どうも
Twitterでも話題となってますXiaomiのスマホ
Redmi Note 10 Proを買ってきました
そして家に帰ったらRedmi Note 10 Proがいました。どうしてこうなった pic.twitter.com/7aeYpS6pxi
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年4月17日
- こいつは何?
- Xiaomi Redmi Note 10Proのスペックを見てみる
- 3万円台ではひとつ抜けた1億画素のカメラをもつRedmi Note 10Pro
- お手ごろな値段ながらRedmi Note 10Proの画面性能はハイエンドスマホ並みの高機能
- 使い勝手にはやや癖と難はあるが、動作は快適なRedmi Note 10Pro
- ライバルにある機能が無い分、基本性能が高いRedmi Note 10Pro
- 最後にRedmi Note 10Proについて
こいつは何?
先日より日本でも正式販売されたXiaomiのミドル帯スマホとなります。
お値段が34,980円というラインでありながら、画面性能とカメラ性能に特化したことで話題を集めています。
カラーはブロンズにしました。
TPUケースにACアダプタなどの付属品も充実。
本体にも画面保護フィルムが貼られてるので、すぐに使い始めることができます。
サイズ的には昨年auにて発売されたMi10 Lite 5Gと同じくらいです。
Xiaomi Redmi Note 10Proのスペックを見てみる
スペックはざっくりこんなところ
SoC:Qualcomm Snapdragon 732G
メモリ:6GB
ストレージ 128GB
画面:6.67インチ FHD+ AMOLED 120Hz対応
カメラ
リア
1億画素(メイン)
800万画素(超広角)
500万画素(マクロ)
200万画素(深度)
バッテリー 5020mA/h
3万円台ではひとつ抜けた1億画素のカメラをもつRedmi Note 10Pro
まず、皆さんがスペックで気になるのはRedmi Note 10Proでは1億画素のイメージセンサーを積んでいるところ。
このセンサーはサイズも大きく、1/1.52インチと大型のものになっています。
(iPhoneで1/2.8インチ)
一概にセンサーがいいものだからと言って撮れる絵が綺麗とは言えないものですが、このスマホの場合は3万円台にしてはかなり高いクオリティで撮れるなと感じます。
少し撮った限りだとこんな感じ。
Xiaomiらしいと言うか、近年のトレンドを押さえた色が出てるなと感じます。
目で見たよりは鮮やかに出てくる感じはありますが、彩度が乗りがちな他の中国メーカーの機種よりは抑え目な感じもしますね。
Redmi Note 10Proにて
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年4月18日
3,4枚目はスーパーマクロにて撮影。この価格でのマクロ性能はかなり高いかと pic.twitter.com/kacX2BBVAs
また、1億画素のセンサーなのかズーム時でも劣化が少ないのが特徴ですね。
デジタル10倍までのズームができますが、場面によっては10倍でもSNSへのアップロードくらいなら使えるようなものも撮れたりしますね。
Redmi Note 10 Pro ズームテスト
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年4月18日
超広角、標準、5倍、10倍
1億画素センサーのクロップという事もあって解像感は残ってるが、やや塗り絵気味か pic.twitter.com/h5zGFYdxmr
そう考えると1200万画素のセンサーである程度実用レベルの7倍ロスレスのデジタルズームができてしまうPixel 5や4a 5Gってバケモノですね。
またマクロモードがとてもよく撮れています。
今年のXiaomiはマクロ性能を重視しており、低価格機でも非常に良く撮れます。
フラッグシップのMi11にも肉筆するくらいと言えるでしょう。
お手ごろな値段ながらRedmi Note 10Proの画面性能はハイエンドスマホ並みの高機能
画面性能もカメラ同様に高いのがRedmi Note 10Proの特徴です。
特に120Hzのリフレッシュレートに対応してる点は大きいですね。
この価格帯のスマホにはまず無い機能でしたので。
実際120Hzで動かすと電池持ちはあまりよろしくないかたちとはなりますが、ついてるだけ凄いなと。
また、タッチスキャンレート(1秒間に認識できるタッチ数)も240Hzに対応とこのクラスとしてはかなり頑張っています。
使い勝手にはやや癖と難はあるが、動作は快適なRedmi Note 10Pro
OSはAndroid 11で独自UIのMiUIを被せてあります。
SIMフリーモデルとなっているので、機能削減はありませんがMiUIが持つ癖のあるUIなのは変わらずです。
便利な機能面についてはこちらのブログに詳しく載ってますので、参考までに
個人的にはやっぱりこの独自UIはAndroid純正からカスタムされた結果、メニューとかが色々分かりにくく感じることもあり、ある種乗り換えのハードルになってるような気もしますね。
変なところがiOSライクで逆にわかりにくいとか…
動作については3万円台とは思えないくらい快適で、さすがSnapdragon 730クラスだなと感じます。
今作はSnapdragon 732Gという730のアップグレード版が使われており、730比較でGPU性能が15%向上しています。
Xiaomi Redmi Note 10Proにてミリシタ
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年4月18日
