どうも
リズムゲームをやってたのが気がついたらお嬢様鉄拳が繰り広げられてました。
今回はSnapdragon 888環境についてミリシタの検証が概ねつきましたので、書いていこうと思います。
Snapdragon 888とは?
Qualcomm社が提供しているSoCであり、2021年発売のハイエンドデバイスに搭載されています。
搭載1号機は1月にXiaomi Mi11でローンチされており、Galaxy S21シリーズやVIVO X60Pro+などのハイエンドモデルにも採用されています。
Snapdragon 865から比較して3割相当のスペック向上をしていますが、855→865の時の変化ほど差は感じませんでした。
また、発熱が多いことが海外メディア含めて触れられており、冷却性能の高いスマートフォンを選ばないと長時間稼働は難しいように感じます。
(ミリシタなら1時間程度、原神も30分程度ならMi11でも問題なくできました)
ミリシタにおけるSnapdragon 888
筆者としては国内3番手の1月はじめにはXiaomi Mi11を入手して検証してきましたので、ゲーム周りは多く触ってきました。
それ以外だとサムスンのGalaxy S21 Ultraなどで試しています。
Mi11のハードウェアが480Hzのタッチサンプリングレートに対応してる機種なのもあって、動作はゲーミングスマホ並みに快適になりました。
ロード時間はSnapdragon 865端末比較となりますが、現時点で平均0.8秒の短縮効果が見込めると言う結果でした。
現時点でと言う書き方は、まだ環境への最適化が行き届いてないからです。
Snapdragon 855からは合算で大体2秒、845端末からは3.8秒と短縮が見込めることから、基本的には2〜3年落ちのスマホから乗り換えると効果がわかりやすいと思います。
正直、世代別のロード時間の幅は年々縮まっており、Snapdragon 865端末でも十分に戦えることに異論はありません。
Snapdragon 888負荷テスト
— ミリシタ端末研究所 (@millionlivefun) 2021年1月14日
テストが無意味と思えるくらいには快適。ただ、ミリシタ側がSDM888環境において最適化されてないので、現時点ではSDM865+環境の方がロード時間含めて早いです。 pic.twitter.com/UfPsF4q9za
比較に使用したのは
Xiaomi Mi11(メモリ12GB)
Galaxy S20(メモリ12GB)
Galaxy Note 10+(メモリ12GB)
Snapdragon 888端末は買いか?
個人的にはまだ早いような気もしますね。
と言うのも日本ではまだSnapdragon888搭載機で正規販売されたスマホがないこと、比較的最適化の早いミリシタでも完全な最適化がまだされていない点がどうも引っかかります。
(デレステでは最適化されてない関係もあって0.5秒単位で音ズレします)
発熱が多めの懸念も捨てきれません。
昨年はGalaxy S20が日本でも発売が3月25日とグローバル版から1ヶ月ほどのラグで出ましたが、今年に関しては4月24日と少し遅い発売となっています。
現時点で他にアナウンスされてるのはOPPO Find X3 Proがauにて発売、3キャリアでSONY Xperia 1IIIが発売されると言うもののみで、発売日などは未定となっています。
Snapdragon 888向けに最適化されるとなれば搭載機発売からですので、6月末の周年イベントまでに間に合うかどうかはかなりギリギリになるかと思います。
そのため、現時点でアナウンスされているイベントも含めて走りたいならSnapdragon 888搭載端末よりも、昨年発売のSnapdragon 865搭載端末を選択した方が良いと思います。
最後に
毎度毎度のこの記事を書いて3年を迎えてしまいました。
最新チップセットをとるか、安定で旧チップセットを取るかは本当に悩ましいところです。
正直今年はSnapdragon 888端末を安定してゲームを動かす端末として使うにはかなりの賭けとなる部分が大きいです。
ただ日本でもGalaxy S21シリーズやXperia 1IIIが投入されるということで、今後は最適化が進むと思いますね。
それでは