キャリアの「のりかえ」等の割引でiPhoneや高額なAndroid スマートフォンを安く利用できるようになっている。その中で auのGalaxy S22というスマートフォンが一括価格5万8400円まで値下げされ、お得に買えるようになったことを紹介した。
タダでさえ安くなったタイミングとなるが、ここに来て1万6720円を追加で値引きしている店舗を見つけた。この割引を適用すると以下のようになる。
新規契約(22歳以下)、MNPのりかえ
5万8400円(機種代)-1万6720円(店頭割引)-2万2000円(回線値引き)=1万9680円
機種変更、端末のみ購入
5万8400円(機種代)-1万6720円(店頭割引)=4万1680円
金額は一括購入の場合としている。分割購入する場合の分割金額は画像の通りだ。
店頭ではポップの下側に「店頭割引」という形で記載されている
こちらの値引きはまず、端末の本体代金が値下げされており、5万8400円で一括購入できる。ここに追加で1万6720円値引きすることで、4万円台前半というかなり攻めた価格設定となっている。
また、機種変更や端末のみの購入でもこの割引は利用できる。同様の金額となっている。加えて、auだけでなく、サブブランドのUQ mobileでもこの割引が利用できる点は強みとなるが、この割引を利用する場合は台数制限があるため注意してほしい。
もちろん、回線値引きの2万2000円も併せて適用できるため、新規契約や乗り換えの場合は1万9680円で購入することができる。これについては、昨年にauが行ったGalaxy S21の投げ売りが「MNP 一括1万9800円」だったことから、今回はより好条件となっている。
もともとauのGalaxy S22は12万5030円の価格だったが、今年5月に8万9140円に値下げ。先月より価格改定で5万8400円と5万円台となったことで、当初の半額以下になっていた。
ここにさらに1万6720円の値引きが付くとなれば、今まで以上にかなりお得な端末となってくる。一括価格は前述の通り4万円台前半となるため、下手なミッドレンジスマートフォンを買うよりも満足度の高い買い物ができるはずだ。
実のところ、白ロム販売店の新古品の価格が記事執筆時点で約6万5000円前後となっているため、auにて購入すればかなり安価で入手できるようになっている。
大手販売店のイオシスの白ロムは記事執筆時点で約6万5000円の価格のため、auで購入した方がお得になる。
この割引は全国の家電量販店で行われているため、端末の入手性の高さが特徴だ。au の回線をお持ちでない方は機種単体で購入しても良いだろう。
※沖縄県は「沖縄セルラー」となるため、割引が行われていない可能性があるので要確認
分割契約で実質負担額を抑え、1円維持等で話題の返済型プログラムを用いて安価にスマートフォンを利用する選択肢もあるが、筆者としては長く使える端末を一括購入し、MVNOで通信費を抑えて利用することもひとつ選択肢と考える。
後者は利用期間を迎えて返却した際の引き継ぎ設定がないこと、リース品のため端末の破損には特に気をつけなければいけないこと。このような心配がなくなる点はプラスに感じる方も少なくないだろう。
Galaxy S22は昨年発売されたハイエンドスマートフォンだ。プロセッサにはSnapdragon 8 Gen.1を採用、メモリは8GB、256GBのストレージとなる。
カメラ性能も5000万画素のメインカメラ、超広角、3倍望遠カメラを備えている。基本性能については当時のフラグシップラインのため、同価格帯のスマートフォンよりも高いものとなる。発熱の多いプロセッサではあるが、ゲーム性能などはPixel 7aよりも高いものとなる。
惜しい点はeSIMには対応な点、いわゆるキャリアによるバンド制限がかかっていてau/UQmobile以外の通信キャリアでは使いにくい場面がある点だ。Snapdragon 8 Gen.1という発熱の多いプロセッサも利用シーンによってはマイナスとなる。
Galaxy S22は昨年発売のハイエンドスマートフォンだ。auではファントムブラック、ファントムホワイト、ピンクゴールドの3色が展開される
Galaxy S22は発売から1年半が経過したスマートフォンにはなるが、Galaxyのハイエンド機は比較的長期のソフトウェアアップデートが提供される傾向にあり、今から購入しても安心して利用できるスマートフォンだ。
Galaxy S22はダイソーでガラスフィルムが購入できる点もプラスになる
1年落ちとは言え、お得に10万円を超えるハイエンドスマートフォンが購入できることに変わりはない。興味がある方はチェックしてみてほしい。