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ドコモのXperia 10 IVが2万2000円へ値下げ。一括1円も可能な価格に改定

 規制緩和後は白ロム割が廃された関係で、スマートフォンの一括大幅値引きははあまり見かけなくなった。
 そんな中、年度末商戦にむけてドコモではソニーのXperia 10 IVが明日より大幅値引きされる。場合によってはMNPで一括1円で購入可能な施策がオンラインストア含め全国で行われているようだ。
 
 ドコモのXperia 10 IVは3月6日より価格改定で2万2000円は値下げされる。現在の価格が6万1452円なので、実に4万円近い値下げ幅で一気にお得感のある価格となった。本体価格の実質的な値下げのため、いわゆる白ロム割には該当しない。

 ここに一般的な契約割引の2万1999円を適用することで本体価格は一括1円となる。この値引きは近年多い返却を必要とする「お返し施策」ではなく、買い切りの施策となるため長く使いたいユーザーも安心して利用できる。

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価格改定されて手に取りやすくなる

 Xperia 10 IVはSoCにQualcomm Snapdragon 695 5Gを搭載し、コンパクトながら5000mAhのバッテリーを備えるなどの特徴を持つスマートフォンだ。
 後継機のXperia 10 Vと異なりステレオスピーカーや高画質なカメラは備えないものの、それ以外の部分では大きな差もなく 普段使いのスマートフォンとしては比較的使いやすくまとまっている。
 一方で、発売当初から7万円クラスの価格に対してスペックが見合わない、前作に比べて進化点が少ないなどの意見も多かった。ソフトバンクでは発売当初から「MNP一括1円」とするなど、様々な方面で話題になった機種だ。ドコモでも値下げされた今からだからこそ、より魅力的に感じる方も少なくないことだろう。

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ドコモ向けカラーはブラック、ホワイト、ミント、ラベンダーの4色。このうちラベンダーは生産終了のようだ
 
 
 Xperia 10 IVはプロセッサにSnapdragon 695 5Gを採用したエントリーモデルだ。メモリは6GB、ストレージは128GBを採用し、SDカードも利用できる。画面は6.1インチの21:9 OLEDパネルを採用し、解像度はFHD+だ。
 カメラは3眼で、メインカメラは1200万画素、超広角と2倍望遠にはそれぞれ800万画素のものが採用されている。自撮り用のフロントカメラは800万画素だ。

 この他、5000mAhのバッテリーを備えつつも本体は軽量に仕上げており、IP68の防水防塵性能もしっかり備える。日本ではニーズの大きい3.5mmイヤホンジャックも備えており、ハイレゾ音源にも対応する。

 

 

 ドコモではXperia 10 IV以外にもサムスンのGalaxy A23とGalaxy S22もそれぞれ3月6日より値下げする。価格はそれぞれ3万3440円から2万2000円に、12万7512円から9万9000円へ改定される。Galaxy S22は昨年auが5万円台まで価格改定を行ったのでドコモ版のパンチは弱いが、auの販売するGalaxy S23 FEとうまい具合にライバルとなりそうだ。

 Xperia 10 IVは現時点でオンラインショップの在庫は確認できるものの、一昨年発売の機種ということもあり、在庫はあまり多くないと考えられる。また、オンラインショップの価格改定ということもあり、量販店やドコモショップ店頭では同様の施策が行われていない可能性がある。

 

 Xperia 10 IVは発売当初の約7万円と言われれば高いと感じざるを得ないが、時間も経過してこのスペックで2万円なら納得以上の結果を得られるのではないかと思うところ。興味がある方はぜひチェックしてみて欲しい。

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