日本でも発売が予定されるソニーのXperia 1 V。多くの機能が改善、強化されたことで大きな注目を集めている。
今回は先行販売された香港版を入手したので、実機レビューとなる。Xperia 1シリーズとしては5作目となるこの機種。筆者も初代からずっと使ってきているので、今作も期待して購入した。予めとなるが、国内版とは一部仕様が異なるものとなるので、参考程度にしてほしい。
- 世界初の高性能センサー搭載。写りも操作性も大きく進化したカメラ
- ソニーらしいナチュラルな写りが魅力のカメラ
- 新型プロセッサで発熱も低減!妥協を感じさせないスペックを手にしたXperia 1 V
- α譲りのカメラ性能だけではない。卓越したゲーミングモードもしっかり備える
- 「これを待っていた」と言わんばかりの究極のXperia。「名機」を予感させるが20万円の価値はあるのか
世界初の高性能センサー搭載。写りも操作性も大きく進化したカメラ
まずは、Xperia としても力を入れているカメラ性能についてチェックしていく。このXperia 1 Vのカメラについて簡単に書くと、以下のようになる。
超広角16mm f2.2
広角 24mm f1.7 Exmor T for mobile
望遠 85-125mm f2.3-2.8
特徴はExmor T を冠するメインカメラだ。このカメラに採用されたイメージセンサーは「2層トランジスタ積層型画素」を採用したもので、従来の積層型CMOSイメージセンサーをさらに発展させたものとなる。
仕組みとしては従来は画素内に並列配置されていた「トランジスタ」と「フォトダイオード」を積層化し、それぞれを最適化、大型化させることに成功。限られたスペース内で性能を向上させることが可能になった。
これにより画素の飽和能力(画素内に蓄積できる電子の量)を従来の2倍に向上させ、ダイナミックレンジの拡大、暗所でのノイズ低減を達成している。基本性能は大きく向上したと評価できる。
Xperia 1 Vのセンサーは5200万画素(有効画素4800万画素)、1/1.35型のものとなっており、従来からセンサーサイズも大型化している。それ以外の構成はXperia 1 IVと同じく超広角カメラ、換算85-125mmの間でフレキシブルに可変できる機構を採用した望遠カメラとなった。レンズにはXperia 1 IVに引き続き、反射を抑えるZeiss T*(ティースター)コーティングも抜かりない。
特徴的な3眼カメラのXperia 1シリーズ
Xperia 1 IVと比較してもカメラユニットが大型化している
Xperia 1 Vのメインカメラでは、秒間30コマの連写及び高精度なトラッキングが可能になった。これは、他社のカメラ性能特化のスマホでも備わっていないものであり、Xperiaが持つ唯一無二の特徴だ。
ソニーらしいナチュラルな写りが魅力のカメラ
以下、Xperia 1 Vでいくつか撮影してみた。基本的にBASICまたはオートモードにて撮影している。今回のXperia 1 Vでは、従来の方向性をそのまま、カメラ特化のXperia Pro-Iなどのエッセンスも加えられ、撮影するのはとても簡単になっている。
標準レンズでは過度に彩度を盛ったりすることなく、Xperiaらしい「黒がはっきりとした」印象で出てくる。前モデルからほとんどこのイメージが変わらない点は感心させられる。
特にイメージセンサーの有効画素が4800万画素となったことで、2倍望遠時でも1200万画素相当の解像感をしっかり残せるものになった。
2倍望遠もきれいに撮影できるようになった
望遠レンズに関してはXperia 1 IVと比較しても、夜間でもピンポケや手ブレしにくくなった印象だ。加えてAI超解像ズームの性能が向上しており、花弁を撮影したもの(10倍望遠)でも条件が良ければ劣化をあまり感じない。
Xperia 1 V
— はやぽん (@Hayaponlog) 2023年6月3日
1倍/3.5倍/5.2倍/10倍 pic.twitter.com/5j9XTjtm9m
超広角撮影に関しても、以前よりHDR処理が適切に作用してくれるようになった。ハードウェアは同じでも、プロセッサの性能が上がるとしっかり反映される形だ。
