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【レビュー】auからも発売の 「OPPO Find X2 Pro」はスペックの高さは最上級ながらお求めやすい1台

 

どうも

 

 

今回は話題の端末…やっぱり買ってしまいますよね

 

OPPO Find X2 Proです

 

 

 

 

 

このスマホは?

 

2020年のOPPO社のハイエンドモデルとなります。

昨年のReno x10 Zoomを踏襲したカメラ性能に妥協のないフルスペックのモデルに仕上がっております。

 

そしてなんと、auからリリースされたびっくりなハイエンド機となりました。

 

au型番はOPG01です。

 

まぁ、OPPO Find Xの後継機になります。

 

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スペックは以下の通り 

 

SoC:Snapdragon 865

RAM:12GB LPDDR5

ストレージ:512GB UFS 3.0

 

ディスプレイ:6.7インチ 2K+ 120Hz対応 OLED

 

カメラ

 

フロント:32MP

リア:超広角 48MP/標準48MP/5倍望遠 12MP

 

バッテリー 4260mA/h

 

5G対応

 

 

 

本体を見てみる

 


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昨年のRenoやFind Xのような電動フロントカメラではなく、左側のパンチホールとなっている

 


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今回はレザーにしました。

Mate 30 Proのようなイメージで良いと思います。

 

また、ブラックモデルはレザーでは無い上に、ガラスのためか重量が20gほど重くなりますので検討される際は注意です。


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目につく鮮烈なオレンジ…auのイメージカラーというのもあって目につくこと間違えなしです。

 

アクセントのOPPOロゴもまた良い。

 


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カメラは潜望鏡レンズも含めた3眼構成。ズーム性能も文句はないが、P30 ProのようなTofセンサーはない。

 


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フレームはオレンジと言うよりコールドが近いだろうか。イヤホンジャックはない

 


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アクセントとして電源ボタンが緑色となっている。

赤く塗っているファーウェイをどことなく意識しているのが伝わってくる。

 

 

 

最強のフラッグシップはここにあり。と言わんばかりの妥協ないスペックとなったOPPO Find X2 Pro

 

まずは何といっても5Gにもしっかり対応していることでしょうか。

 

auの5Gにもしっかり対応しています。

最寄りで測定した限りでは速度は夕方でだいたい500mbps前後。

 

ドコモは繋がれば早いですが、auは「安定している」という印象でした。

 

スペックに関しては番長ともいえるだろう。

 

日本でもGalaxy FoldやROG Phone IIくらいしか例のない

メモリ12GBのストレージ512GB仕様のモデルとなっている。

 

プロセッサもSnapdragon 865搭載というハイエンド構成だ。

 

画面もWQHD+で120Hzのリフレッシュレートに対応している。

本当にハードウェアもハイエンドである。

 

今期のハイエンド機とも肩を並べるどころか、どれをとっても一歩抜きん出てるスペックとなっている。

 

特にSIMフリーではなくキャリア端末でこういうのが出せるのは非常に強いと感じる。

 

実際、いつものミリシタ位では全く動作のもたつきを感じさせず、PUBG mobileの最高画質でも苦にならない素晴らしいものになっていました。

 

妥協を感じさせないFind X2 Proのカメラスペック

 

カメラフォンとかつて言わしめたOPPOのスマホだけに非常に綺麗に撮れますね。

 

構成にしても

 

標準

超広角

5倍望遠

 

これはReno 10X Zoomの構成を踏襲しています。

 

また、超広角センサーがIMX586というソニーの4800万画素センサー採用となってる点も好感が持てますね。

 

昨年のハイエンド機のメインセンサーに多く使われていたものですので…

 

今回はAI撮影をオンにして撮影しています。

 


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街撮りに関しては色味も極度に不自然にならず非常に好感が持てるものですね。

 

 

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夜景モードにて。

ややカリカリとした感じになる印象。シチュエーションで使い分けるといいかも。

 

 

ズームテストはこんなところです。


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等倍

 


