どうも
買ってしまいました。
Galaxy Z Flipを
ということで今回はGalaxy Foldオーナーという目線でもこのGalaxy Z Flipをみていこうと思います。
- スペックとか
- このスマホはなに
- 大画面をコンパクトに持ち歩けるもうひとつフォルダブルスマホ
- 使ってみなければ分からなかったGalaxy Z Flipの真の魅力
- Galaxy Z Flipの最大の特徴であるヒンジの保持機構は便利
- Galaxy Z Flipを使ってみて
- Galaxy Z Flipの惜しいところ
- 日本で流行るのは縦に折れるフォルダブルスマホ
- 最後に
スペックとか
SoC Snapdragon 855+
メモリ 8GB
ストレージ 256GB
画面
カバー画面 1.6インチ
メイン画面 6.8インチ
カメラ
フロントカメラ
リアカメラ12MP×2
バッテリー3400mA/h
カラーはミラーブラックをチョイス
光沢のある高級感のある色にもなります。
カメラ配列ははGalaxy Sシリーズとは異なるスタイルとなっています。
やっぱり折れ曲がるのはいいですよね。
中央部にヒンジがあるので、デザインが異なる。
このスマホはなに
Galaxy Z Flipという折りたためるスマートフォンです。
昨年にリリースされたGalaxy Foldはまさに革命のようなスマートフォンでした
継ぎ目というものがない大画面。
閉じた状態では小さい画面。
数年前の我々が夢見たであろう端末が具現化された究極のスマートフォンです。
ただ、この次世代とも言えるスマートフォンの兄弟...とも言えるスマホとして出たのがこのZ Flipでした。
Galaxy Foldにつきましては別途まとめています。
大画面をコンパクトに持ち歩けるもうひとつフォルダブルスマホ
このGalaxy Z Filpは縦開きタイプのものとなり、現時点でZ Flip系列とMotorolaのRAZRしか存在しないスタイルです。
Galaxy Foldと言ったモデルとはコンセプトが異なるものであり、「閉じてスマホ、開いてタブレット」ではなく
「今あるスマホを折りたたんでコンパクトに」がコンセプトと言えるでしょうか。
そのため、 キワモノ感が薄く普通の人が持っていそうなスタイルとなっています。
これを見てわかる通り、Galaxy Foldとは全く特性の違うものになります。
使ってみなければ分からなかったGalaxy Z Flipの真の魅力
正直、Galaxy Z Flipを一目見たときは「こんなのフォルダブルにする意味がない」とくらいの感想を感じました。
小さくたたんではいるが、わざわざ画面を開く動作をしなければ使えないというワンアクションにものすごく不便だなと感じたんです。
ふと、ある時Rakuten miniとかのコンパクトなスマホを触ると、「このサイズってポケットに入れるにはいいな。でも、今のスマホはみんな重いしでかいからな」と感じるようになったんですよね。
そんなタイミングでたまたまこのZ Flipをお安く入手できる機会があり、実際に使ってみるとですね。
・画面を開く動作には不便は感じない(かつてのフィーチャーフォンに近い)
・通知は本体のサブ画面orスマートウォッチ等で確認できるので、不便なく使える
・Galaxy Note 10+クラスの大画面をRakuten miniよりも小さいサイズで収められる
・縦長の画面でブラウジングやSNS閲覧には最適
・コンパクト風のスタイルで机に置いて使ったりするのが便利
と、実際に使ってみないとわからないこと。
使ってみて得られたものがあまりにも多い端末だなと感じます。
とくに大画面をコンパクトスマホよりもさらに小さいサイズなのがいいのです。手のひらに収まるんですよ。
Galaxy S20と比較しても、S20より大きい画面で、畳めば半分くらいのサイズになるのが魅力です。
Galaxy Z Flipの最大の特徴であるヒンジの保持機構は便利
Galaxy Z Flipではフォルダブルでは初のヒンジの保持機構が搭載されています。
これは、曲げた位置を任意の位置に固定できると言うもので、90度曲げた状態でも保持できるものになります。
これはライバルのRazrにはない機構となるので、差別化が図られてるなと思います。
持つスタイルが完全にガラケーといったフィーチャーフォンを思い起こさせるものである。
こうなれば普通に机に置いて使えるのもいいと言える。
Galaxy Z Flipを使ってみて
やはりコンパクトに折りたためるのが最大の利点です。
ただ、この画面性能以外のものは正直ハイエンド機とは呼びにくいものも多く、画面の折りたためる飛び道具的なスマホというのが現状の評価になります。
本体を広げれば普通のスマホ。
このモデルは画面にUTGと呼ばれるものすごく薄いガラスが使われていますが、その上にプラスチック製の保護層がついてます。
その関係でとにかく画面の指紋が目立ちます。
ベゼルはやや太め。
フォルダブル端末はまだまだこの手のものが多いので致し方ないところ。
スペックとしてはSnapdragon 855+にメモリは8GBとまぁ必要十分です。
ただ、リリースが2020年の2月と時期のSnapdragon 865も控えるタイミングとなったのであまりにも悪かったと言う印象です。
また、8月にはSnapdragon 865+を積んだ5G対応モデルも出てることから、立ち位置すら微妙になったのが惜しいと言えるでしょう。
カメラ性能はGalaxy S10シリーズよりも一段劣るような感じです。
