はやぽんログ!

ガジェット好きなアイマスPがミリシタの事とかスマホの事とか書いてます。

はやぽんログ!

【レビュー】夜景モードと手振れ補正がすごい「VIVO X70 Pro Plus」(X70 Pro+)のカメラはスマホの中ではトップクラスで素晴らしい

どうも

 

今年はカメラ特化スマホが目白押し

 

世間ではiPhone 13シリーズで湧き上がるなか、ひねくれた筆者はこんなスマホを代わりに買いました。

f:id:hayaponlog:20210928100353j:plain



VIVO X70 Pro+です。カメラです。

 

当媒体ではX70 Pro Plusと表記します。あらかじめご了承ください。

 

 

 

カメラ性能を強化しまくったVIVO Xシリーズ最高峰がX70 Pro Plus

 

近年のVIVO XシリーズはファーウェイのPシリーズに対抗する「カメラ性能特化スマホ」という位置づけの展開となります。

f:id:hayaponlog:20210928105925j:plain

Pro+という名前を用いる時点で、ファーウェイのカメラ性能の高いスマホへの対抗意識がうかがえます。

 

 

特にMicro PTZを搭載したX50 Pro以降はカメラ性能の評価が高く、私自身春先にX60 Pro+を購入しています。

 

X60シリーズは上位モデルにドイツの光学機器メーカーZEISSのレンズとコーティングが使用されている。

 

マニアの間でも評価の高いスマホだ。

 

www.hayaponlog.site

 

 

今回のX70シリーズの大きな特徴は

 

VIVO V1チップ(上位モデルのみ 独自ISP)

全レンズ光学式手振れ補正(最上位モデルのみ)

全機種Zeiss T⋆コーティング(従来は上位モデルのみ)

全モデルでプロセッサベンダーがバラバラ

 

特に独自ISPとなるVIVO V1チップは久方ぶりの外部ISP搭載スマホということもあって、プロセッサー標準ISPでは難しい処理を補完する形での撮影が可能です。

 

過去にはSONY Xperia XZ2 Premiumに搭載されたAUBEが記憶に新しいでしょう。

(デュアルカメラ使用時の光軸ズレ解消、BW成分合成による高感度、低ノイズ化、動画撮影時のフレーム単位での画像合成のために実装)

 

それと同じような形でのSoC標準ISPやGPUの補助的な処理を担当するものになるでしょう。

 

また、今回ProモデルがExynos 1080(X70t ProはDimensity 1200 vivo)とモデルによってSoCが違うのでモデル間の色調の調整なども担うものと推測されます。

 

 

特に低照度の撮影で力を発揮するというV1チップ。いろいろ撮り比べたいところだ。

 

 

X60 Pro Plusのマイナーチェンジにとどまらない。ZEISSナチュラルカラー撮影とV1チップで全く別物のスマホとなったX70 Pro Plus

 

カメラ性能はざっくりと

 

超広角:4800万画素(Micro PTZ)

メイン:5000万画素

2倍望遠:1200万画素

5倍望遠:800万画素(最大60倍ズーム)

 

基本的にはマイナーチェンジモデルとなったX60t Pro Plusに準拠するものになってます。

 

ZEISSレンズやT⋆コーティングはそのまま引き継ぎ、全レンズに光学式手ぶれ補正がついた点、V1チップや強化されたZeissレンズなどが合わさっているのが違いと言えるでしょう。

 

まぁ、機能面を並べたところで...もういいですよね。

 

 

カメラ特化スマホはもう撮った写真で評価するしかありません。まずはこの辺から

 

f:id:hayaponlog:20210928100457j:plain

f:id:hayaponlog:20210928100512j:plain

f:id:hayaponlog:20210928100531j:plain

f:id:hayaponlog:20210928101124j:plain

f:id:hayaponlog:20210928105731j:plain

 

f:id:hayaponlog:20210928110209j:plain

f:id:hayaponlog:20210928110228j:plain





一言でいえば。綺麗ですよね。

 

f:id:hayaponlog:20210928100647j:plain

f:id:hayaponlog:20210928100713j:plain

f:id:hayaponlog:20210928101020j:plain

フォトスタイル「サイバーパンク」で撮影

2倍望遠は得意とする画角とあって見事だ。

f:id:hayaponlog:20210928114803j:plain

5倍望遠はまずまず。それでも並みのスマホよりはきれいに仕上がる。

 