Xperia 1 Vはプレビューから結構補正してくれるようになりましたね。 pic.twitter.com/2R8ISNiEbs
— はやぽん (@Hayaponlog) 2023年6月4日
夜間でも以前に比べ綺麗に撮影できるようになっている。Xperia 1 Vでは待望の夜景モードが備わり、従来よりも夜間撮影が簡単に行えるようになった。
この機能はやHDR補正などがしっかり入るモードはBASICモードとPhoto ProのAutoのみとなる。また、このモードはかなり暗い場面でしかオンにならないこと、メインカメラ以外では利用できない点には注意が必要だ。
夜間モードはかなり暗い場面でしか作用せず、都市夜景程度の明るさでは切り替わらなかった。この辺りをせめてiPhoneのように手動調整できたり、強制ONにできるようになるとより良い製品になるはずだ。
筆者的にはこの2つのモードをメインとして、マニュアルモードは過度な補正を必要としない場面や、自分好みに追い込みたい時に使用するのが良いと感じる。
Xperia 1 V
— はやぽん (@Hayaponlog) 2023年6月4日
全てフルオートにて pic.twitter.com/W7EkLuoViU
もちろん、Photo Proのマニュアル撮影を駆使して様々な写真が撮れることも魅力だ。今作ではマニュアルでもISO感度が最大6400まで上げられるようになっており、暗い場所でもシャッタースピードを稼いで撮影できるようになっている。
Xperia 1 VではPhoto Proを縦画面でも利用できるようになった
そして、今作最大の特徴のひとつが「クリエティブルック」だ。これはソニーのαシリーズのカメラにて備えられているフィルター機能となるが、これがようやくXperia でも利用できるようになった。カメラ向けのものとは異なり、モバイル向けに最適化されたものとしており、本家とは異なるチューニングとしている。また、パラメータの微調整等はできない。
クリエティブルック:ST(デフォルト)
クリエティブルック:VV(彩度高めの表現)
クリエティブルック:SH(ふんわりとした表現)
クリエティブルックでは、抽象的なワードや雰囲気で作例を作り込む事ができる。同じ被写体を撮影しても、ここまで雰囲気が変わるのだ。
ルックが変われば、雰囲気も変わる
— はやぽん (@Hayaponlog) 2023年6月1日
Xperia 1 V
1枚目:ST(標準)
2枚目:VV(彩度高め)
3枚目:SH(ややふんわりした仕上がり)
4枚目:IN(コントラスト、彩度控えめ) pic.twitter.com/ankC1baUUK
ルックが変われば雰囲気も変わる。
— はやぽん (@Hayaponlog) 2023年6月3日
Xpepia 1 Vにて
ちなみに見た目に近いものは1枚目(ST)です。 pic.twitter.com/r9qShdkXgd
Xperia 1 VではVideo Proアプリも引き続き利用できる。シームレスなレンズ切り替えはもちろん、シューティンググリップやV-log Monitorと言ったXperia向けの周辺機器も利用できる。
動画についてはVideo Proからのストリーミング配信も可能だ。Youtube Liveのほか、各種配信URLを入れて多様なプラットフォームでの配信が可能になっている。作品創りに特化したCinema Proとは、用途に応じて使い分けるとよい。
Xperia 1 Vでは動画撮影でもクリエイティブルックが利用できる。
Xperia 1 V
— はやぽん (@Hayaponlog) 2023年6月4日
Video Pro / S-Cinetone for mobile
クリエティブルック VV
なかなかですね。 pic.twitter.com/X8cCSJgwh9
動画撮影もなかなかよく撮れている
新型プロセッサで発熱も低減!妥協を感じさせないスペックを手にしたXperia 1 V
もちろん、Xperia 1 Vは基本スペックに関しても抜かりはない。下記にまとめるが、2023年のハイエンド端末らしいものに仕上がっている。