特に超広角カメラはS10よりもノイジーだったりと少々惜しいところ。
本体スピーカーはモノラル構成
開くと縦長になるのでステレオだと良かったなと言う感想です。
値段が定価17万円と決して安い値段じゃないだけに、折りたためること以外はなんとも言えない中途半端なスペックが惜しいと言う声が多いです。
言わば、普通のハイエンド機を求める層には売れず、かといってカジュアルなスマホを求める層にはあまりに値段が高すぎると言うこともあって売れ行きは良くありませんでした。
まぁ、フォルダブルを買う層ならGalaxy Foldに行っちゃうよね…と。
ただ、このZ Flipも一部地域向けにはデュアルSIMモデルがあったり、サイズ感含めて普段使いのスマホには使いやすい印象を感じました。
筆者が入手したのもタイ版のモデル。
NanoSIM+eSIMのデュアル運用が可能で、現在は通話用のOCNとeSIMには楽天モバイルを入れて運用しています。
電池持ちはやや悪い印象はありますが、サイズを考えれば上々かとは思います。
画面の折り目はGalaxy Foldよりは目立たない印象です。
Samsungのフォルダブル端末は他社のに比べると機構的な関係から折り目はやや目立つ傾向にあります。
ただ、この折り目は正面から見たらほとんど分からないくらいです。
Galaxy Z Flipの惜しいところ
個人的にはほとんどないと言えますが、ヒンジという物理機構を持つ関係で耐久性で不安があるとは言えます。
ただ、Galaxy Foldよりは明らかに良くなっているので少しはこの辺りも緩和されています。
ヒンジ機構の破損や、画面割れのジャンクが出回る理由としては単に出荷台数が多いことやそこまで値段が高くなく、ホットモックも多いことも挙げられるかと思います。
これにはGalaxy Foldはガジェット好きしか買ってない印象だしたが、Z Flipに関してはある程度ガジェット好きではない一般の方も買われてるのかなと言う印象です。
あと惜しいと言えばFeliCa非搭載なところもありますね。
不満というよりは個人的にも使えたらうれしいという要望です。
個人的には価格が抑えられるとうれしいですね。スタートが10万円くらいになればより多くの方がこの未来のスマホを体感できると思います。
また、日本版はケーブルは付属するものの、ACチャージャーが付属していません。
海外版より値段は高いのになんで付属品が減るんですかね()
日本で流行るのは縦に折れるフォルダブルスマホ
私的には間違えないと思います。
12〜3年前を思い出してみてください。あの時、横持ちのPDAよりも圧倒的に折りたたみのフィーチャーフォンが多かったと思います。
そしてここには、日本において小型スマホのシェアが大きい事にも関わってきます。
Galaxy Foldと言ったスマホはその特性上、開いた状態で片手で使うには持ちにくいものがありますし、閉じたとしてもタブレットとしても使えるため、スマホとしては重量もかなり重いものになります。
一方でZ Flipは大体180gほど。
普通のスマホに比べて特段重量は感じません。
そして折りたためることもあって、スペースも取らずポケットへの収まりも良いのです。
そして、日本で求められるのが「ポケットに入ってサッと出せるFeliCa決済のできる端末」なんですよね。
他国にはないインフラとしてケータイが機能してら場所なだけに、PDAと言ったものとはまた違った特性の端末が求められるのかなと感じます。
実際、世界的には売れてないiPhone 12 miniが最も注目されましたし、Jelly 2やRakuten miniと言った端末が注目されてそこそこ売れるのもそのような背景があるのだと思います。
もし仮にもGalaxy Z FlipにFeliCaが乗っかれば、間違えなく日本でも売れると個人的には思っています。
このサイズですからね。
値段も普通の人に手が届くものなら、フォルダブル端末普及の起爆剤にもなるのではないでしょうか。
使っててわかったよ。
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年2月14日
フォルダブルで最初に来るのはいわゆる横開きフォルダブルじゃなくて、縦開きフォルダブルよ。
これにFeliCa付いてサブディスプレイをもう少し大きくして10万クラスなら絶対売れる。
日本のライフスタイルにあってる pic.twitter.com/tTlMZXMK5q
最後に
お隣の韓国ではテレビドラマなどの小道具でGalaxy Z Flipなどが使われていたり、Instagramでデコレーションされた写真が出てきたりとメディア露出も多い機種となってます。
また、4G版がものすごく安く買えることもあってか結果として中古が5万円台で出回っていたりと手頃な値段で入手しやすい環境にあります。
SNSを漁ってるとGalaxy Z Flipは意外と持ってる方を目にしますね。
実際日本にも韓国版はいくつか流れ出ていて、安いものは6万円台とまぁ手に届く値段かなとは思います。
日本では女性受けを狙って出してた感はありますが、値段の高さやキャリアの戦略などもあって思うようには売れてないように感じます。
個人的にはZ FlipというハードウェアにFeliCaが載れば間違えなくヒットする。
そんな端末だと思います。
まさに「最近のスマホ、画面が大きくて見やすいのはいいけど持ち運びにはかさばる」
なんて声を解決できる究極のスマホなのかもしれません。
それでは