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10倍


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60倍

 

さすがに60倍となればズーム画質も劣化しますが、10倍前後であればP40 Proなどとも互角に戦えるかと思います。

 

 

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10倍前後のズームであればディテールもくっきりだ。

 

 

また、超広角カメラも48MPのIMX586を使用してる関係か非常に綺麗に撮れるのが特徴とも言えます。


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マクロ撮影もお手のもので、こちらは超広角カメラにした場合のみ撮影が可能です。


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このように撮れるが実際はこのような感じで撮影しています。


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見ての通り被写体との距離はほんの数センチである。

 

ライティングを工夫すれば面白い写真も多く撮れるだろう。

 

簡単に言えばファーウェイのP30 Proクラスのカメラ性能はあるのではないかと思います。

 

こちらの機種が1年前のモデルとはいえど、今現在でもハイエンド機に劣ることなく第1線で使えるレベルのカメラ性能を有しています。

 

 

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グローバル版とほとんど変わらない仕様のau版Find X2 Pro

 

ソフトウェア含めてグローバル版とほとんど差異がないように感じます。

ドコモ版のP30 ProのようなFeliCa搭載などもなく、本当にグローバル版をそのままにしたようなイメージです。

 

そのため、おサイフケータイが使えなかったりと言った点を惜しいと感じる方もいるかとは思います。

 

OPPO Reno Aのような搭載事例がありますし、ましてやキャリアモデルですからね。

意外だったかもしれません。

 

また、付属品がしっかり全てついてきます。

日本のキャリア端末だとカットされやすい純正の65Wアダプタもしっかり同梱されており、爆速の充電を体感できます。

 

他にも初期で保護フィルムがある点やTPUケースが付く点などGalaxyに通ずるものがありますね。

 

買ってすぐ使えるのも魅力です。

 

 

構成を考えれば破格のお値段といえるau版Find X2 Pro

実はこんなてんこ盛りスペックな上に5Gまで対応してるFind X2 Proですが、お値段は約92,000円となっています。

 

オプションや回線契約を含めればさらに安くなります。

 

同仕様の中国版やグローバル版がいまだに13万円前後もするなか、このお値段は破格と言えるでしょう。

 

実際に一括で10万切りのハイエンド機だとSoftBankのZTE Axon 10 Pro 5Gくらいしかなく、これと比べてもスペックはかなりの上位に位置するモデルとなります。

 

昨今では即日のSIMロック解除や端末のみの購入が可能になったことからも「普通に欲しい1台」となる端末になりました。

 

 

 

バッテリー持ちの悪さとクセのあるUIが惜しいが、使い方でカバーできる

 

クセのあるColor OSは良くも悪くもOPPOの特徴と言える。

いわゆる独自UIというものも被せたAndroid機となります。

特にOPPOのColor OSは個人的にはMeizu のFlyme並に癖があるものとの認識でいます。

 

特にタスクキルが曲者で、常駐バックグラウンドも一掃してしまうのです。

そのため普通にタスクキルしたはずが、バックグラウンドの音楽再生や一時保存していたものも全て切ってしまうというものです。

 

ゲームなどをプレイする時には非常に有効ですが、それ以外では「クセのあるもの」に捉えられるかと思います。

 

また、普通のAOSPベースのAndroidスマホとは操作UIがかなり異なる事から、Androidスマホを使うユーザーでも「設定のどこに何があるか分からない」という事が多発しやすい端末です。

 

それでもColor OS 7.xでだいぶ改善されましたが…

 

動向が心配

一部ではauが表示している周波数と仕様が違うと言って話題になっています。

 

auが表示している周波数だとドコモやソフトバンクはフルバンドではないものの、SIMロック解除をすると実質的なグローバル版と化すため「表示では掴まない電波を掴む」仕様となっています。

 

特に先日の楽天モバイルのRakuten miniが周波数絡みで、表示では掴むはずの電波を掴まない仕様にサイレント仕様変更したりしたために、総務省から「技適に適合していない」とお叱りを受けていました。

