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ファーウェイのMate 60 Proで原神を試す!アップデートで描画エラーも解消、動作は意外な結果に

 日本では謎のスマートフォンと言われしファーウェイの最新スマホ「Mate 60 Pro」

 このスマートフォンに関しては、搭載しているプロセッサーと発売した経緯の関係で多くのコンテンツが最適化が行われず、使いづらい状態が続いていた。

 

 今回原神が定期アップデートにて正式にこの機種に対応した形となったので、実際にこちらのゲームでMate 60 Proでどのくらい遊べるのか試してみた。

 

 Mate 60 Proで実際に原神の最高画質を動かしみたところ、平均フレームレートは50fpsと言ったところだった。もちろん環境などによってこの数字は変わることになるだろう。中国製独自プロセッサを搭載し、Pixel 7などに近いスペックを持つことを考えればなかなか上出来ではないかと考える。

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元素爆発直後などは40fpsくらいまで下がるが、それ以外の場面は概ね55fps前後をキープした。挙動的にはGoogle Pixel 7(Tensor G2)などより快適だ

 

 そもそもMate 60 Proは当然発表、発売されたという経緯から、アプリベンダーの対応は後手に回った。当初はうまく動作しないアプリも多くあったが、時間と共に解消されているようだ。

 一方、ゲームについては難しくKirin 9000Sに採用されたGPU「Maleoon 910」は既出のものとは違う構成なのか、原神をはじめ描画エラーなど起こったものも少なくなかった。これについてはファーウェイ側も発売から1ヶ月という短期間で4回もアップデートを行い、中国向け主要アプリは概ね動作するようになった。

 

 また、原神側もアップデートでiPhone 15 Proなどに採用の「Apple A17 Pro」に対応させたが、それと同じくしてMate 60シリーズ向けのKirin 9000Sにも対応させた。このスピード感は中国ベンダーのコンテンツだからこそと言う側面もあり、中国国内でもファンが多いコンテンツだからこそ、ここまで早く最適化にこぎつけられたような形だ。

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初期に指摘されたワールドやキャラクターがうまく描画できない不具合も解消された

 

 日本でこのMate 60シリーズを持っている方は決して多くないと思われるが、ひとつの情報となれば幸いだ。

 

 

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