12月27日の法改正の関係で、年末に向けてスマートフォンの大幅値引きが進んでいる。
そんな中、ソフトバンクでGoogleのPixel 7aがMNPで一括1480円で購入きる施策が一部キャリアショップにて行われているようだ。筆者も問い合わせたところ、実際に行われていることを確認した。
廉価モデルのPixel 7aとは言え、今年5月に発売された機種がここまで安く買えることは稀だ。回線契約を含めても、ブラックフライデー中で安価になっているSIMフリー版どころか、中古品よりもかなりお買い得なものだ。
ソフトバンクのPixel 7aについては、機種割引と契約割引を利用することで一括1480円となるようだ。定価は7万9920円のため、ほぼ捨て値の投げ売り状態だ。近年言われる返却施策ではなく買い切りの施策となるため、長く使いたいユーザーも安心して利用できる。
また、契約を伴わない場合は一括2万3480円で購入することも可能だ。為替の関係で値上げされたSIMフリー版に比べてかなり安価に購入できるが、台数制限のある製品となっている。
ソフトバンクでのPixel 7aは8万円近い設定だ
ショップによっては週末に割引を行うとSNSで告知も行っている
Pixel 7aはSoCにGoogle Tensor G2を搭載し、6400万画素の高画質なメインカメラに加え、超広角カメラを備える。Pixel 7と同様に「消しゴムマジック」「ボケ補正」なども利用できる高い性能を持つスマートフォンだ。
後継のPixel 8シリーズも発売されているため本機種は旧モデルとなるが、価格差を考えても性能差はさほど感じない。廉価モデルとは言え、高いカメラ性能やPixel 7同様のAI補正機能が利用できる機種のため、安価にカメラ性能の高い機種を求める方にもオススメだ。
加えて、3年のOSアップデートが早期に提供されるなど長く使う上でも安心できる機種だ。
Pixel 7aスペックはSoCにTensor G2を採用し、6.1インチの90Hzのリフレッシュレートに対応したOLEDパネルを備える。
メモリは6GB、ストレージ容量は128GBとなる。このほか6400万画素のメインカメラを中心としたトリプルカメラ、Googleのアピールする高いAI性能を駆使した画像処理、音声処理も可能だ。
3年間のOSアップデート、5年間のセキュリティアップデート提供されることで長く安心して使えることも魅力だ。もちろん、FeliCaやeSIMに対応するなど日本向けのローカライズも行われている。
ソフトバンクでは規制前の駆け込みというこのタイミングでのセール販売になっていると考える。合わせてiPhone 13(128GB)も一括1万4800円で最後の投げ売りとなるなど熾烈な駆け込み合戦が繰り広げられている。
筆者も量販店に問い合わせてみたところ、「Pixel 7aは比較的在庫はあると思うが、iPhone 13については2年前の製品となるので数は少ない」と回答をいただいている。
Xperia 5 IVやXiaomi 12T Proの時と同様に割引率の強い「裏メニュー」みたいなもので、在庫の少ない店舗ではポップ等の案内が出る前に売り切れる例もあると回答をもらった。規制前の最後の駆け込みとして、興味のある方はぜひチェックしてみてほしい。