鎖しましたが、その流れで今があると私は考えます。

 

私もその創作の連鎖によって、現在までファンメイドのライブを続けてる者の1人です。

 

 

 

1人のボーカロイドファンとして、声優のオタクとしても

 

このコンテンツが「新たな出会い」のきっかけになればなと思っています。

 

今回プロジェクトセカイに参加されてるキャストさんは「ボーカロイド音楽やキャラクターが好き」と公言してる方が本当に多いのです。

 

声優さんのファンの方が今作でカバーされたボカロ曲をプレイすることで新たな音楽に出会えたりします。

 

ボカロ曲のファンの方が歌ってる声優さんから、彼らがCVや歌唱を担当する別のコンテンツの楽曲に興味を持つのもまた音楽への出会いだと感じます。

 

クリプトン・フューチャー・メディアさんは音楽ソフト屋です。

 

半ばアーティストと化した声優を使うのが「初音ミクの衰退による逃げ」ではなく「各々が持つ新たな音楽への出会いとなる架け橋

 

と考えればこのコンテンツの趣旨も見えてくるのではないでしょうか。

綺麗ごとすぎるかもしれませんが、私はそう感じました。

 

キャラクターボーカルシリーズの初代であるMEIKO誕生から15年。

初音ミクというキャラクターが登場して13年たった今、ボーカロイド音楽は「オタクだけが楽しむ音楽」ではなく「世間一般の音楽ジャンルのひとつ」となりました。

 

ある意味節目の年だからこそ、「VOCALOIDキャラクターだけに縛られない」コンテンツ作りが必要だったのかなと私は感じます。

 

最後は長くなってしまいましたが、正式リリースされる日を楽しみに待ってますね。

 

 そしたら思う存分検証します!

 

あ、でも時期的にデレステの5周年まとめもくるかぁ。

 

まずは、クローズドベータテスト…受かってて欲しいです…

 

 

それでは