はやぽんログ!

ガジェット好きなアイマスPがミリシタの事とかスマホの事とか書いてます。

はやぽんログ!

【レビュー】新品が49,800円で買える?ミリ波対応「arrows 5G」は本体がアルコール消毒もできるハイエンドスペックなスマホだ

どうも

 

今回は1円で買えるスマホ

 

富士通arrows 5Gの実機レビューです


f:id:hayaponlog:20210430093525j:image

 

 

富士通渾身のハイエンドスペックスマホarrows 5GはQualcommとの共同で生まれた

 

 

実はこのスマホ、富士通の端末でありながらQualcomm Snapdragon 865プラットフォームのリファレンスデザインがベースでもあります。

 

このリファレンスデザインと言うのは、チップセットメーカーであるQualcommがチップセットの特性を活かせる様な仕様の端末を端末ベンダー共に作るもので、ある種基準となる様なスマホとなっています。

 

発売は昨年の7月となっています。


f:id:hayaponlog:20210430093553j:image

デザインは従来のarrowsとは異なり、どことなく最新のトレンドを取り入れたものに


f:id:hayaponlog:20210430093621j:image

カメラ部はHuaweiのMate 20 Proになんとなく似ている

 

www.hayaponlog.site

 


f:id:hayaponlog:20210430100848j:image

往年のモデルにあったイヤホンジャックは廃止となっている

 

スペックはこんなところで

 

SoC:QUALCOMM Snapdragon 865 5G

メモリ 8GB

ストレージ 128GB

 

画面 6.7インチ Quad HD+ 有機EL

 

カメラ

4800万画素(メイン)/1600万画素(超広角)/800万画素(3倍望遠)

3200万画素(フロントカメラ)

 

バッテリー 4070mA/h

 

ミリ波対応で最薄7.7mmのスリムボディに詰め込まれたハイエンドスペック

 

 

本体は最薄部7.7mmとミリ波対応のスマートフォンとしては世界最薄となっています。

 

重量は171gで6.7インチとしてはかなり軽量の部類となり、見た目以上に軽いです。

 

他社のハイエンド機の多くが200gクラスになる中、この重量は良いものです。

 

富士通としては2015年のARROWS NX F-04G以来のハイエンド機となっています。

 

久方ぶりのハイエンド機のリリースとなったが、本体の完成度はかなり高いといえるでしょう。

 

他社のハイエンド機と比べると微妙な点もあるが、特徴的な点も多くある

 

実際に使ってみると最初に浮かぶ感想は「軽い」という点だろう。

 

6.7インチと大画面ながらも重量は171gに抑えてることからも本当に軽いのだ。

この数字はiPhone 12 Proよりも軽い。

 

軽さという点ならSHARPのAQUOS Zero 2とかに近いだろうか。

 

www.hayaponlog.site

 

 

画面も2K+解像度と解像感もバッチリだ。


f:id:hayaponlog:20210430093657j:image

ただ、フロントカメラのパンチホールがこれでもか!と言うくらい大きく、結果として本体上部のテーパー部までステータスバーと言うくらい主張の大きいものに。

 

バリエーションモデルのarrows NX9はさほど気になるような大きさじゃないのにどうしてこうなった。

 

 

そのため、ハイエンド機としてはこの大きなパンチホール、あとはリフレッシュレートが60Hz止まりな点が惜しいと言えるでしょう。

 

スペックはSnapdragon 865を搭載しており、動作自体は快適なのだが、同じチップセットを積んだ機種に比べるとなんかワンテンポ遅いようにも感じる。

 

これはAndroid 11にアップデートすることである程度改善されてますが、やはり惜しいところと言えるだろうか。

 

恐らく、後述の防水防塵機能を備える関係のチューニングなんだろうなと思います。

 

 

カメラは上であげた通りの構成で、スペック的にはまぁまぁと言ったところ。


f:id:hayaponlog:20210430092758j:image

f:id:hayaponlog:20210430092718j:image
f:id:hayaponlog:20210430093734j:image

f:id:hayaponlog:20210430093806j:image


f:id:hayaponlog:20210430093843j:image

 

