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ZTEが日本でnubia端末を正式投入!まずは折りたたみのnubia Flip 5Gとエントリーのnubia Ivyから

 ZTE ジャパンは3月14日。nubia(ヌビア)ブランドとして初めて日本のSIMフリー市場にスマートフォンを投入することを明かした。同社が日本のSIMフリー市場にてスマートフォンを販売するのは2017年のBlead V8以来7年ぶりだ。
 投入製品は折りたたみ端末の「nubia Flip 5G」とエントリーモデルのスマートフォン「nubia Ivy」だ。

 

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 nubia Flip 5Gは先月のMWCにて発表されたフリップタイプの折りたたみスマートフォンだ。1.43型の円形のカバーディスプレイを採用し、こちらでは通知等の閲覧が可能だ。

 メインディスプレイは6.9インチで120Hzのリフレッシュレートにも対応する。SoCにはクアルコムのSnapdragon 7 Gen 1を採用し、メモリは8GB、ストレージは256GBだ。おサイフケータイにも対応しており、価格は7万9800円だ。カラーはブラックのみで本日より発売とした。

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 nubia Ivyはエントリーモデルのスマートフォンだ。6.6インチのフルHD+画面を採用し、IP67の防水性能も確保した。指紋センサーも備え、各指紋ごとに機能を割り当てることもできる。SoCにはMediaTekのDimensity 700を採用し、メモリは6GB、ストレージは128GBだ。こちらもおサイフケータイに対応し、価格は3万1880円としている。こちらカラーはブラックのみで今月中の発売を予定している。

 
 両機種ともワイモバイルにて「Libero Flip」「Libero 5G IV」として販売されており、今回の機種はグローバルモデルの筐体と構成におサイフケータイ対応などの日本仕様を備えたアップグレードモデルだ。

 逆にワイモバイル向けでは、本体のメモリ量やストレージ容量を抑えた代わりに安価で提供できている。日本のキャリア向けに多くの機種を展開しているだけあって、細かい要望にも柔軟に応えられるメーカーだ。

 

 日本向けのnubiaブランドではゲーミングスマートフォンの「REDMAGIC」が代理店を通して展開されているが、ZTEの日本法人からは発売されていなかった。今後はZTEからnubia Zシリーズなどのゲーミングスマートフォン以外のハイエンド機種投入も十分に考えられる体制になった。


 同ブランドの製品は「安価で高性能」をアピールするコスパ路線ながら、他社にはない特徴も多く備える。かつてSIMフリー市場を大いに沸かせたZTEの復帰で、日本市場がにぎやかになることを期待したい。

 

www.hayaponlog.site

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