どうも。
ミリシタの周年イベントまであと10日ほどとなりました。
アイコンも高坂海美さんに変わっていよいよ3周年が近づいてきました。うみみ…
今回、間もなく3年を迎えるということで今までの成果から見た、本当の意味で端末課金が必要かどうかをまとめてみました。
2ヶ月間で導入した端末
前回記事では4月までに導入した端末のデータでしたが、それ以降に導入した端末をご紹介します。
前回のはこちら。多分詳細もこっちのほうが詳しい
・Google Pixel 3(Android 11 Beta)
5月導入
現行で使っているのとは別のモデルとなります。
正直なところ、まだOSが不安定ですので実践には厳しいところです。
5月導入
イヤホンジャック復活のXperiaということで、Androidユーザーにとっては最も嬉しい機種変更先とも言える。
eSports向けにも供与してることから、タッチレートなどがXperia 1よりも改善されています。
docomoからもギリギリ間に合ったかのように発売され、駆け込み端末課金にも間に合う姿勢です。
・nubia REDMAGIC 5G
6月導入
昨年のような間に合わせではなく、余裕を持って検証に回せる時間も込みで入手出来ました。
空冷ファン+240Hzタッチレート、144Hz OLEDは伊達ではなく、非常に快適にプレイできます。
技適の認証を通過したという話もありますので、日本発売も期待されます。
・Huawei P40 Pro+
6月導入
手持ちでは初の正式なHMS端末。
一応ミリシタは動きますが、GMSが無い関係から課金ができないなどのネックな点もちらほら。
スペックこそKirin 990 5Gで問題ないものの、Googleが使えない点は非常に惜しい。
とまぁ、あれから何故かスマホが増えました。
この時期は勝手に生えるので仕方ないですね。
買うならiPhone?Androidスマホ?
もう永遠の課題かと思います。
これに関しては、半数以上の方が「iPhoneがいい」と言うと思います。
これに関しては私もある程度は同意します。
iPhoneは毎年秋のリリースであり、そのiPhoneに積まれた新型チップは翌年のAndroid搭載ハイエンドスマホの指標になるくらいのスペックを持っています。
そして検証したのがこちらのデータ
REDMAGIC 5Gの検証をしてみて
— ミリシタ端末研究所 (@millionlivefun) 2020年6月13日
iOS(iPhone 11Pro)との比較は単純な実行時間で検証。
傾向としては書き込みが早いAndroidと読み出しが早いiOS
初回ダウンロードが入った場合のロード時間は
REDMAGICに対しiPhoneが+1.42秒
通常ロードではREDMAGICに対してiPhoneが-0.73秒となりました。
投稿でもまとめましたが、この検証は「ミリシタのMVをひたすら同時にスタートさせて最後に選曲画面に戻るまでの時間を計測したもの」になります。
今回使用したのはiPhone 11Proと手持ちでも最もスペックの高いAndroid機であるnubia REDMAGIC 5Gを使用しました。
検証結果としては10回目まではiPhone 11Proが0.7秒ほどの差を、その後は発熱で差が縮み27回目まではリードを維持していました。
そして、28回目でiPhone 11 ProはREDMAGIC 5Gに並ばれました。
その後はREDMAGIC 5Gが先行し、40回目で0.5秒、60回目では1.2秒リードする結果となりました。
実際、このREDMAGIC 5Gは液冷+空冷ファン搭載の型破りすぎるスマホなのであくまで参考値です。
ただ、そんなバケモノみたいなスマホを持ってしても27回。実時間で1時間25分はiPhone 11 Proがリードしていたわけです。
実際ロード時間カウントはREDMAGIC 5Gで0.7秒ほどの差でした。
つまるところ
Snapdragon 865端末を買っても正直なところApple A13を積む端末には勝てません。
過去設計の筐体に無理やりA13を詰んだiPhone SEを除いて、最新のAndroid端末で真っ当にやっても20分程度は互角とはなるでしょう。
お互い全力運転で差分はSnapdragon 865でApple A13に+0.7秒ほど。これが大きいか少ないかは各々思うところがあると思います。
普通の環境においては、恐らく先にAndroid機の方が発熱でダウンするかと思います。
そのため、結論から言えば今期のiPhoneとハイエンドAndroidスマホならiPhoneの方が優位に立てる場面が多いです。
特に今回のSnapdragon 865においては多くが5G対応モデルとなっています。
ただ、SDM865の5Gモデムは別実装となっているため消費電力ではかなり大きいものになります。
結果として発熱も比較的多めなチップであることが明言されています。
そのため、SDM865を積んでるからと言って「優秀な冷却機構を備えているか」には繋がらないのです。
ゲーミング用途以外だとGalaxy S20やXiaomi Mi10シリーズはまぁ許容範囲内
Xperia 1IIは少し発熱が気になるように感じました。
nubia REDMAGIC 5Gはどれだけ凄いのか
— はやぽん! (@H8P0NP) 2020年6月13日
同世代機との実測では以下のようになりました
ミリシタライブ終了時のロード時間
REDMAGIC 5G(GPU turbo)を0秒として
Galaxy S20 5G(Game tuner On パフォーマンスモード FHD解像度)+0.07秒
Xperia 1II +0.27秒(Game enhancer On パフォーマンスモード) pic.twitter.com/c7EkOr5M25
最強と言われる端末でも差分的には同世代機比較でも0.5秒以下となっています。
ただ、落胆することはありません。
Android端末だって完全に負けてる訳では無いのです。
iOS端末は書き込み動作が苦手
実は過去のデータから見てもiOSデバイスは書き込み速度で見ると、比較対象となるAndroid端末より遅い傾向があります。
そのため、頻繁なダウンロードを行うコンテンツではAndroid機の方が優位に立てる可能性があります。
実際ミリシタにおいてもデータダウンロードがある場合は、iPhoneでは同世代のAndroidスマホに負ける結果となっていました。
その反面iOSデバイスの読み出し性能は非常に高く、先程の検証で1時間半近く優位に立てていたのはこの読み出し性能の高さが影響していると思います。
ミリシタにおいては不確定なダウンロードが入る「おしごと」が絡むイベントではAndroid端末とiPhoneの差はほぼ無くなります。
これは過去の2周年イベント検証からも出ています。
実質的にiPad Pro 3rd Gen.クラスでないと難しいと言われた30分間Sentimental Venus 8回チャレンジを走りきったAndroid端末もありました。
そのため、明確にiPhoneしか勝てないという訳では無いと言えます。
イベントに勝つ上で本当に必要なこととは?