まぁ、いくつか上げてわかるかもしれませんがあまりいいとは言えませんね。

 

ちなみにこれ、昨年発売の機種ですからね。

 

カメラに関してはPhotoshop Expressカメラというものが搭載されており、こちらはAdobeと共同開発したというものだそうだ。

 

ソフトウェア補正がダメなら、ソフトメーカーと組めばいい。という実に理にかなったものなのだが果たして


f:id:hayaponlog:20210430094052j:image


f:id:hayaponlog:20210430094112j:image


f:id:hayaponlog:20210430094151j:image


f:id:hayaponlog:20210430094221j:image

 

うーん。チューリップみたいに明るさのあるところで撮ったものはまだいいですが、ローライト気味だと微妙な感じに。

 

特に2枚目はダイナミックレンジも足りてないのか完全に白飛びしてしまってます…

 

ちなみにこのPhotoshop Expressカメラは撮影後にすぐ現像処理が入るのですか、バックグラウンドで動くようなものではありません。

 

そのため、連写するような場面では使うことができず、イメージ的には夜景モードに近いような感覚です。

 

 

もちろん、微妙な点ばかり書いてもあれですので

 

実はこの機種はUSB3.1 Gen2を採用してる関係で、試用版のGoogle標準のデスクトップモードが使うことが出来る数少ないスマートフォンだったりします。

 

まだまだ、試用版ということでSAMSUNG DeXやEMUI Desktopほどの完成度には至ってませんが、使えるハードウェアというのは大きいのではないでしょうか。

 

 

ミリ波対応も大きいです。

 

このミリ波に対応したスマホは数える程しかありません。

ただ、ミリ波を求める層が現時点ではアーリーアダプターの中でも更に先進的な技術を体感したい数少ない層です。

エリアに関してもまだ「点」としか呼べない感じで、ただでさえ狭い5G Sub6のエリアよりもさらに狭いのです。

 

独自機能のFASTフィンガーランチャーも面白い機能


f:id:hayaponlog:20210430104045j:image

指の指紋に起動するアプリを紐つけることが可能で、特定の指で指紋認証するとロック解除と同時に指定したアプリを起動できる。

 

操作UIはほぼ素のAndroid UIで、メーカー独自のカスタムがほとんどされてない点も評価できるだろう。

 

 

ハンドソープで洗えたり、アルコール消毒しても問題ないスマホという日本メーカーらしいアプローチ

 

実はこのスマホ、ハンドソープやお湯でも洗えます。

実はスマホの防水は冷水に限るという点があり、基本的に防水端末でもお風呂で使うのはNGなんです。

 

その上でアルコール消毒まで大丈夫だとメーカーが公表してるくらいのスマートフォンだったりします。

 

昨今の情勢から「スマホの除菌、消毒」なんて言葉がでてきましたが、その点このスマホなら普通の機種よりも日常生活でもより安心して使えるのかなと思います。


f:id:hayaponlog:20210430094505j:image

個人的に評価したいのはFeliCaアンテナの位置

1番使いやすい本体中央上部のさらに上となっており、リーダーや駅の改札などでも使いやすい配置となっている。

 

このような「数字に見えるスペックでは無いところ」に手が多く加えられてるスマホだなと感じます。

 

 

 

辛口レビューが目立つが、普段使いにちょうどいい

 

 

さて、この機種の惜しいところといえば「オススメできない」と言った辛口のレビューが多い点だ。

 

実際使ってみた身として言わせてもらうなら、確かに「定価ではオススメし難い」という点だろう。

 

 

画面性能、カメラ性能、本体チューニングは同世代はおろか2年ほど前のような感覚にすら感じる。

 

画面としては2K+と解像度は高いが、画面のリフレッシュレートはトレンドのハイフレームレート対応ではなく60Hzとなっている。

 

また、フロントカメラのパンチホールの大きさも「今時」感を感じるくらい大きい。単眼でここまで大きいのは知る限りでもそう無い。

 

カメラ性能は前述のとおりで、ソフトウェアチューニングが甘く、渾身のPhtoshopカメラも狙った様な色味にできなく使いこなしにはやや難がある

 

