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【レビュー】おサイフケータイ対応で3インチの小さいスマホ「Unihertz Jelly 2」はファンが望んだ最高の超小型スマホだ

 あけましておめでとうございます。皆さんはもうスマホ買いましたか?さて、このバカはまたしてもスマホを買いました。今回は最強の超小型スマホことUnihertz Jelly 2をレビューしてみます。

 


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小さいスマホ好きが求めた究極の超小型スマホ

 

 超小型スマホと言えばいくつか機種がありますが、その中でも多くの人に賛同されるのがこのJelly 2です。簡単なスペックはこんなところ

 

SoC:MediaTek Helio P60

メモリ:6GB

ストレージ:128GB

 

画面:3.0インチ 854×480

 

カメラ

フロント:800万画素

リア:1600万画素

 

バッテリー:2000mA/h

 

OS:Android 10


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 Jelly 2では3.0 型の小型の画面を搭載。初代Jelly Proの2.45インチより大型になったものの、ギリギリ使えるラインを攻めたサイズと言えるだろう。画面下にタッチ操作可能なホームボタンなどを備えてるのも魅力と言える。

 近年で近いサイズは同じUnihertzのAtomやデザインが話題を呼んだPalm Phoneなどが当たるだろうか。


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Jelly 2は小さいと言われたiPhone 13 miniや12 miniよりもさらにコンパクト

 

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 画面、本体が初代Jellyから大型化した流れもあってか、SoCもHelio P60と初代からは大幅に進化。初代はMT6735Tとあの当時でも力不足感はありましたが、今回はミドルグレードのP60となったので、極端に動作が引っかかるという場面には至ってません。メモリも6GBと多くを求めなければ十分すぎる内容です。

 

ミリシタくらいなら難なく動作。さすがに39人ライブは無理がありそうなので、プレイするなら無難に5名くらいが良さそう。

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カメラの画素数も1600万画素と実用クラス。メモ程度だった前作よりはしっかり写真として残せるのもポイントです。


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まぁ、多くを求めなければ十分。

 

 バッテリーは2000mA/hと大容量にはなったものの、一般的な使い方ではやや悪い印象を受けました。Jelly ProやRakuten miniをガッツリ使った時よりは体感的に持ちますが、そこはやはりオクタコアのSoCを載せてるが故に仕方ないところだと思います。

かといってこれより下はストレスに感じる方も多いかと…


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重量は大型化したのもあって110gに。iPhone SE(初代)などに近い重量で、ややずっしり感があります。厚さも1.6cmとあるため、持った感覚は車のキーのような感覚ですね。


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付属品もしっかりついてきます。7.5Wのアダプターと充電ケーブル、あとは本体のTPUケースとフィルム(初期状態で本体に装着済み)が付属します。

 

ユーザーが求めた指紋認証とおサイフケータイをしっかり積んできたJelly 2

 

 Jelly 2最大の特徴はFeliCaと指紋センサー搭載というところです。このサイズのスマホにまぁどちらも載せたなと。実際このサイズのスマホにFeliCaの需要は割とあり、近年ではRakuten miniがそのポジションに入ってきてる側面があります。


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存在感を示す指紋センサーとFeliCaサイン

 

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 Rakuten miniと決定的に違う点としてはSIMカードが物理SIMであること、指紋センサーがあることだと思います。前者は、この機種はサブスマホとしての前提で使うユーザーが多いため、eSIMの設定のないMVNO事業者では使いにくいという側面があります。後者はFeliCa決済に限らずセキュアに使えるというのがポイントです。

 やはり、電子ウォレットとして使う上では生体認証が顔認証以外の手段としてあった方が安心感は良いだろう。画面が小さいがゆえに、パスコードを打つよりもロック解除が早い点などでも優位といえます。

 

Jelly 2で改めて感じる超小型スマホの意味

 

 近年日本では、スマホが大型化するに当たって一定数の小型スマホを求めるユーザーがいました。Jelly Proはそんなユーザーの中でも通話専用機といった使い方で支持を集めてましたが、スマホとしてはスペック不足だったり付加機能のない潔い仕様に物足りなさを感じたのもまた事実です。

 

 そんなユーザーの声を聞いて、Unihertzさんでは「FeliCaを載せたコンパクトなスマホ」と言うコンセプトでクラウドファンディングをスタート。値段が比較的安価なこと、スペック面も向上してるとあって、多くの日本ユーザーが出資したと言われています。後に量販店やMVNOオペレーターでの扱いも始まり、比較的良く目にする超小型スマホともいえる存在になりました。

 

 大幅にスペックアップしており、日常使いで使用する分にも問題のないスペックに仕上がっています3インチのため本体はとにかくコンパクトながらも、オクタコアのSoC搭載でサイズ以上にパワフルです。物理デュアルSIM対応で指紋センサー、FeliCaにLTE対応と一通り備えており、決済用サブスマホとしては実用できながらも最もコンパクトな1台です。

 

ある意味究極のモバイル決済特化スマホですね。

 

意味といえば、ロマン。それ以上でもそれ以下でもありません。

 

iPhoneに同じものがついてる

普段使う画面大きいスマホにもFeliCa載ってる

スマホの2台持ちダルくない?

決済ならスマートウォッチで良くない?

 

 少なくとも、Jelly 2はこういうことを言う人たちのためにあるスマホではありません。コンパクトなiPhone 12 miniすら持ち歩くのが億劫な場面。体ひとつで街に繰り出したい場面小さいボディに技術が詰め込まれたロマンに憧れを抱く場面…1000人に1人くらいはこんなことを抱く人もいるかと思います。

 そんなニッチで尖っててちょっと個性的で刺激を求めるアナタにオススメのスマホです。2台目スマホ?それはもちろん、3台目や4台目…はたまたn台目のスマホで欲しいと言う人向けのスマホです。

 

最後に Jelly 2を使ってみて


 今年初めてのスマートフォンでこのJelly 2を選びましたが、小さいスマホというものには普段使う大型のスマホにはないロマンが詰まっています。正直それ以上の感想はありません(笑)


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この箱には小さいながらにロマンが詰まってる。

 

 たまたまOCNさんの抱き合わせで3000円台だったのもあるんですが、まぁお財布を買ったと思えば安いもの。ただ、このようなスマートフォンも元々が2台持ち前提での使い方をすることもあって、単体ではやや使いにくいところもいくつかあります。

 画面が小さくて文字が打ちにくい、文字が読みにくい、表示できる情報量が少ない。電池持ちがあまり良くない…アプリが最適化されない。

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表示はまぁなんとか。とりあえずフォントサイズを工夫しましょう。


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たまにこうなりますが、もうこれは気にしません。この手のスマホならよくあるいつもの事です。

 

 基本的には2台目以降に使うスマホですので、私のポジションでも完全に財布です。こんな端末でヘビーにSNSにかじりついたりゲームする方が間違いです。何かの縛りプレイでしょうか。

 

 あと気になった点はや本体が分厚いことですね。Rakuten miniが薄型軽量のカードのような感じだったのに対して、こちらはキーケースみたいな感じです。私自身財布としてはiPhone 13 miniに12 mini…あとSEがいて、Rakuten miniにHandとありますがいいんです。お財布は何個あっても損しません。

 たまにチャージしてない端末持って行って詰むことはありますが、それもソレです。

その時はGoogle Payでなんとかしましょう。今年もスマホをレビューしてきますので何卒よろしくお願いします。