 

今回、X70 Pro Plusではドイツの老舗Zeissとのコラボレーションがより強化され、「ZEISSナチュラルカラー」という処理が加わりました。

 

こちらの処理は中華メーカーに多い派手目で明るいものではなく、ナチュラルカラーというだけあってみた色に近い処理となっている。

f:id:hayaponlog:20210928101710j:plain

VIVO X70 Pro Plus AIオートモードにて撮影

f:id:hayaponlog:20210928100736j:plain

VIVO X70 Pro Plus ZEISSナチュラルカラーで撮影

f:id:hayaponlog:20210928100802j:plain

こちらはSONY Xperia 1III(Photo Pro プログラムオート)で撮影

見ての通り、AIオートモードに比べて彩度などの面では大きく異なる絵作りとなっているのが分かる。

 

 

個人的にびっくりしたのはZEISSナチュラルカラーの色合いが、専用機のチューニングを元にしたSONY Xperia 1シリーズにかなり近いものに仕上がっているのだ。

 

VIVO X70 Pro Plusのほうが若干明るいかというところ。

 

 

 

Xperia 1IIIはこちら。こいつもいいスマホです。

 

www.hayaponlog.site

 

 

 

なお、ZEISSナチュラルカラーとAIオートの併用はできないものとなっている。

実質的にオートモードがふたつあると思ってもらっていいでしょう。

 

f:id:hayaponlog:20210928114430j:plain

ポートレートモード フォトスタイル「ZEISS Planer」で撮影

X70 Pro PlusではZEISSのレンズを再現したボケを出すことができる。

ライティングしたときにはもっと分かりやすく玉ボケが出るそうだ。

 

 

VIVO V1チップの真価を発揮するのは夜間撮影、明暗差のある場所での撮影と言えるだろう。

f:id:hayaponlog:20210928101305j:plain

X70 Pro Plus 電球の根元がしっかり出ていて白飛びせず処理されている。

f:id:hayaponlog:20210928101345j:plain

X60 Pro Plus 処理は優秀だが、根本の部分は白飛びしてしまっている。



部屋の電球を撮影した例。

電球の根元の部分までしっかり解像されたうえに、周囲もくっきり写っている。

ホワイトバランスはどちらも優秀だが、X70 Pro Plusのほうがより見た色に近いものになっています。

 

f:id:hayaponlog:20210928102403j:plain

f:id:hayaponlog:20210928102429j:plain

夜景モードにてそれぞれ撮影。ホワイトバランスの優秀さと白飛びしないように補正されているのがわかる。



X70 Pro Plusでは長時間露光を生かしたモードが充実している。

 

フォトスタイルを変えるだけで簡単に光の軌跡を描いたりできるので、使い勝手によっては面白いだろう。

f:id:hayaponlog:20210928102019j:plain

長時間露光モード フォトスタイル「ナイトグラフィティー」カラー「サイバーパンク」

この機能はX70シリーズでしかできないことから、V1チップの恩恵を受けている部分だと思われます。

 

フレアは恐らくレンズ面の汚れか何かだろう。

高性能ゆえに定期的なクリーニングが必要と言える。

f:id:hayaponlog:20210928102841j:plain

f:id:hayaponlog:20210928102900j:plain

フォトスタイル「星空」にて


X60 Pro Plusでも話題となった「星まで撮れる」夜景モードは今回も健在だ。

夜景モードは三脚検知でだいたい明るい街中で5~12秒、暗いところで30~36秒といったところだ。手持ち撮影ならものの数秒でサクサク撮れるのも魅力だ。

 

f:id:hayaponlog:20210928102711j:plain

X70 Pro Plus 夜景モードにて

f:id:hayaponlog:20210928102750j:plain

VIVO X60 Pro Plus 夜景モードにて

この二機種を比べると空の色の違いはあるが、これは設定である程度補正できる。

 

星空撮影のフォトスタイルとしては星の軌跡をオートで撮影してくれる機能も備える

デフォルトで露光は2時間、最低30分が必要となる。

 

 

動画撮影性能も強化。ジンバル撮影などもそのまま、今回は目玉機能として「水平線補正モード」がある。

撮影できるものはこんな感じでいたって普通なのですが。

 