SoC:Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2
メモリ:12※/16GB
ストレージ:256※/512GB(※国内ではキャリア版のみ)
画面:6.5インチ 4K(3840×1644)
120Hz対応、HDR10 BT2020対応
電源ボタン一体型指紋センサー
IP68等級の防水、防塵対応
バッテリー 5000mAh重量:187g
OS:Android 13
核となるプロセッサはQualcomm Snapdragon 8 Gen 2を採用している。基本スペックは今期のハイエンドらしい仕上がりだ。前作がプロセッサの関係で本体の冷却で苦戦していた分、発熱が控えめとなった今作ではより安心して利用できるものとなった。
高スペックを必要とするmocopiも快適に動作する
Xperia 1IVで感じた発熱もかなり低減された。ベンチマークでは他社機種より若干劣るので、出せる最高性能に振ったというよりは、各種機能面のユーザーエクスペリエンス向上を図ったチューニングと考えるのが妥当だ。
Xperia 1 Vの場合は本体が薄いこともあり、高負荷時には体感的に「背面が暖かい」と感じることが多い
ディスプレイはXperia 1 IVに引き続き、4K 120fpsに対応したものが採用されている。画面の最大輝度は変わらないものの、HDRブースト機能が備わり屋外でも色の判別がしやすくなった。
ただ、直射日光下の環境における画面の視認性は悪く、近年のピーク輝度1000nitを超える機種と比較すると劣る。ここは高解像度な画面ゆえにトレードオフとなっている部分だ。
4Kという解像度の画面を持つ関係で、輝度が稼げない点は惜しいモノだ。
それ以外では、残像低減処理を行う240fps相当の処理や、240Hzのタッチレートにも引き続き対応している。HDR10やBT2020対応のマスターモニタークラスの画面性能は引き続き備える上に、外部モニターとしても利用可能だ。
本体のスピーカーはフロントステレオとなっている。Xperia 1 IV比較でも本体容積が大型化しているなど、より深みのある低域再生が可能になった。
同様に左右どちらも近い形状として制御される「フルレンジスピーカー」に近いもので、同社が展開する360Realty Audioにも単体対応する。Xperia 1 Vで音楽を再生すると、まるで包み込まれるような音を感じることができる。この体験は他社のスマートフォンではできないものだ。
Xperia 1 Vは引き続きイヤホンジャックも搭載している。前作より回路設計、導線距離を見直したことで、音質面では優位となっている。特にアンプが一新されたのか、従来よりも音量、音圧が出るものとなっている。
イヤホンジャックは搭載する機種が減っているだけにありがたい
加えてBluetoothのチップセットも最新のものとなるので、無線のイヤホンでも音質向上が分かりやすい機種だ。
高音質アップコンバート機能であるDSEE Ultimateも引き続き搭載。音質的には不利なストリーミング配信音源もより良い音で楽しめる工夫がされている。
もっとも、この機種は世界的に見ても稀な「ビットパーフェクト再生」に対応しているので、ハイレゾ配信サービスも本体だけで存分に楽しむことができる。これだけでも立派な付加価値だ。
360 Reality Audioの音響効果を擬似的に加えることができる「360 Upmix」も引き続き採用だ。
デザインとしてはフロストガラスながら、背面はドットの入るデザインとなっている。これにより滑り止め等としても機能している。フレームにもスリットが入っているなど、Xperia PRO系の意匠も一部採用されているようだ。
Xperia 1 Vについては、日本のキャリア向けがメモリ12GB、ストレージ256GBの構成となる。7月に発売が予定されるオープンマーケット版ではメモリ16GB、ストレージ512GBモデルで展開されている。
Xperia 1 Vでも引き続きSDカードが利用できるので、メディアの保存場所には困らないスマートフォンだ。日本では依然としてSDカードスロットを求める声が多く、そのような声に答える形で搭載させているものと考える。