本体チューニングもSnapdragon 865機の中ではやや劣り、メモリも8GBとスペック重視のユーザーには不満が残るものになった。

 

 

ただ、これらはある意味で言えば「他社のハイエンドと比較した場合」と言う評価でもあり、これだけを使うならそこまで不満を感じないのもまた不思議なものである。

 

 

例えばミリ波対応

 

日本の規格であるn257に対応してるのはサムスンのGalaxy S20+/Note 20UltraやSONYのXperia Pro

あとはRakuten BIGくらいなもので、同じ5G対応スマホの中でもかなり少数だ。

 

その中に食い込んだarrows 5Gという機種はかなりチャレンジングなスマホと言えるだろう。他の機種にはない差別点だ。

 

ミリ波が普及するのはあと数年後の話になるだろうが、その場面でも使えるのは大きいと言えるだろう。

 

ハンドソープで洗えるクラスの防水性能も捨てがたい。

 

昨今の情勢から「スマホの除菌、消毒、洗浄」と言うのが叫ばれる中、ハイエンド機でこれに対応した例は皆無と言える。

 

 

あとは安心の国内製と言うのを強くアピールしてることからも、昨今の中国メーカー機などのイメージの悪さとは無縁になっている。

 

 

 

ただ、これらが8〜9万円程度の値段なら「割り切り」とも言えたが、arrows 5Gの場合、値段が118,080円というものが評価を下げたと言えるような形だ。

 

ちなみに同じミリ波対応でフルスペックとも言えるGalaxy S20+は114,840円となっていたため、売れ行きがどうなるかはある意味明白だったのかもしれない。

 

正直値下げしたからこそ買ったようなところだ。

 

 

最後に ドコモでは条件付きで1円、新品も店舗によっては4万円台で買えるスマホに

 

3G→5Gと言う契約変更であれば、ドコモオンラインストアでも本体料金が1円になることが話題を呼んでる。

多くの店頭でも1円になることを確認したので、3G回線を持ってる方はこの期に契約変更しても良いだろう。

 

その結果からか中古相場も暴落し、大手のイオシスさんでは新品が49,800円で販売されている。

 

 

 

ただ、新品が49,800円となれば割と悪い選択肢ではありません。

 

・ハンドソープ洗浄やアルコール消毒もできる防水性能の高さ

・先進的なミリ波対応

・なんだかんだSnapdragon 865搭載機

・近年のスマホの中では軽量のボディ

 

というスペックを見ればかなりのお買得スマホなのではないでしょうか?

 

確かにスペック的なパンチの強さは劣りますが、個人的にはアリだと思いますよ。

 

また、昨年7月発売で、現時点でもドコモで絶賛発売中の機種ということもあって、ケースや保護フィルムがまだ豊富に量販店さんなどで販売されていることも大きいでしょう。

 

変な機種でケースや保護フィルムと言ったアクセサリーが買いにくいなんてことがないのです。

 

今回筆者は1円で買ってるので満足極まりないのですが、正直ハードとソフトの合わせ技とも言えるスマホにおいて「カメラなどのソフトが微妙だな」と感じられたのがarrows 5Gの率直な感想です。

 

ハードウェアも競合他社に比べると勝ってるとも言いにくく、実際ミリ波対応や、防水性能以外はXperia 1IIやAQUOS R 5Gよりも劣るのが実情と言える。

 

AQUOSの液晶性能や、SONYのカメラ機能全振りみたいなパンチがある訳でもない。

 

でも「普通に使うスマホ」としての選択肢としては悪いものでは無いと思います。

 

11万円ではさすがに手が出ませんが、5万円で買えるなら必要十分じゃないかなと思います。

個人的にはAQUOS Sense 5Gを買うなら、もう少し出してこっちを買った方が幸せになれる方も多いのでは?と思ってしまうところです。

 

スペックや中国メーカーの台頭を知りうる我々ではどうしても酷評してしまいがちですが、実際使ってみるとそこまで悪いものでは無いというところです。

 

 

なので皆さん、今が買い時のスマホです

 

 

それでは