撮影してる本体は90度傾けても補正し続けるというもの。

360度回しても補正してくれるバケモノです。

 

とても上の動画がこのようにして撮られたといっても????としかならない。

Micro PTZを用いた撮影も魅力だ。ブレがほとんどない撮影ができる。

 

カメラだけではない。全方位に進化したVIVO X70 Pro Plus

 

f:id:hayaponlog:20210928110638j:plain

X60 Pro Plusの惜しいところとして挙げていたのが「カメラ以外はハイエンドスマホとは呼べない」という点だ。

 

カメラ性能は高いが、エンタメ機能などは微妙なところで防水にも非対応だった。

 

今回はそこに改善が入り、ハイエンドスマホと呼んでいい仕上がりとなっている。

f:id:hayaponlog:20210928103940j:plain



画面は前モデルから少し大きくなった6.78インチに

画面解像度はWQHD+と向上しハイエンドスマホらしいものに。

 

ディスプレイはサムスンのE5 AMOREDと呼ばれるものを採用している。

10億色の色表現、120Hzの高フレームレート対応と言ったところは文句なしです。

 

LTPO技術も盛り込まれAQUOS R6のような1~120Hzまでフレキシブルにリフレッシュレートを可変させることが可能だ。

 

www.hayaponlog.site

 

 

画面はエッジスクリーンなので持ちやすい。

とはいえ、大きさ的にはGalaxy S21 Ultraクラスとなるので持ちやすさの点では評価は割れるだろう。

 

X60 Pro Plusに引き続き、本体背面はレザーとなっている。

※ブラックはガラス筐体となる。そのためこのカラーだけ重量も異なる。

f:id:hayaponlog:20210928104330j:plain

X60 Pro Plus比較でも一回り大きくなっている。

 

 

プロセッサーはQualcomm Snapdragon 888+を搭載。

Snapdragon 888に比べてCPU/GPU性能が微増、AI処理性能が向上している。

 

メモリも8または12GBと必要十分ながら、X70 Pro Plusではストレージの最低容量が256GBとなっている。

 

発熱が気になるところだが、実際のところ発熱は多いと言える。

X70 Pro Plusでは冷却機構が改善され、液冷ヒートパイプ式になったことから「フレームが極度に熱くなる」ということは少なくなっている。

 

結果として本体全体で熱を逃がすものになってるので熱く感じるのだと思います。

 

 

性能はフラッグシップというだけある。ミリシタくらいではびくともしない。

 

f:id:hayaponlog:20210928105841j:plain

 

スピーカーもステレオスピーカーに。

ファーウェイもP50 Proでやっと載せてくれたので、後追いながらこちらにも載ったのはうれしい限りだ。

 

 

そしてIP68の防水に対応。

X60 Pro Plusでもここが惜しいところだったので、より撮影の幅がグッと広がります。

 

 

普段使いのしにくさからお勧めできないが、カメラ性能はすばらしいX70 Pro Plus

 

これに関しては前回レビューしたX60 Pro Plusと全く同じものが当てはまる。

 

理由としては

 

日本語に難ありのため(ロケールはあるが、中華フォント)

 

VoLTE非対応のため

 

のあたりだろう。

 

日本語のフォントがいわゆる中華フォントなので、表示面で違和感を感じることは少なからずあるだろう。

 

また、一部項目が中国語表記になったりしているところもある。

 

 

特に後者のVoLTEがリージョンロックされてるのが致命的で、これは4G通話ができるか否かというところに関わってくる。

 

そのため、VoLTEに完全移行したauやUQ mobileではまともに使えません。

 

また、ドコモ系も5G契約となると3G回線をつかまなくなるため、基本的に現行契約ではVoLTEオンリーとなります。

 

5G契約ではau同様にまともには使えません。

 

OCNなどのMVNOを使う手もあるが、3G回線は使えなくなるアナウンスがされてることから長くはつかえないだろう。

 

しかも、X60 ProPlusではいわゆるVoLTE化ができたようだが、現状X70 Pro Plusではできないようである。

 

ちなみにソフトバンク系は問題なく使用できるが、通話は3Gオンリーとなる。

 

楽天モバイルはデータ通信はできるが、通話はできないようだ。

 

といった点がとにかく使いにくいといえる。

 

 

それとは別にX70 Pro Plusで感じたことは

 

