ソニーの最新スマートフォンである「Xperia 1 V」が発表されて1ヶ月。まもなく日本でも発売となるが、mocopiとの相性が気になる方もいるはずだ。
今回は先行販売された香港版にて、実際にmocopiを接続して遊んでみた。
日本でもまもなく発売のXperia 1 Vを軽くおさらい
Xperia 1 Vはソニーから発売される最新のスマートフォンだ。プロセッサには「Snapdragon 8 Gen.2」を採用し、メモリは12または16GBを備える。
このほか、カメラ性能やオーディオ性能も強化されるなど、過去最高クラスの「エンタメスマホ」に仕上がっている。
画面は6.5インチ。4K解像度のOLEDパネルを採用する
カメラ配置等の基本的なレイアウトは継続だ
イヤホンジャックを引き続き備える
日本ではドコモ、au、ソフトバンクで取り扱うほか、ソニーストアでも7月14日にオープンマーケット版が発売される。価格は概ね20万円前後の設定だ。
気になるmocopiの接続安定性や発熱をチェック
mocopiにおいて大切なものは、Bluetoothの接続安定性とスマートフォンの基本性能の高さだ。これは過去にまとめた検証結果からも裏付けられる。
そのため、快適なフルトラ生活を送るためには、性能の良いスマートフォンが求められるのだ。
今回はソニーのモーションキャプチャと、同社の最新ハイエンドスマートフォンの組み合わせになる。相性的には最強となるはずだ。
いつも通りつないで、サクッとキャリブレーションを行い初回セットアップ。100回近くもやれば慣れたものだ
肝心な動作だが、Xperia 1 IVの時と比べると本体の処理落ちがかなり少なくなっている。これはXperia 1 Vの発熱が抑えられ、動作制限がかかるようなものではなくなっている。
接続安定性も向上したように感じる。今期のハイエンドでは「センサーの接続が突然切れる」なんてことはそうないが、足を交差させたり、腕を激しく回したりしても問題なく拾ってくれた。
足や手が暴れたりすることもなく、挙動は問題なさそうだ、
試しに、1時間ほどVRChatにてフルトラでダイブしてみたが、スマホ側では処理落ち等することなく普通に動作していた。
定期的なセンサーのキャリブレーションこそ必要だが、昨年のハイエンド機に比べるとかなり安定した挙動となっている。
基本動作は問題なさそうだ
Xperia 1 Vでmocopi動かしてみたよ〜
— はやぽん (@Hayaponlog) 2023年6月11日
快適ですね。接続安定性も文句なしです pic.twitter.com/Lj20FlcCs2
このような軽い動作くらいなら難なく動作する。本体の発熱もかなり控えめだ。
Xperia 1 Vとmocopiは同じソニー製で相性もバッチリ。オススメの組み合わせに
さて、前回記事でもAndroid端末なら「Xperia 1 Vを待った方が賢明だ」と書いたが、これは間違いではなかったようだ。
Xperia 1 Vに採用されるSnapdragon 8 Gen 2は発熱を抑えることにも成功しており、Xperia 1 IVに搭載されるSnapdragon 8 Gen 1と比較してもパフォーマンス向上と低消費電力化を達成している。
その上で、基本性能はかなり高く、ポリゴン数の多い外部VRMモデルでも難なく動作させることができた。
接続安定性も含めて、最もmocopiに適したAndroidスマートフォンと言える仕上がりだ。
mocopiとも相性バッチリだ。
ハイエンドのスマートフォンだけでなく、実質的なmocopiと相性抜群の母艦としても、ソニーのXperia 1 Vを選んでみるのも良いはずだ。
そんなXperia 1 Vはキャリア版が今週金曜日に、ソニーストア版が7月14日の発売となる。興味がある方はぜひチェックしてみてほしい。