α譲りのカメラ性能だけではない。卓越したゲーミングモードもしっかり備える
例えば、ゲーミングモードの「Game Enhancer」から簡単にゲームの配信をスマートフォンのみで行うことができる。面倒な機材や相性を気にせずにスマホだけでゲーム配信ができるため、敷居の低さでは革命的なものとなった。
加えて、配信時の誤爆を防ぐ「プライバシーモード」、サムネイルや配信画面のレイアウト設定などもデフォルトで搭載される。
また、本体のUSB端子からも音声の入出力が可能キャプチャーボードとしての機能も備えるため、機材のステップアップにも対応できる。
Game Enhancerのデザインは、SIMフリー版発売のタイミングで若干変更されている。
従来から備わっているL-γレイザーやRTレコードなどの独自のゲーミング機能も引き続き搭載されている。
Xperia 1 Vは高いスペックを持ち合わせており、原神も快適に動作できる
Xperia 1 V
— はやぽん (@Hayaponlog) 2023年5月31日
Snapdragon 8 Gen.2 メモリ16GB
ミリシタ 3D高画質
難易度MM ノーツスピード195
タイミング:-2
ミリシタは前回のゲームシステムアップデートにて、8 Gen.2に対応。
もはや恒例行事。プレイングは私が下手くそなだけで、ノーツは余裕で叩ける。普通に周年イベ端末課金の筆頭候補です pic.twitter.com/psndc2gTvd
リズムゲームも快適に遊ぶことができる。
目玉機能となる「Music Pro」も進化。今回新たにピアノの弾き語りの収録にも対応した。これは音楽制作時のレコーディングを行えるアプリで、高精度なノイズ処理などを行うことで、高音質で収録できるとしている。筆者としては、音声全般を扱うものに有用なことを確認しているので、ラジオコンテンツやVtuberなどの収録でも生きる。
「これを待っていた」と言わんばかりの究極のXperia。「名機」を予感させるが20万円の価値はあるのか
さて、このXperia 1シリーズのコンセプトは「好きを極めた人に贈るスマートフォン」だ。このキャッチコピーから5作目となったXperia 1 Vは、ついに「ソニーの本気」が詰まった待望の商品となった。
カメラに関しては完全にスマホの域を超えた連写性能、操作性となっており、並みのスマホでは体感できない「フィーリングの気持ち良さ」が持ち味だ。
シャッターボタンのエンボス加工はまさに「カメラのシャッターボタンそのもの」の触り心地であり、Photo Proの使い勝手はまさにカメラだ。
シャッターキーもしっかり備える
そして、従来から指摘されたカメラハードウェアの進化は「世界初のイメージセンサー」で応え、クリエイティブルックの搭載、縦画面への最適化などの対応もきっちりとおこなわれた。
パフォーマンスにおいては、最新のチップセットを搭載したことで、スペック面で不満に感じることは少ない。課題であった発熱もSnapdragon 8 Gen 2で改善され、超高負荷を必要とする場面では「Xperia Stream」というアクセサリーも用意されている。ゲーミング機能においても、一時的なパフォーマンスブーストではなく、ゲーム配信と言った「ゲームプレイの共有」に重点を置いたスマートフォンだ。
加えて、高性能なスピーカーをはじめとしたオーディオ機能や、バッテリー容量を増加させながら本体サイズは据え置きという点など、この辺りもソニーらしいこだわりを感じる部分だ。
カメラのαシリーズへの入り口として、ゲーム性能に妥協のないマシンとして、普段使いのハイエンドスマホとして。まさに「ソニーマニアのためのスマホ」といえる存在だ。ここまで極めたものは他になく、ある種の「変態スマホ」と呼んでも差し支えはない。
パッケージは環境に配慮した素材を採用している。日本ではオープンマーケット版のみこの構成になると考えられる。
そんなXperia 1 Vにも惜しいところがいくつかある。まずは、カメラ周りのチューニングだ。写りはさておき、夜景モードの挙動やクリエイティブルック使用時に”もたつく”ような挙動が目立つなど、もう少し追い込みの余地があるように感じた。