・電池持ちが悪い

・発熱がある

・一部アプリと相性が悪い

 

上二つに関しては正直X60 Pro Plus比較でも悪いです。モノはいいだけに惜しい。

 

これについてはVIVO V1チップを積んでるからではないか?という指摘もある。

確かにカメラ使用時が一番バッテリーの消費が激しかったような。

 

発熱は体感的なものもあるが、X60 Pro Plus比較でも熱くなることが多いと言える。

今のところ熱落ちの挙動はしてないが、シチュエーションによってはX60 Pro Plusよりも不安定だったりするかもしれない。

 

 

アプリに関してはOrigin OSとの相性が悪いのかTwitter公式クライアントをはじめとした一部アプリがよくフリーズしたりする。

 

筆者のX70 Pro Plusも最初は良かったものの、購入してから既に2回のOrigin OSアップデートがきており、その2回目に来たやつを適用したらTwitterが落ちるようになってしまった。

 

Origin OSも比較的アップデートが多いもので不具合修正は早いのだが、この手のものの不具合はなかなか修正されない。

そもそもどちらが悪いのかすらよくわからない。

 

他にもOrigin OSでは「アプリによっては通知がうまく来ない」「GPSのつかみが良くない」と言ったことも報告されているようだ。

 

それでも、前述の通りのカメラ性能のもつ魅力がこの使いにくさを超えるのであれば...買っても後悔することはないでしょう。

 

 

最後に、X70 Pro Plusはカメラで選ぶならマストバイ、スマホで選ぶなら別を選べ

 

VIVO X70 Pro Plus

 

スマホにおけるカメラ性能なら現時点ではひとつ飛びぬけたものを持っていてると言ってよいだろう。

 

特に夜景モードの多様さ、ZEISSナチュラルカラーの採用で彩度高めの中華スマホチューニングとも異なる絵が出せる。

 

V1チップを用いたコンピューテショナル・フォトグラフィー

 

動画の手振れ補正の優秀さ。

 

オートでもマニュアルでも遊び要素のあるとても良いスマホだ。


f:id:hayaponlog:20210928121649j:image

マニュアルモードもX60 Pro Plusより充実している。

普通の人が求める範囲内ではこれ以上のものを見つけ出すのは難しいだろう。

 

望遠性能はやや弱いので暗がりや屋内メインならP50 Pro

屋外メインではGalaxy S21 Ultraを組み合わせるとよいでしょう。

 

www.hayaponlog.site

 

www.hayaponlog.site

 

 

 

まさにこの通り。写真を撮るのが楽しくなるスマホです。

 

スペックもハイエンド、画面もE5 AMOREDで文句なし、ステレオスピーカーに防水機能もしっかり備える。

 

妥協のないハイエンドスマホと言えるだろう。

 

それでいてお値段は5499元(約9.3万円)~というハイエンドながらリーズナブルなのも魅力的と言えます。

 

日本への直輸入でしたらざっくり10.5万円ほどとなります。お安い

(ファーウェイのP50 Proは6499元でしたから、お得ですよね。)

 

ただ、スマホ...電話機として使うにはあまりにハードルが高い。

Googleサービスの使えず5G非対応のP50 Proのほうがまだ「スマホ」としては使えます。

 

VoLTE非対応というのがあまりにも普段使いでは壁です。

 

また、X60 Pro Plusの上位互換かと言われると「完全な」ではないように感じます。

 

まず、サイズ感はX70 Pro PlusがGalaxy S21 Ultraなどの大画面機に対してX60 Pro Plusは一回り小さいものとなる。

サイズ感はファーウェイのP30 ProやP50 Proに近いものとなってます。

 

そのため、後者の方が手になじむというユーザーも多いだろう。

 

X60 Pro Plusは防水でないことがいい意味でも作用し、長時間の動画撮影ではX70 Pro Plusよりも優位かなと思うところはあります。

 

また、Origin OS周りの最適化や不具合修正も少しずつ行われてはいるものの、トータルではX60 Pro Plusよりも不安定な要素もあります。

 

もう少し様子見でも...いいのかな。と個人的には思います。

 

現時点ではコンパクトなスマホとの2台持ちがベスト

 

iPhone 13 miniなどのコンパクトなスマホと組み合わせるとよいでしょう。

 

www.hayaponlog.site

 

 

それでは、ファーストインプレッションでした。