どうも
プロジェクトセカイの端末ということで4月にこんなのものを投稿してた人です。
情報も出揃ってきましたので、改めておさらいを含めて整理してみましょう。
新情報
プロジェクトセカイ カラフルステージ!
— プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク (@pj_sekai) 2020年8月22日
feat. 初音ミク
🎊🎉9月30日(水)リリース決定🎉🎊
そして本日から、リリースまでのカウントダウンイラストを毎日公開していきます✨
事前登録はこちらから👉https://t.co/O1OGpMxrqD#初音ミク #プロジェクトセカイ pic.twitter.com/fXXq3NfjFX
リリースが9月30日で確定
初音ミクさんの誕生日には間に合いませんでしたが、それでもこの辺りでリリースできるのはさすがだなと思います。
やっと楽しめますね。
デモ版が9月4日に先行配信決定
内容的に見るとクローズドベータテストで使われてた内容のものに近いのかなと感じます。
筆者は全てのクローズドベータテストで落ちるという運のなさを発揮したのでこれが初セカイとなりそうです。
バーチャルライブの実装
🌟重大機能『バーチャルライブ』登場‼️
— プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク (@pj_sekai) 2020年8月24日
全国のプレイヤーと、リアルタイムにゲーム内でライブを体験することができます📣
📺番組生配信中:https://t.co/5mVH8HbZI3#初音ミク #プロジェクトセカイ #セカイのバーチャルライブ pic.twitter.com/SIhSUV2O7K
見た感じではVRライブのメガネをしないでのライブのようなイメージで、譜面はないようだ。
そのため、過度な性能は要求されないだろうがハードウェア要件がやや上がるものになると言えるだろう。
Apple ARkitやGoogle AR Coreといったプラットフォームでこの手のコンテンツは作ってることが多いので、これらに非対応のデバイスはプレイできない可能性が高いです。
『バーチャルライブ』機能紹介③📣
— プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク (@pj_sekai) 2020年8月24日
バーチャルライブ中は、画面をタップすることでペンライトを振ったり、スワイプや端末を傾けることで視点を自由に動かせます🌟
📺番組生配信中:https://t.co/5mVH8HbZI3#初音ミク #プロジェクトセカイ #セカイのバーチャルライブ pic.twitter.com/s3Ado0jlk1
また、リアルタイムでの同時視聴なども可能なようでより「ライブの一体感」がこの小さい端末でも楽しめるのは面白いといえる。
普通にスマホ用VRゴーグルを付けて遊ぶのも視野に入ってそうな完成度ですね。
この手の機能はアイマスが先行するかなと思ったところで、こちらのほうが先行するとは。
互いに切磋琢磨してほしいですね。
これらの発表と同時に推奨スペックもひっそり出ていました。
推奨スペック
Apple iOS
推奨要件はiPhone 8以降に発売された端末
そして、「対応端末」がiPhone 7以降に発売された端末…とあるようにiPhone 6s以前では起動しないかのような書き方をされています。
これに関しては2016年9月発売以降のiOSデバイスと行きたいのだろうが、実は2017年にiPad 5th Gen.のようなiPhone 6sと同じApple A9を搭載したデバイスがリリースされているのも事実です。
そのため、完全にiPhone 6sでは動かないとまでは言いきれないのが現状かと思います。
これに関してはiPhone 6sとiPhone 7のチップセットは性能こそ違えど、命令系統や2コア駆動と言った点では変わらないことから「似たようなチップ」と言われている。
コア数の差はあるが、中身的には大きく変わらないものです。
もちろん、iPhone 6sもARkitに対応してることから動かせる要件は満たせてると言える。
そして、予想通りと言ったところでiPhone 6以前の端末はアプリの起動すらできないことがほぼ確定となりそうです。
