ソニーの最新ミッドレンジスマートフォンであるXperia 10 Vだが、本日ソフトバンクにて価格と発売日が公表された。先行展開していたドコモ、au、楽天モバイルと合わせ4社の価格が出揃った。追って更新するとしていた各機種の価格情報がでてきたので、ここでは以下にまとめる。
ドコモ
7万9860円
au
6万9950円
ソフトバンク
7万9920円
楽天モバイル
7万2800円
いずれも7月6日より発売
Xperia 10 Vは6インチのOLED画面、4800万画素のセンサーを搭載したトリプルカメラ、Snapdragon 695 5Gを備えるミッドレンジモデルだ。従来のXperia 10 IVからカメラ性能やエンタメ性能を強化しつつ、5000mAhのバッテリー容量や軽量ボディなどの好評だった点はしっかり踏襲している。
Xperia 10 Vの価格について、キャリア版は概ね7万円を超えており、コストパフォーマンス重視のミッドレンジモデルとしては高価なものとなった。特にドコモ、ソフトバンクは8万円に迫る価格設定になるなど「高い」「がっくり」という意見もネット上ではみられる。
価格設定としてはau版が最も安価とはなるが、それでも7万円に迫る高価なものだ。性能などを加味するとやや高価と思うが、昨年以上に「お返し施策」が前提の価格設定となっていることは否めない。
加えて ドコモ、au、ソフトバンクではこの価格では人気機種となるiPhone SE 第3世代(64GB)やGoogle Pixel 7aよりも高価な価格設定となっている。これでは、Xperia 10 Vについて売れ行き的な面でも、今年はかなり苦戦するのではないかと考える。
それでも、軽量ボディに大容量バッテリーを備えたことで、電池持ちはかなり優秀な仕上がりとなっているようだ。イヤホンジャックの存在や各種高音質化機能などの「付加価値」なども考慮して選んでみると良いはずだ。興味がある方はオンラインストア等をチェックしてみてほしい。