また、ゴーストやフレアが目立つ場面もあり、コーティングこそあれど「レンズ本来の性能」はあまり高くないように感じる。これはガラスモールドレンズを採用したXperia PRO-Iと比較するとよく分かる。
左 Xperia 1 V
— はやぽん (@Hayaponlog) 2023年6月1日
右 Xperia 1 IV
確かに見違えるくらい進化した。(特にダイナミックレンジ)
ただ、1 Vは今のスマホトレンドと比較するともう少し最適化が必要かな。
あとはレンズの品質が良くないのか、補正が下手なのかやたらとフレアが乗る印象。
※VIVOやHuaweiはある種変態なのかもしれない。 pic.twitter.com/cm4pHTa1vr
左:Xperia Pro-I
— はやぽん (@Hayaponlog) 2023年6月4日
右:Xperia 1 V
かなりいい勝負しますね pic.twitter.com/i6ReMY4PEe
現時点では初期ファームウェアなので、これらの部分は今後ソフト面のアップデートで改善される可能性はある。レンズについてはハードウェア的な部分が強いので、どこまで補正がかかるか未知数だ。
また、マイナスポイントとなるためか、国内向けのインフルエンサーやレビュワー向けに貸出しされた方からはこのような意見がほとんど出ていない。筆者としても国内発売時に最適化される可能性は否定しないが、現状ではこのような難点があることも頭に入れておいてほしい。
あとは、OSアップデートに対する懸念だ。他社商品が3年間のOSアップデートを明言するなどの対応が進む中、Xperiaでは明言を避ける形をとった。仮にも20万円もする商品なだけに、この辺りのサポートもせめて他社並みの対応をしてほしいものだ。
それ以外については目立ったところはなく、パフォーマンスやカメラのチューニングにかかわる部分はソフトウェアアップデートで改善されるとうれしいものだ。
さて、日本国内モデルは大手3キャリアでの投入となった。しかし、各社フルバンド化やeSIM対応、昨今の半導体不足やウクライナ情勢の関係などもあり、価格は3キャリア共通で20万円を超える予想となっている。
記事執筆時点でauが約21万円の設定だ
これは19万円の価格で物議をかもした Xperia 1IVよりも数万円ほど高く、高性能な分は端末価格に響く結果となっている。
正直、今のご時世において21万円のスマートフォンをポンと買えるユーザーは少ない。「高すぎる」「誰が買うのか」という声がネット上でも多く見られ、市場の反応は卓越した本体性能よりも「価格が高い」ことに関心が強い。
価格の高さゆえに「多く売れない」点はキャリアも理解しているのか、ドコモ、au ではブラックとシルバーの2カラーのみとしたが、シルバーはどちらもオンライン専売となる。
ソフトバンクは「Xperia Stream」を付属させるなど差別化を図っているが、ブラック1色でオンラインストアのみの販売となる。店頭販売は行わない形だ。
価格の高さついて、キャリア各社は2年後に端末を返還するプログラムを適応することで、実質10万円前後にできる設定がある。20万円を超える一括価格は、これを利用することが前提の価格設定だ。確かに実質負担額は安くなるため、端末の勝手などを考えれば決して悪いものではないだろう。
筆者としては「20万円」という文字が独り歩きしているように感じる。確かにスマートフォンとしての価格は高いが、価格に見合った商品価値があるものと感じる。1台で宅録機材、配信機材はもちろん、高性能なカメラや音楽プレイヤーといった要素まで兼ね備えたある意味で「変態スマホ」だ。こんな機種は世の中探してもソニー以外になく、唯一無二の存在といえるスマートフォンだ。
Xperia 1 Vは「ぼくのかんがえたさいきょうのXperia 」と評してもいいくらい。何年後に「名器」として語り継がれる予感を感じさせるスマートフォンだ。
ソニーのプロダクトが好きな方、今までのXperiaで「ここが惜しい」と感じていた方にも。ソニーのXperia復活の狼煙と言える究極のスマホではないでしょうか。