これは仕方ないですね。
OSのサポートも切られましたし、ARkitやMetal 2.0も非対応ですので
Android環境
こちらに関してはクローズドベータテストの時と動作要件は全く同じです。
Android 6.0以降 メモリ2GB以上、OPEN GL3.0対応GPU搭載 Snapdragon 835相当のスペック
ただ、書き方がiOSとは異なり「推奨」としか書いてありません。
そのためOSとチップセットが64bit対応でかつOPEN GL 3.0対応GPUを積んだ上で、Android 6.0以降の環境ならとりあえず動かせるのではないかと想像できます。
なので、2015年発売のハイエンド機とかでも動かせないことはないかと思われます。
かくついたり、ノーツ切れとかは起こすと思いますが。
これがざっくり言うところのAndroid版の推奨要件であると言える。
動作要件から見えるひとつのハードル
初音ミクといったボーカロイドキャラクターとバンドリチームがタッグを組んだコンテンツだけに、メインターゲット層は中高生といったかなり若い層と想像できます。
そのため、これらの世代は端末を買おうにもご両親の承諾やら金銭面の問題からなかなか厳しいのではと感じます。
iPhoneとか
iOSはかなり厳しいでしょう。
iPhone 7より前が動かないとなれば結構な数の方が「遊べない」と嘆くのが見えます。
現にこれはiPhone 6より前の世代を切ったミリシタにおいて実際に出た声でした。
特にiPadが厳しい状態になり、iPad miniは現行機種以外全滅。
iPad Air 2が最低ラインというかなり厳しいものになりました。
そのため、ゲーム自体が出来ずに引退するなんて方も多く見受けられました。
こちらのコンテンツも非常に若い方のシェアが大きいが故にこのような声も多く感じました。
プロジェクトセカイでは最初からこれらが動かないことにはなるが、スペックの公表がひっそりなのでなかなか表にないのが惜しいと言える。
仮にもA9より前iPhone 6sより前が切られるとなればiPadは最低ラインがiPad 6th Gen.となってしまう。
iPadで遊ばれる予定の方はいま1度お手元のiPadを確認した方が良いだろう。
Android環境
Android機は要件にある文字にOPEN GLだのSnapdragonだの、正直普通の人が見て「どのくらいの性能がいるのか」が非常に分かりにくいものになっています。
そもそも、自分のスマホがどんなプロセッサーを積んでるかわからないなんて方も多いと思います。
また、近年では「格安スマホ」に台頭されるものが多く普及し、これらの機種はミドル帯チップセットが積まれてることが多いのです。
余計にわかりにくくなってる原因です。
このSnapdragonというものにもナンバリングによって以下のようなランク付けがあります。
800番台(ハイエンド)
700番台(ハイエンドのひとつ下)
600番台(ミドル帯と言われる 700番台のひとつ下)
400番台(エントリー帯と言われる 600番台の下)
200番台(ゲームはできないものと思った方が良い)
という形でざっくり別れています。単純に上に行くほど値段が高くなりますが、その分性能も高いです。
簡単に書きますと
Snapdragon 835より性能の高いチップセットは
単純にSnapdragon 845/855/865となります。
これらは835の後継機たちですので、問題は無いと思われます。
700番台はSnapdragon 765のみです。
今年リリースの5G対応で安価なモデルに積まれています。SoftBankのOPPO Reno 3とか…
強いて言えば730も入るかな…と言ったところ。
この辺りはハイエンドチップに合わせて性能を強化した結果、数年前のハイエンドチップと同じくらいの性能を持ち合わせることになりました。
それ以外のモデルは微妙に性能が足りないモデルが多いでしょう。
別のメーカーについて
iPhoneと違ってAndroid端末は中のチップセットを作るメーカーさんも様々です。
Snapdragonを作るQUALCOMMはこの手のものではシェアが最も高いので基準になることが多いです。
以下、Snapdragon 835と同等のスペックを持つ他社チップとなります
SAMSUNG Exynos