正直私はPRクラスまでしか走ったことがありません。
そのため、TPR…はたまたイベントで1桁に入るような走り方はやり方事こそ知ってはいるものの、連続運転での実戦までは至っておりません。
過去にも書きましたが、TPR以上を狙うなら端末以上に「イベントの走り方」や「周囲の環境」が求められるように感じます。
イベントの走り方は既出でいくらでも出てますので、実際に走った方の体験記などを見てみるといいかもしれません。
そして私は、端末面でしかアプローチできません。
端末は「周囲の環境」の中のごく一部を形成する要素でしかありません。
ちなみに、走り方によってはiPhone 11シリーズが持つ最新Android機との平均ロード時間差である0.9秒という差は簡単にひっくり返せます。
そのため、Android環境だからといって落胆する必要はありません。
勝算は十分にあります。
今買うならどんな端末がいいの?
iOS環境
・iPad Pro 3rd/4th Gen.
まぁ、トップランカーさん御用達端末のひとつです。
端末スペック、ストレージ速度などを踏まえても現時点において最も優れた端末のひとつです。
余裕のある方はこちらを買われると幸せになります。
・iPhone 11シリーズ
こちらも携帯電話においてはトップクラスとなります。
iPad Proと組み合わせるとよりフレキシブルにイベント進行が可能です。
Android環境
色々踏まえて現時点でもっとも満足度の高いAndroid端末になると思います。
イヤホンジャック搭載で、バッテリー容量もそこそこ。
画面の反応速度も問題なし、HSパワーコントロールにてバッテリーを介さない直接給電まで可能な変態仕様です。
メモリ量などで不安はありますが、トータルで考えればとても良い端末です。
・nubia REDMAGIC 5G
海外通販苦手という方にもご安心。
いまなら直販サイトにて購入可能な上、DHLの航空便で送ってくれるので香港から最短3営業日で届きます。
お値段も579USD(約6.5万〜)というのも魅力的
まだ間に合います!
長期戦となった場合は最強のAndroid端末です。
・SAMSUNG Galaxy S20/S20+
今季のハイエンド帯においてはかなり安価なモデルになっています。メモリ12GB仕様なので、動作面では特に問題になりません。
ただ、ゲーム最適化機能では上記のモデルより1歩劣るところがあり、スペックのゴリ押し感は否めません。
早くから投入されていただけに、最適化が進んでいるところが要になるでしょう。
最後に
新曲のGrow Mapも公開され、周年イベントの足音が近づいているのは確かです。
例年はこの時期だと動作検証データのまとめ作業に頭を抱えながら記事をまとめているところであります。
毎年話題になるAndroid機とiOS機の差分について、今回はある程度数値的な結果が出たかなと思いこのタイミングでまとめさていただきました。
今回のイベントについてはまだ形式が発表されてないため、過去イベントをベースとした対策しか立てられません。
それでも端末課金の効果は微々たるものではありますが、確実に実感できるものだと感じます。
これはこの手の検証を3年やってきて、ミリシタのために150台ものスマホやタブレットを買った者として実感できるものです。
え?端末課金額?
き か な い で く だ さ い 。
わたしも見たくないので
ちなみにミリシタにおける端末課金の需要性はこのロード時間に見えてきます。
— はやぽん! (@H8P0NP) 2020年6月13日
ライブ終了時からのロード時間をREDMAGIC 5Gで0とした場合、昨年の最強クラスであるGalaxy Note 10+でも+1.84秒
2年前のハイエンド機であるXperia XZ2 Premiumだと+6.29秒もロード時間が長くなります。 pic.twitter.com/cIhybNDcDY
これは2世代分のロード時間比較。
1世代前ならなんとかなるものの、2世代前のものと比べると6秒の差は大きいです。
単純にこれだけの効果があることからも、端末課金の重要性は伺えます。
個人的には「常に端末を更新し続ければ強い」と言いたいところではありますが、それはなかなか難しいかと思います。
そのため、最新環境のロード時間から+2秒未満であれば端末的な側面ではある程度は狙えるのかなと思います。それ以上は各々の腕次第です。
最後に、
課金は惜しまない。端末は裏切らない
といつものように残しておきます。
それでは。3周年イベント 各々の目標目指して頑張りましょう!!