(3D高画質 難易度MM タイミング:-2)
Snapdragon 732GということでそこまでパワーのあるSoCではないが、このクラスながら以外にも叩けるのが印象的だった。やはりタッチスキャンレートが240Hzなのが働いているからだろう。 pic.twitter.com/ncbqYAW3Zn
参考までにリズムゲームをプレイしてみましたが、こちらは思った以上に快適。
さすがにスコアラーが求めるような感度とまではいかないが、値段を考えればまぁ悪くないかなと。
リズムゲームと相性が悪いと言われるシャオミ系の中ではかなり秀逸かと思います。
搭載メモリも6GBと、同価格帯が4GBのモデルが多い中ではひとつ優秀なところだなと感じますね。
また、独立ステレオスピーカーやイヤホンジャックもしっかり備えるところはハイエンドにも通ずるところがあり、この価格で載せてきたことは評価したいと感じます。
ライバルにある機能が無い分、基本性能が高いRedmi Note 10Pro
カメラや画面性能は高いですが、やっぱり使ってて惜しい点もいくつかありました。
個人的には
前世代機のRedmi Note 9Sよりも値段が高くなってしまったこと。
おサイフケータイ(FeliCa)や防水に非対応な点
がどうしても惜しいなと感じます。
特に防水やおサイフケータイに非対応な点は、同じ価格帯のAQUOS Sense 4などには差を空けられるような形となっています。
同クラスには型落ちとはいえOPPO Reno 3Aなどもいて、「国内向け独自機能」の有無での差別化がされているような形となります。
ユーザーによってはソフトバンクから出てるRedmi Note 9Tのように「2万円台で5Gも対応してFeliCaも積めるのになんで積んでないのか?」なんて声もありました。
Redmi Note 9Sより高くなってしまったのは、Redmi Note 10Proがより高性能なのでうなづけます。
Redmi Note 9Sの6/128GBモデルが29,800円に対して、こちらは34,800円
Xiaomiとしてはより低価格のRedmi 9Tがいて、Redmi Note 9Sが持ってた低価格需要をそちらに譲るのかなと言う見方ができます。
一方、Redmi Note 10Proも確かにスペックからみたコスパは良いですが、Redmi Note 9Sが終売となってしまいました。
結果として日本ではキャリア機を除いてXiaomiの2万円台のスマホが存在しない形となってしまいます。
Redmi Note 9Sはおサイフケータイや防水といった国内向け独自機能が無い分「安さ」を武器にヒットしたようなところがあります。
そのため、それらの国内向け独自機能無しでカメラ性能を強化し、シャープのAQUOS Sense 4などと値段は並んだRedmi Note 10Proがどう市場に受け入れられるかは見ものだなと思います。
Redmi Note 10Proは防水やおサイフケータイを積んでない分、値段以上のスペックの高さは特筆できます。
そのスペックに関してはひとつ抜けたものになっています。
SoCもこのクラスの多くがSnapdragon 600番台や720を積む中、Redmi Note 10Proでは730/720系の中では最上位のSnapdragon 732Gを積んでいます。
これは昨年発売のMi Note 10 Lite(Snapdragon 730G 4.5万円)よりも少し上のスペックです。
カメラに関しては1億画素のメインセンサーを積んでおり、撮影できるこの価格帯ではひとつ抜けたスペックとなっています。
日本だと1億画素スマホはMi Note10が最安でしたが、それでも5万円クラスのスマホでした。
ディスプレイも液晶ではなくAMOLEDで120Hz対応と言うのも、Snapdragon 732Gと合わせてゲーミング性能も高くなっています。
120Hzの液晶ではなく、AMOLEDなのでグレードの差異はありながらもスペック上ではGalaxy S20シリーズに近いものになっています。
そのため、使いやすいかは置いておいて、スペックに関しては3万円台ではずば抜けて高いものになってるなと言う印象でした。
最後にRedmi Note 10Proについて
今回のRedmi Note 10Pro
個人的には「スペックに響く人におすすめなスマホ」という印象を感じました。
AQUOSのように「普段使いでの便利さ」と言うよりは、カメラや映像体験にある意味極振りしたスマホなのかなと感じます。
そのため、ネット上で「このスペックの意味が分かる方」には大いに盛り上がってますが、それ以外ではそこまで大きな盛り上がりを見せてません。
むしろ「Redmi Note 9Sより高いじゃん。ここまでハイスペックはいらない」みたいな声もあったくらいです。
また、日本では同社のキャリアモデルともライバル関係になるかなと思います。
・Xiaomi Mi10 Lite 5G XIG01
auより発売のSnapdragon 765G 5Gを積んだ5G対応モデル。型落ちながらMi10 Lite 5Gよりもプロセッサースペックが高い。
お値段は価格改定もあって28,900円と安くなってます。契約込みなら1円で購入も可能というモデルです。
・Xiaomi Redmi Note 9T 5G A001XM
ソフトバンクより発売の5G対応モデル
21,600円という元から安い値段ながらも5Gに対応し、FeliCaまで積んでしまったコスパモンスター。
もちろんこちらも契約込みなら1円で購入できる。
そのため、以下のような方におすすめできるかなと思います。
・安くてスペックの高いスマホが欲しい方
・カメラ性能の高いスマホが欲しい方
・5Gを必要としない方
それでは