日本発売モデルで存在せず。
仮に同等スペックならExynos 8895となります。
Huawei(HiSilicon) Kirln
Kirin 970以上
日本発売モデルだとMate 10 Pro/P20以降のモデルが該当します。
また、Kirin 820は970以上のスペックがありますが搭載機がGoogle Play非対応なので割愛します。
また、700番台や600番台にはそこまでのスペックはありませんのでご注意ください。
MediaTek Helio/Dimensity
日本発売モデルで存在せず
今年リリースのDimensity 1000クラスなら問題なく動くとは思われるが、Mali G77に対応してるか微妙なところではあるかなと。
要件的にはHelio X20と言ったところで動くとは思われるがあまり期待しない方が良いです。
その他、Intel AtomやNVIDIA TegraにXiaomi Sargeといった大手やRockchip AllWinner と言った中華ベンダーもありますが、基本的に非対応となりますので割愛します。
GPUのOPEN GL3.0
そして、OPEN GL3.0についてはそこまで深く考える必要はありません。
今出てるスマホの99%は対応してると考えて良いです。
最近でた端末でこれに非対応なのは…AndroidウォークマンのNW-A100シリーズくらいしか知りません。
ただ、要件にSnapdragonと絞ってるため、GPUの最適化はQUALCOMM Adrenoしか対応してない可能性があります。
そのため、他社でよく使われるARM MaliやIT PowerVRに対応していない可能性があります。
昔のデレステのようにジャギが出たりするかもしれません。
Google AR Coreの対応
バーチャルライブの実装から見える新たな要素です。
ローカルでの実装も不可能では無いですが、デレスポでも採用実績のあるものを後発コンテンツが採用しないとは考えにくいです。
奇しくも、Snapdragon 835あたりの機種からこのAR Coreに対応してるモデルが出てきてることからも影響はあると思います。
ただ、ここからが問題でこのGoogle AR Coreは「新しい端末だから使えるとは限りません」ということ。
近年の日本で発売のハイエンド端末は概ね対応してますが、海外機や少しマイナーなモデルだと必ずしも対応してるとは言いきれない状態です。
iPhoneの場合はiPhone 6s以降はApple ARkitに標準対応してる関係で問題ないのですけどね。
最後に
このタイミングでこの新機能が突っ込まれるとは正直予想外でした。
SEGAと言えどこの手のコンテンツはPSVRに供給してましたので、カメラワークなどはある程度上手くやっていけた要素はあるなと感じます。
今回思ったことを書いたように動作要件がわかりにくいことから多少噛み砕いて書きましたが、それでもわかりにくいところがあると思います。
なので、機種名さえ教えていただければサクッと要件に当てはまるかどうかはお調べできます。
これだけは覚えて帰ってください
iPhone 6より前の機種ではプレイできないこと
Android機は要件にある端末じゃないと厳しいこと
バーチャルライブの実装などに伴って、プロジェクトセカイを快適に遊ぶスマホの動作要件もかなり高いものになってるなと感じます。
推奨スペックは前回書いたアレがほぼそのまま形になると考えたほうが良いかもしれません。
Qualcomm Snapdragon 845かつメモリ6GB以上
でほぼ確定ではないでしょうか。ミリシタとほぼ同等クラスの要求スペックです。
残念ながら現時点でリリースされている初音ミクさんコラボスマホは全滅とみて良いでしょう。
Xperia feat.HATSUNE MIKU SO-04E
Xiaomi Redmi Note 4X 初音未来限定特装
Xiaomi Mi6X 初音未来限定特装
残念ながら全てスペックが微妙に足りないのが惜しいです。
動かすだけならXiaomiのスマホなら問題ないと思いますが…
特にMi6Xは中国内限定となるためAR Core非対応となっています。あとは無理やりGoogleをいれてごにょごにょ...
プレリリースまではあと10日ほど。首を長くして検証できる日を待ってます。
それでは