 

それもあっていつ突かれてもおかしくない状況です。

 

ただ、OPPO Find X2 Proのグローバル版は技適を取得しているので、au側でこれにキャリア型番をつけてバンド制限をかけた仕様で提示した可能性がある訳です。

 

それがSIMロックを解除したことで実質的なグローバル版になったと考えられます。

 

追記:周波数の仕様表が更新され、バンドが塞がれることがないことを確認しました。

 

 

また、au以外のSIMを入れると5Gの項目が出なくなることも確認しています。

 

つまり、本体のみで買ってSIMフリーで使おうにも5Gはauでないと使えないことが判明しています。

 

追記:他社SIMでも5Gオプションはダイアルからコマンドを打ち込むことで出せるようです。

 

 

そして...バッテリー持ちがめちゃくちゃ悪い

 

私が触ってきたハイエンド機の中でもかなり悪い部類ですね。

リフレッシュレートを120Hz

画面解像度をWQHD+

 

にでも設定していたら1日持ちません。半日使って残り25%とかのレベルです。

4260mA/hのバッテリーを積んでるとは言え、少々少ないようにも感じます。

 

ただ、この手の端末は 超高速充電に対応しており、充電速度が速いことから運用でカバーできると言えるでしょう。

 

 

最後に。ハイエンドなのにお求めやすい Find X2 Pro

 

上記にも書いた通り、プロセッサーやストレージはもちろん、画面性能やカメラ生においてもスペック的な不足を感じることはほとんどありません。

 

個人的に惜しいといえば無接点充電に非対応というところですが、65W給電が可能な点がその惜しい点を感じさせない良い点になっています。

 

少し不安な要素こそありますが、4Gスマホとしてみても非常にコストパフォーマンスが高いスマホだなと感じます。

 

特に契約無しで端末購入が可能になった今、auの尖った専売端末というやり方は好感が持てるものになっています。

 

 

昨年末に「格安ハイエンド機」で話題を呼んだ901LGことSoftBankのLG G8X ThinQに次ぐ「端末のみでも欲しい」と思わせる端末になっています。

 

 

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実際私も回線契約なしで購入しています。

端末のみの購入のため、オンラインショップでは購入できなかったことを失念していたのが裏目に。

 

しかも予約し忘れる痛恨のミスで店頭の在庫を当たろうかなと思ったところ、店頭在庫がほとんどないのか県内の店舗に片っ端から電話して20件目くらいでやっと在庫のある店舗を見つけたくらいでした。

(このご時世にほんと申し訳ない…)

 

 

このOPPO Find X2 Proについて言えば

カメラ特化のP40 Proなどとも遜色ないカメラスペックで、120HzのOLEDパネルにSDM865/メモリ12GB/ストレージ512GBという妥協のないハイスペック。

 

その上で、レザーデザインまで備えたオシャレな端末です。

 

これでお値段は10万以下なんですよ。

P40 Proだって10万切らないですし、他社でこのスペックを狙ったらいまだに10万以上はします。

 

本当にお買い得な機種だと思います。

まさに「格安ハイエンドスマホ」です。

 

 

そういえば最寄りのau 5Gが使える場所が富山市でしたので、富山に行ってきましたが

路面電車が富山駅をぶち抜いているのを見て「街が変わったなぁ…」と思いました。 

 

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ここから駅の反対側が見える光景。違和感しかないですが、富山県民の100年にわたる悲願の光だと思うと感慨深いですね。

 

地元に路面電車なんてものがないので、この手のものには憧れるというか。

見慣れないものなのでワクワクします。 

 


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去年行った時はまだ向こう側は繋がってなかったですからね。

 

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そして、相互乗り入れ可能になったことで廃止となった富山駅北電停。

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夜景スポットの新湊大橋

 

隣県なのもあって筆者が好きな街のひとつである富山。また行きたいです。

 

 

それでは